余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

余韻

こんばんは。池田です。

今日ははっきりとしない天気ではありますが、一気に季節が進んだかのようですね。
日曜日の予想気温を見ると、本当に秋がなくなってしまったのでは、なんて思ってしまうほど。
秋の快適な陽気の余韻に浸りたいところですが、余韻に浸るどころか、秋をほとんど感じられていないですし。
こうなってしまうと薄めの長袖アイテムを楽しむ暇すらないので、困ったものですね。
セレクトするアイテムにも影響が出てきそうです。

そんな一気に季節が進んだ前日の定休日には、久しぶりに銀座に行ってきました。
あるものが欲しくて某有名セレクトショップに行った後には、なかなか行かない銀座ということもあり、先輩方のショップに挨拶回りにも。
銀座は海外の方がかなり増えたな、という印象でしたが、実際に先輩のお話を聞くと、インバウンドが絶好調とのことでした。
歩いている方を見るとショッパーを携えて歩いている方が多い多い。
楽しいお買い物の余韻に浸っているかのような海外の方の表情を見ていると、ようやく日常が戻ったな、と安心してしまいました。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

インバウンドの売上が凄まじくて、その嬉しさの余韻に浸ってたこともあったな、なんて懐かしみつつ、本日はULTERIORのOLD DENIM WIDE PANTSのご紹介を。
余韻を残しながらも、な仕上がりに。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

まず、こちらは40インチほどあるチノパンがベースとなっています。
僕も学生の頃に行ったパリの古着屋さんで44インチのチノパンを購入して、今でも穿くことがあるのですが、どんな体型の人が穿いていたんだ、という興味が湧いてしまうほど。
さらに僕のは股下が短めなので、より興味をそそられてしまいます。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

パリ旅行の余韻から醒めまして。
その太くて野暮ったいイメージのあるチノパンを折り畳んだかのようなデザインになっています。
折り畳まれたような前身頃は非常に印象的ですね。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

ただ単に折り畳まれたようなデザインになっているわけではなく、その部分がプリーツになっている点も見逃せません。
ベースが40インチということで、かなり深めのプリーツとなっているため、立体感のあるシルエットになる良い役割を担ってくれていますよ。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

プリーツによる立体感もさることながら、個人的に好きな部分がコインポケット。
以前ご紹介したFUJIのSelvedge Straight Denimに近しいのですが、折り畳まれてしまったことでコインなんて入らないサイズになってしまっています。
以前まではコインポケットだった、と過去の余韻に浸っているかのよう。
この機能性皆無なディテールがなんだか愛らしい。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

プリーツとともに特徴的な点が両サイドのポケット。
サイズが大きいだけに深いポケットにベースの40インチの余韻を感じられますね。
深すぎるとそれはそれで物が落ちやすいなど使いづらさが勝ってしまいますが、そこにリベットを打ち込むことで、機能性を上げつつ、ひとつのデザインとしても昇華されています。
これはULTERIORらしい憎い演出。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

また、ここに使われているのは11ozのデニム。
経糸には青みをうっすらと感じるブラックにロープ染色を施しています。
その糸を織り上げることで白場が出過ぎず、余韻が残ったかのようなムラ感が出た仕上がりに。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

加えてストーンバイオ加工も施しています。
そのため80年代や90年代あたりの古着のデニムの余韻を感じられるでしょうか。
とはいえ、ごりごりの古着というよりも、品があり洗練されたかのような雰囲気も漂わせる流石としか言いようがない仕上がりです。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-

サイズ感はもちろんベースの40インチの余韻を感じる、かなりのボリューム感です。
ですが、いざ穿いてみるとそこまでのボリュームを感じさせないほどの、すとんと落ちているかのようなシルエット。
11ozという程良い厚さ、柔らかな生地感も要因のひとつになっているかと思います。
ここも野暮ったくなりすぎずに、むしろ品すら感じてしまう流石の仕上がり。

余韻|OLD DENIM WIDE PANTS|ULTERIOR 23AW|えん -en-
OLD DENIM WIDE PANTS ¥47,300 (in tax)

