ない

2024年10月22日

こんばんは。池田です。

今週末は近所の楽市楽座というお祭りに出店するため、土日ともに休業とさせていただきます。
撤収がそれぞれ18時までなので、その時間以降であればご対応が可能ですので、もしお越しいただく方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。
流石に危ないかもしれませんが、もしかしたら他の方にお祭り側の売り場をお任せできるかもしれませんが、こればかりは確実にできるとは言えなそうです。
何はともあれ、ご興味がある方は是非お祭りにもいらしてください。
僕は古着中心に私物を放出いたしますので。
古着以外も放出するので、もしかしたら大物が飛び出すかもしれません。
というのも、流石に自宅のクローゼットに収まらない事態がかなり深刻でして。
着る機会が少ないものもあるので、せっかくなら着ていただける方の元に旅立っていただいた方が良いですしね。
ひとまず楽しむのみ。

変な私物ばかりだから売れないだろうな、と淡い期待を消し去りつつ、すっかり忘れていたONE PIECE FAN LETTERを見逃し配信で見てみました。
これまた面白かったですね。
一味目線ではないことでどこか新鮮さを感じられ、読者や視聴者目線が落とし込まれたような感覚に。
あんなものを作り始めてしまったら、一生終わらせないこともできてしまいそうです。
ただ、某有名漫画のアニメのように賛否は分かれるかもしれませんね。
否定的な方は見ない選択肢を取れば良いだけですが、かく言う僕もアニメ派なわけではないので見ないかもしれませんけども。
それでもFAN LETTERは本当に面白いと感じましたからね。
本当に。

念を押しているはずが言い訳にしか聞こえないな、と書き方を誤ったかと一抹の不安を抱えながら、本日はYASHIKIのShinsetsu Knitのご紹介を。
ないことを落とし込むと生まれる魅力を感じられるか仕上がりかと。

まずは飽きられないことを願いながら全体のイメージを。
ここでイメージされているのは『新雪』。
霙、霰、から新雪ということで、YASHIKIの世界では遂に雪の時期に突入したようです。
東京は今年中に降るのかな、なんて考えてしまいますが、通勤に影響が出てしまうのであまり降らないでほしいのが本音。

誰にも聞かれていない本音を晒してしまいましたが、本題に移りましょう。
その新雪が降る情景は風が吹かない静かな夜が舞台。
漆黒の寒空のもと、人っこひとりいないことが想像できるでしょうか。

そんな静かな夜に雪が降り積もるさまがイメージされています。
降り積もる雪の結晶を表現しているのが、何よりの特徴であるハウンドトゥースのようなY字柄。
この柄は全面にあしらわれており、風も吹いていないため、音がしない降り方をする雪を表現しています。

静寂に包まれた中で音もない世界となると、より寒さを感じてしまいそうですね。
東京では味わえないその地域ならではの世界。
たまには喧騒から離れて、そういった世界を感じたいな、なんて思ってしまいますね。
なんて言いながら世田谷は喧騒では全くないんですけども。

それはさておき、ここまで全面に柄をあしらったアイテムが展開されるのは非常に久しぶり。
というよりも、ボーダー以外でないのでは、と思ってしまうほど。
ブランドスタートの初期の初期から着ている身としては、新鮮さがありつつも、どこか懐かしさもあるような、そんな感覚です。
記憶が曖昧なくせに。

新鮮さと懐かしさが同居した柄があしらわれている生地はウール100%のシングルジャカードです。
非常に柔らかで軽く、一切のちくちく感もないもの。
ほんわり柔らかで優しい生地感なので自ずと心地良さをもたらしてくれますよ。

サイズ感は言うまでもないかもしれませんが、ゆとりがもたされています。
それでも極端なゆとりではないので、アウターのインナーとしても着やすさは担保されているかと。
アウターから覗くこの柄が良い演出をしてくれそうですしね。

そして色味は、残念なことにREDのみとなってしまいました。
NAVYとBLACKもセレクトしていたのですが、何が起こったのかわからないほど、発売してすぐに完売。
これほどまで反響があったのか、と申し訳ない気持ちになってしまいました。
だからと言って諦めてはいけないですね。
このREDも非常に良い色味。
自分でも少し可愛くなりすぎるかな、と危惧していましたが、そんな心配はいらないみたいです。
着てみたら意外や意外、すんなりと馴染んでくれました。
むしろ巷でよく言われているようにスタイルが暗くなりがちなこれからの時期に選択肢の幅を広げてくれるかもしれません。
安心安定の色味に目がいきがちですが、REDも侮ることのないようお願い致します。