差|HUNTING COAT,BOA FLEECE LINER VEST|INNAT 23AW|えん -en-

こんばんは。池田です。

自転車通勤していると猛暑の時は汗はもちろん、日焼けも大敵。
日焼け自体が嫌いなわけではないのですが、そもそも似合わないんですよね。
なので、基本的には夏には日焼け止めを塗って通勤しています。
しっかり塗っているつもりではいるものの、若干焼けてしまい、さらに左右で日焼け具合に差が出てしまっていて、なんだか違和感を感じるようになってしまいました。
さらにさらに春に長袖を着ていた時には、手の甲だけ少し日焼けしたせいで、手の甲、手首から肘あたりまで、二の腕、と3段階の差が発生。
一層日焼け止め塗らずに通勤するか、と思いつつ、やはり焼けたくないので、来年に向けて対処方法を探ろうと思います。

日焼け止めを塗るような僕からは遠い存在ですが、ここ最近はなんだかスポーツの盛り上がりが高まっているような気がするのですが、気のせいでしょうか。
少し前までは海外との力に差があったのが、だんだんとその力の差がなくなってきているような気がしてしまいますね。
何が要因なのかは全くわからないですし、そもそもニュースでハイライトを見ている程度なのですが。

差|HUNTING COAT,BOA FLEECE LINER VEST|INNAT 23AW|えん -en-

何事も差別化を図るよりも個性を伸ばしていった方が良いのでは、なんて偉そうなことを考えながら、本日はINNATの HUNTING COATとBOA FLEECE LINER VESTのご紹介を。
差を感じる部分も楽しめるアイテムたちかと。

差|HUNTING COAT,BOA FLEECE LINER VEST|INNAT 23AW|えん -en-

まずはHUNTING COATから。
デザインのソースは某アウトドアブランドのハンティングジャケット。
60's〜70'sのハンティングジャケットが実際のソースですが、そこまで古くないハンティングジャケットを古着で見かけることも多いのではないでしょうか。
かく言う僕も古着で某ブランドのハンティングジャケットを所有しています。

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ハンティングジャケットというと、ダック地を採用していることが多いように思いますが、こちらではモールスキンを使用しています。
このモールスキンは高密度に織られており、厚みのある生地感。
さらにスエード起毛の加工も施されているため、しっとりと柔らかな生地感に仕上げられています。

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そこにハンティングジャケットらしく、襟や袖裏、ポケット裏などの要所要所にコーデュロイがあしらわれています。
襟にはスタンドカラーでも着ることができるようにボタンも付けられているので、その時々で畝を見せたり、見せなかったりできる仕様に。

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続いて、BOA FLEECE LINER VEST。
こちらは継続して展開していたキルトのLINER VESTから派生したアイテムになります。
これまでのキルトのLINERアイテムたちのように、HUNTING COATとアジャスト可能です。
そのため前端と襟ぐりのホールのデザインは踏襲されています。

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先シーズンなどでも書いていたり、Instagramで投稿した画像などにもあったかと思いますが、インナーとしてはもちろん、アウターの上にレイヤードするスタイルもできるので、様々な楽しみ方のある1着。
特に今季はインナーとして着ると、丈に差が生じて、ライナーが顔を出してくれるんですよね。
この差が個人的には好きなポイント。

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生地に関しては、今季はとある事情からキュプラが使用できなくなってしまったため、ウールボアフリースを採用。
このウールには、ウルグアイ産ウールを原料を使用しており、自然な色味の梳⽑糸で編み上げられ、ウールボアフリースとして仕上げられています。

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一見すると重そう、と感じられるかもしれませんが、そんなことは全くなく、むしろ非常に軽い仕上がりです。
軽くてしっかり暖かい、まさに冬のお供として寄り添ってくれそうですね。
アウトドアブランドなどでよく使用されるのはポリエステルのボアのため、どうしてもギア、テック、といった印象が付き纏ってしまうかと思いますが、こちらはウールを使用している上に、ナッピング加工を施すことで、まさに羊かのような生地感を再現しているため、自然な表情を映し出してくれています。
ギアやテックといった雰囲気が苦手な方にとっては朗報かもしれませんね。

差|HUNTING COAT,BOA FLEECE LINER VEST|INNAT 23AW|えん -en-

色味については両アイテムともBrownのみ。
HUNTING COATはCharcoalが完売してしまったので。
今季のBrownには柿渋を染料に、ボタニカルなハイブリッド染めを施しています。
同じ色味で染めていても、生地が異なるだけで染まり方に差ができるのも、なんだか興味をそそられてしまいます。
レイヤードした際には、丈の差だけでなく、色味の差も生じることで奥行きのようなものを感じられるでしょうか。

差|HUNTING COAT,BOA FLEECE LINER VEST|INNAT 23AW|えん -en-

丈の差、色味の差、それに加えて生地感の差も楽しみたいところですね。
HUNTING COATのしっとりモールスキン、BOA FLEECE LINER VESTのもこもこボアフリース。
レイヤードするだけでこれだけの差を楽しめるなんて、両方買いたくなってしまいますよね。
いやはや、困ったものです。

差|HUNTING COAT,BOA FLEECE LINER VEST|INNAT 23AW|えん -en-
HUNTING COAT ¥72,600 (in tax)
 
差|HUNTING COAT,BOA FLEECE LINER VEST|INNAT 23AW|えん -en-
FLEECE LINER VEST ¥60,500 (in tax)

他との差を比べるのではなく、差を楽しもう、そう思わせてくれますね。
差を大いに楽しむことができ、物欲を刺激してくる罪深いINNATのHUNTING COATとBOA FLEECE LINER VESTを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

  • のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

    のよう

    より洋服のように。

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  • 偏|24AW style|山内,KUON,satou,Fujimoto,OPPOSE DUALITY,INNAT,YASHIKI,ULTERIOR,POLYPLOID|えん -en-

    偏屈の偏見と偏愛。

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  • それでも|Akane mohair Cardigan|YASHIKI 24AW|えん -en-

    それでも

    それでも同様に。

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