生かす

2023年11月27日

こんばんは。池田です。

使っていないハンガーラックをどう生かすべきか模索してから、かれこれ1年ほど経ってしまっています。
もしかしたらもうひとつ増やすことがあるかもしれない、POP UPなどで使うかもしれない、と保険をかけて購入したものの、生かすことができていない現状。
生かす方法を探しつつ、これ以上ハンガーラックがあると、窮屈な雰囲気になってしまいそうで悩ましいんですよね。
奥であれば大丈夫かな、と思いつつ、通路が狭くなってしまうかな、と思いつつ。
バックヤードにあっても場所をとってしまうだけなので、どうにか生かす方法を見つけないといけなそうです。

と同時に、自宅の洋服収納においても模索中。
ラックなどを購入して、ほとんど使っていない机のスペースを生かすしか道はなさそうなんですよね。
特にニットが多いと嵩張ってしまうので、どうしたものかと。
ニット好きな方はどのように収納されているのでしょうか。
とにかく収納するスペースを増やす以外にないのですかね。
年末年始までにどうすべきか決めて、年末年始の連休で解決できればと思っている次第です。

年末年始の貴重な連休をどう生かすべきか、と計画を立てながら、本日はSAYATOMOの2-Tack Corduroy Painter Pantsのご紹介を。
様々な要素を生かすことで生まれる魅力。

連続してSAYATOMOのアイテムをご紹介しているので、まずは簡単に共通している部分から。
3型共通しているのがウエスト周りです。
ベルト部分には帯を表現するためのピンタックが入れられており、両サイドにはゴムに加えて、バックルで調整が可能な仕様になっています。

ただ、共通しているとはいえ、コーデュロイを使用したアイテムとしては、22AWから変更されている部分もあります。
それがバックル部分の生地。
22AWではメインの生地同様のコーデュロイが使われていましたが、今季はメインよりも細畝のコーデュロイが採用されています。
そうすることでより締めやすくなるんですよね。
正直22AWではそこに若干の煩わしさを感じてしまっていたので、その課題を生かすアップデートは嬉しい限り。

というわけで、こちらはコーデュロイ生地で仕上げたペインターパンツです。
デザインとしてはペインターパンツの要素をしっかりと残しており、ツールポケットやハンマーループといったペインターパンツらしさを感じられるもの。
ものによってはダブルニー仕様になっているものもありますが、こちらではその仕様にはしないことで、粗野な雰囲気を抑えているでしょうかね。

2-Tack Cotton Nylon Military Pantsではボックスタックでしたが、こちらはインタックとなっています。
インタックにすることでコーデュロイではあるものの、ややすっきりとした腰回りに仕上がっているかと。
やはりこのタックを生かすことで、SAYATOMOらしさや品のある雰囲気が感じられ、ペインターパンツといえどカジュアル過ぎない1着になっていますね。

ここに使用されているが9Wコーデュロイ。
太すぎず、細すぎず、な程良い太さと厚みといったでしょうか。
僕は全く気にしませんが、流行り廃りに左右されなさそうですね。

そのコーデュロイは天然素材の風合いを生かすように表現された生地。
染色工程に長い時間をかけていたり、表情や風合いを生かすために天日干しで乾燥させていたり、とこだわられた仕上げになっています。
そのため、光沢があり、ここでも品のある表情を感じていただけるのではないでしょうか。
この生地感も良い意味でペインターパンツらしからぬ雰囲気を感じさせる要因になっているかと。

サイズ感もSAYATOMOらしくゆったりとしたストレートシルエット。
22AWのアップデートから、既に安心感のあるシルエットになってきているな、と個人的には感じてしまっています。
何でも合わせやすいんですよね、SAYATOMOのパンツは。
困ったら選びがち。

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そして色味はBROWN、NAVY、CHARCOALの3色。
BROWNはややいなたさが香り、渋さが残ったような雰囲気ですかね。
NAVYはなんだか洗練されているかのような表情をしているでしょうか。
言わずもがな、と言ってしまいそうなCHARCOALはほとんど黒と言っても良いほどで、どしっと構えた安心感があるかと。
いなたさ、洗練、安心感、それぞれ感じられる良さが異なり、なかなかに悩ましいですが、僕はNAVYに1票入れようかと。
コーデュロイのパンツでNAVYは持ってないのでね。
知らんがなですね。