山内
塩縮加工リネンニット・Tシャツ
塩縮加工リネンニット・Tシャツ
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塩縮リネンニットの独特な質感・表情が、有松絞り(ボウムラ絞り)の独特な柄と⾮常に相性が良く、とても⼒強さを感じるアイテム。
ベージュは総絞り、ネイビーとブラックは後ろ⾝頃と後ろ袖に絞りを使⽤している。
前から⾒ても少し後ろ側の柄が⾒えるように、前⾝頃に後⾝頃が覆いかぶさるようパターン設計し、平⾯的になりがちなTシャツに⽴体感をもたせている。
material
表地:麻 100% (近江産)
⽣地の裏側に⼿を当てると⼿が透けて⾒えるほどの薄⼿の近江産コットンリネンを、強塩縮加⼯する事で強烈に⽬が詰まり、縦横30%程⽣地が収縮する。
縮まる際に⽣地全体に出てくるランダムなシワとドライな表⾯が、どこか和紙のようでもある。
全ての⽣地が同じような塩縮後の表情になるわけではなく、⽷、組織、染⾊⽅法、⾊々な条件により仕上がりが左右するため、今まで幾度となくテストを繰り返してきた中で、シワが強すぎて主張しすぎるわけでもなく、弱すぎるわけでもなく、また安定して同じ⾵合いに上がるこの⽣地に⾏き着いた。
もっと奥深いところでまた⼿に取り着⽤したくなり、⼀⾒すると少しの変化に感じるが、 あえてその程よく品のあるバランス感覚を⼤事にモノづくりをしている。
この⽣地はそんな感覚に常に正してくれる⼭内になくてはならないテキスタイルの⼀つ。
愛知県には絞り加⼯で栄えた有松という町がある。
⽇本中どの産地も抱えている後継者問題に直⾯し、有松絞りの職⼈さんは年々減っていき、今ではほんの⼀握りの⽅々しか残っていない。
山内ではブランドスタート当初から加⼯場の5代⽬になる⽅と⾊々な絞りの可能性を探っている。
素晴らしい伝統⼯芸品である有松絞りの美しさや楽しさを、少しでも広めていきたいという思いから1シーズンに⼀つは有松絞りを取り⼊れたアイテムを提案できるようにしている。
その瞬間でしか出来ない世界で⼀つとなる柄を楽しみ、江⼾時代から続く有松絞りの歴史を想い、感じて頂ければ。
size
3:着丈75 / 後肩幅55.5 / 胸囲115 / 後桁丈29







