ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

ひとやすみ

こんばんは。池田です。

気付くともう4月も終わりに差し掛かっているんですね。
4月が終わると2024年も4分の1が過ぎるという事実に驚いてしまいます。
いやはや、早過ぎますね。
年始の展示会回りから2ヶ月ほど経っていますが、ひとやすみする間もなくここまで来てしまいました。
ここらでひとやすみする時間を頂こうかな、なんて気持ちも芽生えてしまいます。
でも、営業しないと、という気持ちももちろんあるんですけども。
心の中のせめぎ合いが勃発中。
いつ腹を括ることができるのやら。

そうせめぎ合いが勃発している中、今季の入荷はひとやすみどころか、ほとんど完納となりました。
というわけで、今が1番充実したラインナップになっているかと。
僕も皆さんと一緒に楽しみを分かち合いたいところですが、そうもいかないのが残念でなりません。
そんな悲しみに暮れてしまっているので、やはりひとやすみしようかな、なんて。
兎にも角にも、春らしい気温も増えていくので、春夏のアイテムを存分に楽しんでいただければ。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

ひとやすみしていたら気が抜けてしまいそうだな、と危惧しながら、本日はsatouのengawa skipper shirtのご紹介です。
今季もひとやすみしたくなる1着。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

こちらはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、23SSでも展開していたスキッパーシャツです。
もちろんそっくりそのまま展開しているわけではありません。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

それでもイメージしている情景は同様になりますので、まずはそこから。
全体のイメージされているのが、畑仕事を終えて縁側で麦茶を飲みながらひとやすみしている情景です。
何ともsatouらしい情景ですよね。
お爺ちゃんとお婆ちゃんがひとやすみしている情景を想起するだけでもなんだかほっこりしてしまいます。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

そのイメージが落とし込まれたスキッパーシャツは、23SSでは花柄が採用されていましたが、今季は全体に円があしらわれています。
縁側の”えん”とかけているのか、もしかして『えん -en-』仕様の”えん”なのか、と勝手に妄想してしまっているのは秘密です。
間違いなく後者はあり得ないんですけども。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

そんなひとやすみするかのような無駄話はさておき、この円は全て統一されているわけではなく、それぞれ線の太さが不揃いとなっています。
また勝手な妄想になってしまうのですが、個人的には日食に近しいかな、と感じてしまいました。
日食ではないにしろ、不揃いになっているからこそ、ほっとひとやすみすることができる空気を纏えているのではないでしょうか。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

また、この円柄生地は23SSと同様の生地。
生地自体はリネン100%となっており、そこに施されているのが「マンガン絣」です。
この「マンガン絣」は新潟にある1社でしか生産することができない伝統的な染色技法。
詳しくは僕が書くよりも調べていただいた方が良いかと思いますが、とにかく手仕事で非常に手間のかかる技法です。
伝統的な技術を取り入れるところにsatouらしさを感じ、同時にこのような伝統技術が廃ることがないように祈るばかり。
時にはひとやすみしてでも残していただきたいものですね。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

加えて、ボタンの仕様も変わっています。
今季は竹のボタンを採用。
そのため、より和の雰囲気を感じさせる表情になっているかもしれませんね。
個人的には竹にすることでsatouらしさが底上げされた気も。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

サイズ感に関しては、23SSと同様に身幅にボリュームを取った設計ですが、やや着丈は短くすっきりとした姿に仕上げられています。
着丈が短めな分、より身幅のボリュームが際立っているかもしれません。
もしかしたら、これぐらいの方が縁側にも座りやすく、ひとやすみしやすいかもな、とまた勝手に妄想。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-

そして色味については、今季はoffのみ。
blackももちろん良かったのですが、リネンとマンガン絣をより感じられるのはoffかな、と思ったので。
リネンが使われた白に限りなく近い生成りのような色味は、温かみや柔らかな雰囲気を感じていただけるはず。

と、つらつら書いていますが、ご紹介前にLが完売してしまい、Mのみとなりますのでご容赦ください。

ひとやすみ|engawa skipper shirt|satou 24SS|えん -en-
engawa skipper shirt ¥36,300 (in tax)

着るとひとやすみしたくなる気持ちを助長してしまう、ある意味危ない存在かもしれませんね。
ついついひとやすみしたくなるような、ほっこりとした表情が魅力のsatouのengawa skipper shirtを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

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    のよう

    より洋服のように。

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    偏屈の偏見と偏愛。

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    それでも

    それでも同様に。

    それでも

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