から
こんばんは。池田です。
今週は早くもボロ市が開催されるんですね。
もう先月の開催から1ヶ月が経つなんて信じられません。
何はともあれ、今のところ天気は崩れなそうですし、むしろ16日は気温が高めなのでひと安心といったところ。
4日前からの天気予報なんてあまり信じていないということは秘密にしておかねばですね。
それにしても真冬開催ということもあり、毎年ボロ市が終わると手の乾燥が酷すぎてかさかさを通り越して切れてしまうのが困りごとだったり。
というわけで今年のボロ市からはハンドクリームを手放さずに塗り続けようと思います。
最初から心掛けておけば良かった、と少し後悔の念を抱いている中、年末年始から読み返していたシャーマンキングを読み終えることができました。
何かと邪道だなんて言われたりするシャーマンキング。
それでも僕からすれば好きな作品のひとつなんですよね。
大袈裟な描かれ方が多すぎないか、何度生き返れば気が済むのか、重要な部分が省かれて急に時間が経っていてどんな時間系列なのか、辞退したのに何故再度参加できるのか、最終的に王にはならないのか、などなどと確かにあらゆる部分から疑問符が生まれてしまうことも事実。
ではありますが、個人的にはその良い意味でまとまっていないあたりが好きだったりするんですよね。
好みではない方からするとそれはよくわからないかもしれませんが、好みはそれぞれということで。

誰からも批判は受け付けません、と好みを突き通すことにしながら、本日はYASHIKIのKokuu Collar Cardiganのご紹介を。
冬から春へと移り変わる情景が目に見えるような仕上がりの1着かと。

昨日の『出す』で26SS全体のテーマはご紹介したので、まずはこちらのアイテム全体のイメージからということで、全体でイメージされているのが『穀雨』。
もはや最初からおわかりかもしれませんが、はい、もちろんそんな単語は存じ上げませんでした。
どうやら『穀雨』は”穀物の成長を促す恵みの雨が降る晩春の時期”を指すとのこと。
なるほど、穀物が落ちてしまうほどの強雨という僕の予想からは真逆の意味でした。
お恥ずかしい限り。
いつものことなので気を取り直しまして、こちらでは『穀雨』として春から冬へ移り変わる際のしとしと降る雨が大地を潤していく情景がイメージされています。
それを”冬をとかしていく”なんて表現をするあたり、流石矢鋪さんといったところでしょうか。
意図しているのかわかりませんが、あえて平仮名で”とかしていく”とされているところからも惹かれてしまったのは、そう、僕です。

僕の惹かれようはお気になさらずということで、主だっている身頃の鹿の子編みはSenshun Zip Hoodieと同様に春から冬への移ろいに見られる細かくざらついた雪が表現されています。
そう聞いてしまうとどこからどう見てもそれにしか見えなくなってしまうでしょうか。
ほとんど毎シーズン鹿の子編みのアイテムが展開されており、シーズン毎に何かしらの細かなものが落とし込まれていますが、毎度その落とし込まれ方から新鮮さを感じられるのが不思議なところ。

そこから横に目を向けてみると、肩から裾にかけてぽこぽことした凹凸と縦線の編み柄が配されいます。
ここで表されているのが雪が溶け出して水がちょろちょろと流れているさま。
勝手な個人的解釈としてはぽこぽこ凹凸で細かな雪が表されており、それらの雪からだんだんと水になってちょろちょろ流れているところが縦線で表されていると思っています。
誤っていたら申し訳なし。

さらに横に目を向けて身頃脇部分を見てみまして、こちらでは斜線柄によって冬の雪から春の雨へと変わった柔らかな雨が表現されています。
斜線柄からはどことなく強雨を想起してしまうかもしれませんが、あくまで春の柔らかな雨ですのでお見知りおきを。
縦線よりも斜線の方が雨を想起させやすいということで。
それらの編みについては安心安定のYASHIKIならではのプレーティング編みが採用されています。
もはや書くまでもないかもしれませんが、表裏で異なる色味の糸を使用した編みの手法がプレーティング編み。
おかげでプレーティング編みからは奥行きのある表情を感じていただけるはず。

サイズ感についても書くまでもないかもしれませんが、程良くゆとりをもたせた設計となっています。
そろそろ程良くゆとりをもたせた設計というご説明から離れた方が良いと思いつつ、稚拙な僕ではそれからはこれからも離れることができなそうなので引き続き受け入れていただければ。
兎にも角にも、前に出過ぎることなく、邪魔することなく、それでいて控えすぎているわけでもなく、上手い立ち回り方を知った存在と言えるでしょうね。



そして色味についてはMIX-GRAY、GREIGE、BLACKの3色をセレクト。
MIX-GRAYはよりプレーティング編みからの恩恵を受けて奥行きある色味となっていますかね。
GREIGEは所謂グレージュからは少し離れた茶色がかった印象も受けたり、受けなかったり。
最後のBLACKはどこからでも安心させてくれる包容力を持ち合わせているといったところ。
どの色味にせよこれからのお供として寄り添ってくれること間違いなし。
どこからどう見ても魅力が伝わるようにしていかねばですね。
春から冬への移ろいをイメージし、これから溶け出していく細かな雪や、細かな雪から溶けて流れていく水に加えて、冬の雪から変わった春の柔らかな雨が落とし込まれた、間違いなくこれから寄り添い続けてくれるYASHIKIのKokuu Collar Cardiganを是非。
