改めて
こんばんは。池田です。
昨日は伊勢丹で開催されているPOP UPでKUONとTHE INOUE BROTHERSのコラボレーションアイテムを見に行ってきました。
画像では見ていましたが、いやはや凄まじかったです。
もはや芸術の域。
改めてKUONのものづくりの凄さを感じるとともに、洋服が持っている可能性も改めて感じることができました。
11月7日(金)まで開催しているとのことですので、お時間ある際には是非足を運んでみてください。
必見ですよ。
そんな10月最後の定休日を過ごしつつ、商店街では31日までハロウィンイベントが開催されています。
もちろん僕が仮装をするわけではなく、ちびっ子たちが商店街の店舗を回ってお菓子をもらうスタンプラリーイベント。
のんびりとした営業の中、元気なちびっ子たちが活気づけてくれています。
ちびっ子のみなぎる元気には改めて驚かされますね。
なんて考えながら、改めて小さい頃を思い返してみると、ハロウィンのイベントにあまり参加したことがないような気がしています。
仮装などもほとんどしたことないような気が。
ただ記憶にないだけかもしれませんけどね。
渋谷の過去のハロウィン当日の状況を改めて見ると恐ろしいな、とニュースを見て毎回思いながら、本日はFujimotoのTrench Capeのご紹介です。
改めて考えさせられ、感じてしまう、そんな1着かと。
アイテム名にもある通り、トレンチ型のケープ。
一見するだけで強い存在感を感じざるを得ない雰囲気でしょうかね。
ケープというだけあって、トレンチコートの比にならないほどのボリューム感。
ハンガーに掛かっている状態ではわかりづらいですけど。
見た目としての存在感はもちろんのこと、使用している生地もその存在感の強さを示す要因になっているかと思います。
使用されているのはアルパカ混のシャギー生地。
こういった起毛した生地はどこか愛らしい雰囲気を感じることが多いように気がしますが、そうではなく引き込まれるようなどこか怪しげな雰囲気を放っているでしょうか。
ただ、怪しげな雰囲気とともに感じられるのが、妖艶さ。
これはもう、ただならぬ雰囲気ですよね。
展示会で見た時は、一瞬で心を鷲掴みされた記憶があります。
改めて実物を見て、着たら、改めて鷲掴みされてしまっているんですけど。
ちなみに表のシャギー生地にはニット、裏は布帛生地を採用。
そうすることで縮絨率に差が出るため、裏の端部分はテープが付けられています。
撮影はしてないんですけどね。
また、トレンチ型として見逃せないのが、ウエストのベルトですね。
もちろんこちらにも付けられています。
加えて、Fujimotoらしいディテールとして、今季の花モチーフが付けられています。
こういった一筋縄ではいかないところがたまらないですよね。
そのベルトを留めることによって、アームがあるかのようになり、よりトレンチコートに近い見た目に。
トレンチコートではベルトを留めると表現するところを、Fujimotoのボリュームのあるケープの場合は、拘束している、という表現がパンクらしくて合っているかもしれません。
あくまで表現ですけどね。
このように1着で様々なスタイルで着ることができるのもFujimotoらしいものづくり。
実際に着てみると、改めて洋服の楽しさや自由を感じさせられたり、考えさせられたりするんですよね。
もちろん他のブランドでもそう感じることができますが、Fujimotoのアイテムはそれをより感じていただけるかな、と改めてそう思っています。
同じ考えに凝り固まってしまう前に、改めて考え直すことも重要、と改めて学ばせてくれていますね。
洋服を通して、表現の楽しさや自由を改めて感じさせてくれて考えさせられる、FujimotoのTrench Capeを是非。
池田