売上の余韻に浸れるまで成長しないとな、と改めて自分に喝を入れたくなってしまいます。
ベースとなった40インチのチノパンの余韻を感じながらも、野暮ったさはおろか、品があり洗練されたかのような仕上がりのULTERIORのOLD DENIM WIDE PANTSを是非。

池田

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    こんばんは。池田です。 何やら政界が忙しない雰囲気になっていますね。総裁選に加えて野党などの代表選。総裁選は明後日が告示ですし、当然と言えば当然なのですが。個人的に誰かを特段推しているわけではないのですが、どうしても苦手な方がひとり。流石に名前を出して透明性は確保しませんけども。その方のあの全て見透かしているかのような笑顔、苦手です。それだけで判断するわけではもちろんないですが、苦手なものは苦手なので致し方なし。 これだけでももしかしたら誰なのか見透かされてしまうかもしれないな、と危惧しながら、ようやく明後日の定休日に髪を切りに行ってきます。かなり伸びてくれたこともあり、毛量がいつにも増して凄いことになっています。そろそろ毛量男として周囲に浸透してしまいそうです。しないか。何はともあれ、毛量が軽くなることを待ち侘びていたので嬉しい限り。とにかく後ろ髪のせいで首が暑くて暑くて。せっかくお風呂に入っても汗が出てしまいそうで嫌だったんですよね。そんな透明感もへったくれもない姿にはなりたくないですし。早く快適に過ごしたいものです。 元々透明感のある人間ではないだろう、と自信をなくしながら、本日はPOLYPLOIDのCLASSIC POCKET SHIRT Bのご紹介です。打って変わって透明感のある佇まいに仕上がっているかと。 こちらは何より使用している生地が魅力的。その使われている生地はイタリアのファブリックメーカー、CANGIOLIのストライプ生地。生地の内訳はヴィスコースとシルクを混紡したサテンストライプとなっています。 この光沢のある透き通るような生地感、非常に良いですね。品がありながら、どこか透明感のある表情を感じさせるでしょうか。もしかしたら淡麗とも表現できるかもしれません。 加えて、すっと落ちるようなドレープ。これまた綺麗なのなんの。ここは美麗とでも表現しておきましょうかね。 こればかりは、もし仮に嘘をついたとしても冷静に見透かされてしまうでしょうね。さらに透明感、淡麗、美麗、と続くとなると、どこかの化粧品のCMにも抜擢されてしまうかもしれません。この透明感のある美白肌、なんて声が聞こえてきそうです。   よくわからない表現をしてみたところで、続いて色味を。ストライプはBLUE STRIPEとPURPLE STRIPEの2色。BLUE STRIPEは黒の線に挟まれることで、透明感がありながらしっかりと意志を持っているかのよう。一方のPURPLE STRIPEはオレンジの線に挟まれており、透明感の中に妖艶な一面も持ち合わせているのかもしれません。なんて表現していますが、案の定画像では伝わらないのが透け透けですよね。ストライプは特にわかりづらくなってしまうので申し訳ないです。 また、生地感としてはやや透けるほどとなっているため、インナーをタンクトップを差し込めば今からでも着られるかもしれません。さらりとした肌あたりは心地良いですし、日差しを避けられる分、もしかしたら半袖よりも涼しく感じられそうですし。秋冬ものですぐに着られるアイテムはなかなかないので、貴重な存在になってくれるかもしれませんね。 そしてデザインとしては非常にシンプルなレギュラーカラーシャツです。至極シンプルであるからこそ、この透明感のある佇まいが際立っているでしょうかね。サイズ感も少しゆとりを持たせている程度なので、アウターとインナーの選び方次第で通年着られる、と言っても過言ではないかもしれません。やはり貴重な存在ですね。 CLASSIC POCKET SHIRT B BLUE STRIPE,PURPLE STRIPE ¥52,800 (in tax) 物欲が溢れている心をきっと透視されてしまっているのでしょうね。光沢のある透き通るような生地が透明感のある表情と綺麗なドレープを生み出し、どんなことも見透かしてしまうほどの冷静さを持ち合わせたかのようなPOLYPLOIDのCLASSIC POCKET SHIRT Bを是非。 池田...

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