逆に|tanran blouson,gakuran wide slacks|satou 24SS|えん -en-

逆に

こんばんは。池田です。

絶賛、毎週の展示会回り中。
どれも良いコレクションばかりで頭を抱えてしまっている次第です。
オーダーの締切まであまり日にちに余裕がないということも悩みに拍車が掛かってしまいますね。
もしかしたら締切まで長い期間があった方が逆に悩みすぎてしまうのかな、なんて思ったりもするんですけども。
何はともあれ、頭がパンクしないように考えつつ、楽しみながらオーダーを考えようと思います。

そんなこんなで定休日という名だけの休みなし状態が続いており、疲労困憊状態に突入してしまいそうです。
と思っていたのですが、意外や意外、まだそこまで疲労困憊ではなく。
営業中はほとんど座ったまま作業しているので体が固まっている一方で、展示会回りでは1日中歩き回るので、逆に体が疲れづらいのかな、なんて推測をしてしまっています。
まだ中盤だからかな、なんて思ったりもしてるんですけどね。
なんとか来月中旬あたりまで乗り切りたいところ。

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前後を逆に着てしまっていることを気付かない時は困ったもんだよな、なんて余計なことを考えつつ、本日はsatouのtanran blousonとgakuran wide slacksのご紹介です。
短ラン、学ランであるにも関わらず、それとは逆に何かを感じられる仕上がりかと。

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まずはセットアップなので、共通している生地から。
23AWでも展開があったので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、採用されているのは実際に学生服などで使用されているカシドス生地。
ポリエステル100%となっているため、学生服や作業服に採用されているだけあり、汚れやシワなどを気にせずに着ていただけますし、通年着ることができる点も魅力ですね。

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生地感としては光沢のあるもの。
光沢があることによって品も感じられるでしょうか。
僕が着ていた学生服は光沢や柔らかさなんぞなく、逆に硬い生地感だった記憶があるんですよね。
そんな前の記憶なので全く信用ならないですけど。

それはさておき、そんなカシドス生地を使用したtanran blousonとgakuran wide slacks。

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先にtanran blousonから。
今季もgakuran jacketの展開はありましたが、tanran blousonのみをセレクトしています。
短ランとまではいきませんが、僕も高校生の時は先輩から譲り受けた丈の短めな学ランを着ていたのを懐かしく感じてしまいました。
生地の記憶とは逆にこの記憶は間違いなし。

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もちろん短ランというだけあって、丈は短めの設計。
短丈となっている一方で、袖に関しては逆に長めに設定されています。
折らずに着ると手が半分ほど隠れる程度でしょうかね。

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長めの設定に加えてサイズ感は細め。
この長く細い設計にすることで、後述するgakuran wide slacksとの組み合わせの妙を感じていただけるかと思います。
もちろん単体としても魅力を感じていただけますけどね。

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逆に|tanran blouson,gakuran wide slacks|satou 24SS|えん -en- 

そしてフロントボタンは美濃焼の磁器ボタンを採用しています。
こういった要素がsatouたらしめるところで、非常に魅力的ですよね。
逆に違うボタンに変えたいという方も、チェンジボタン仕様になっているので、お好きなボタンにすることも可能です。
ただ、個人的にはこの美濃焼ボタンが良い味を出してくれているので、そのままsatouらしさを感じながら着ていただきたいなと。
もちろんそれぞれ自由に着ていただくのが1番。

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続いて、gakuran wide pants。
こちらは23AWと同様のアイテムなので、あまり事細かに書く必要はないかもしれませんね。
とはいえ、ご説明を。

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ワイドとは謳っているものの、実際はセミワイドほどかと思います。
さらにセンタークリースが入れられているので、そこまでの太さは感じないかなと。

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単体で見てもわからないのですが、実際に穿いてみると、すとんと落ちるシルエットになっています。
これが非常に綺麗なシルエットでとても学ランとは思えないほど。
ここまで綺麗なシルエットなら、逆にアイテム名から学ランを抜いても良いのでは、なんて余計なお世話を言ってしまいそうです。

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また、カシドス生地の着やすさに加えて、腰裏にはsatouではお馴染みの八重蔵さんの綾織を使用しているため、肌当たりも良しです。
細かい部分ではあるものの、このような心遣いには感謝しかないですね。

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そして今季の色味はgrayをセレクト。
blackは短ラン、学ランの雰囲気をより感じられますが、grayは逆に品や趣のある佇まいを感じられるかと思います。
合わせづらいこともないので、単体で他のアイテムとの相性も申し分なしかと。

逆に|tanran blouson,gakuran wide slacks|satou 24SS|えん -en-
tanran blouson ¥42,900 (in tax)
 
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gakuran wide slacks ¥29,700 (in tax)

理想とは逆に歩を進めてしまいそうな時でも、道をしっかり正してくれそうですね。
不良を想起させかねない短ランや学ランの印象とは逆に、品や趣を感じることのできるsatouのtanran blousonとgakuran wide slacksを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

  • のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

    のよう

    より洋服のように。

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    偏屈の偏見と偏愛。

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  • それでも|Akane mohair Cardigan|YASHIKI 24AW|えん -en-

    それでも

    それでも同様に。

    それでも

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