陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

陰り

こんばんは。池田です。

ようやく秋らしさを感じられる気温になってきましたかね。
風が強いのはもちろん嫌ですが、秋を楽しめる気温になったので許すことにします。
気温が下がった上に陰りの場にいると肌寒い、とも感じられるほど。
これこれ、と嬉しくなるばかり。
なんて言っている間に、すぐ冬が来て、寒い寒い、と嘆いている未来が見えてしまいますね。

秋らしい陽気になってきた中、世の中の様々な情勢は陰りが見られる状況が続いていて、ニュースを見ているのが嫌になってしまいます。
もう少し平和なニュースを見ていたいんですけどね。
暗いニュースを見ていると、どことなく表情に陰りが出てしまいそうですし。
表情に陰りが出てこないように、楽しい毎日を過ごしたいものです。

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Instagramの撮影で下ばかり向いているから陰りが出ているのでは、と自らの分析結果に落胆しながら、本日はYASHIKIのGinrei Knit Coatのご紹介です。
暗い陰りがむしろ魅力の1着に。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

いつものことながら、まず全体のイメージとして『銀嶺』が落とし込まれています。
この『銀嶺』は雪が積もって銀白色に輝く山という意味。
何故かわかりませんが、雪が積もった山の方が魅力的に映ってしまうんですよね。
紅葉も良いですけどね。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

そんなことはさておき、こちらはYASHIKIのAWでは定番的に展開している、和と洋の要素を合わせた作務衣型のコートになります。
定番的に展開しているとはいえ、編み柄が毎シーズン全く異なるので、また違った魅力を感じられる仕上がり。
毎シーズン欲しくなってしまいますが、既に数着持っていたり、そもそも自転車通勤だから出番が少なかったり、と諦めざるを得ない現状が残念でなりません。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

そんなこともさておき、雪が積もり始めた白山連峰の銀嶺風景が表現されています。
その白山連峰の白と黒の対比になった山々に、はっきりとした陰りが現れた情景をイメージ。
雪が積もった山とそうでない山の対比によって、遠近感がより出た奥深い情景が想起されるでしょうか。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

山々に降り注ぐ雪を表しているのが、最も特徴的と言っても過言ではない、襟を含めた中央部分。
縦のラインが協調されることで雪が降り注いでいる情景が表されていることに加え、この中央部分は2枚仕立てになっており、よりボリュームを出した仕様になっています。
そのおかげでふっくらとしたような印象となり、雪が積もっている情景をより感じられるような気がしています。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

雪が降り注ぎ、真っ白になった白山は、身頃上部の天竺編み部分で表されています。
面積があまりないことで、遠くから眺めているのかな、なんて思わせますね。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

一方の身頃下部では、山の陰りを編み地で表しています。
交差したような編み地にすることによって、連なった山々の陰りが表現されている、といったところでしょうか。
こちらは面積が大きいため、もしかしたら陽がかなり低い時間の陰りが表現されているのかもしれませんね。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

降り注ぐ雪が表現された襟部分は、スタンドカラーのような仕様になっていますが、折り返すことでショールカラーのようにも着ることも可能です。
スタンドカラーの状態の場合、インナーは見えにくいため、インナーを見せたいスタイルの時はショールカラーにする、などそれぞれ楽しめると思いますよ。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

サイズはFREEのゆったりシルエット。
幅広い方に着ていただけるサイズ感ですし、厚手のインナーも着ることができる優秀加減かと。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-

そして色味に関しては、BLACKが早々に完売してしまったため、MOCHAのみになってしまいました。
仕方なし。
もちろんBLACKは言わずもがな、な色味ではありますが、MOCHAは重たい雰囲気を感じないことが魅力かな、と思います。
僕も過去のシーズンのもので両色持っていますが、MOCHAは品のある雰囲気も出ますし、いなたい方向性に持っていくこともできる気がしています。
何を言ってもBLACKは諦めるしかなくなってしまった、ということで。

陰り|Ginrei Knit Coat|YASHIKI 23AW|えん -en-
Ginrei Knit Coat ¥64,350 (in tax)

暗い陰りが出てしまった表情も明るくしてくれそうな存在。
暗い陰りを表現していながらも、陰りどころか陽の光の温かみを感じられる仕上がりのYASHIKIのGinrei Knit Coatを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

  • のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

    のよう

    より洋服のように。

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    より洋服のように。

  • 偏|24AW style|山内,KUON,satou,Fujimoto,OPPOSE DUALITY,INNAT,YASHIKI,ULTERIOR,POLYPLOID|えん -en-

    偏屈の偏見と偏愛。

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  • それでも|Akane mohair Cardigan|YASHIKI 24AW|えん -en-

    それでも

    それでも同様に。

    それでも

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