込めて
こんばんは。池田です。
昨日は真夏日で残暑を憂いていましたが、よくよく予報を見てみると週末あたりは雨が降ってかなり気温が下がるみたいですね。
憂いてしまったことの謝罪の念を込めて頭を下げることにしておきます。
気温が下がっても夏日程度の気温になるとは思いますが、それでも外でもシャツ程度の長袖を着ることができそうでしょうか。
僕は営業中は秋冬への想いを込めて長袖を着ているので、それが外でも叶うとなると嬉しい限り。
雨が降ることには怒りを込めてしまうかもしれませんが、気温が下がるなら許してあげますかね。
雨に怒りを込めても止まないことはわかっているんですけども、と自然に抗うことができない中、今週末には以前書いたyauranさんを立ち上げた方の新たなセレクトショップがオープンするとのこと。
独立するまで何かとお世話になっていたので、もちろん感謝を込めてオープン日にご挨拶に行こうと思っています。
イベントも開催するとのことですが、何時までかはわからないので20日(土)は少し早めに営業終了とさせていただくかもしれません。
そうなってしまってもお許しを、というまたまた謝罪の念を込めておくことにしますね。
お世話になってきたので致し方なし。
兎にも角にも、感謝の気持ちを込めて楽しんでこようかと。
お酒をたらふく飲む楽しみも込めていることは言及しないことにしまして、本日は山内のウールカシミア・テーラードカラーシャツのご紹介を。
ありとあらゆることを込めて仕上がった1着。
こちらはアイテム名にもある通り、襟元がテーラードジャケットのようなデザインとされています。
テーラードジャケットという意味を込めてしまうと、それとは異なっていることは言うまでもありませんが、テーラードジャケットのような襟元とは捉えられるのではないでしょうか。
この僕の意見を込めても受け入れられない方は開き具合の広いオープンカラーシャツとして捉えていただければ。
とはいえ、ここではテーラードカラーとして進めさせていただきますね。
何はともあれ、このデザインであればジャケットは着たいけどそれよりも気兼ねなくありたい、シャツは着たいけどもう少し羽織りの雰囲気も出したい、そんな我儘な気持ちを込めてしまっても受け入れてくれるはず。
どんな気持ちを込めてしまっても、それを全力で頼ってあげてください。
テーラードカラーとしてはもちろんのこと、オープンカラーシャツのように着たい、レギュラーカラーシャツのように全て留めて着たい、という別の角度の我儘な気持ちを込めても受け入れてくれる心の広さを持ち合わせた仕上がりともなると、もう文句のつけようがありませんよね。
上から3つ目のボタンで留めればテーラードカラーに、2つ目のボタンで留めればオープンカラーに、トップボタンを留めればレギュラーカラーに、と定義しきれなくてもどかしさを込めてしまいそうな、そんな存在。
それでも主だったデザインはテーラードカラーなので羽織りとしての立ち回りの方が得意なはず。
何せ羽織りとして着てほしいことが込めてあるように、山内の他のシャツと比較するとよりゆとりがもたされていますので。
このサイズ感であれば、ある程度ゆとりのあるスウェットやニットなども差し込むことができるので、秋口に入ってすぐにも主演を演じてくれそうです。
そこに採用されているのが葛利毛織さんによるウールとカシミアの混紡ツイル生地。
ウールは一貫して葛利毛織さんに製作していただいている点には、山内さんがどれだけ信頼を込めているかがわかってしまうのではないでしょうか。
どれだけこだわっているのかもはや計り知れない山内が一貫して製作を依頼していますからね。
ただ、こちらではウールだけでなくカシミアも入っているので、それ故の光沢を感じていただけるはず。
カシミアの混紡率がわずかではありますが、極少量という事実を込めてもウールのみでは感じられない表情に仕上がっていますね。
個人的な好みを込めてしまったとしても、このほんのり感じさせる品が魅力であることは間違いないかと。
そしてここに施されているのが有松絞りとなっており、こればかりは山内にとって切っても切れない関係でしょうね。
山内を毎シーズン追っている方にとってはもはや当たり前とさえ感じてしまうかもしれませんが、山内さんの有松絞りへの並々ならぬ想いを込めて毎シーズン何かしらのアイテムに採用されています。
たまには有松絞りのアイテムをセレクトしなくても良いかもな、なんて気持ちを込めて展示会に伺っても、結局のところその仕上がりに惹かれるがあまりセレクトしてしまう次第。
そんな有松絞りのアイテムは毎シーズン展開されているものの、柄や色味は異なることも込めてセレクトしてしまうのが正直なところ。
今季は同じアイテムでも柄も色味も異なっていたので、尚選びきれない事態になってしまいました。
あれ、ひとつしか選択肢がないような、はい、arimatsu stripeは早々に旅立ってしまいました。
嘆いていても仕方ないのでarimatsu checkについて。
こちらは黒というよりもチャコールのような色味と燻んだような青によるチェック柄となっています。
どちらの色味も彩度が高くないことを込めてどこか曖昧な表情を感じられるでしょうか。
なんて言いつつ、サンプルに目を移すと青ではなく緑に見える上に黄色も込めてあるような。
色味が異なることは事前にお伝えいただいていたので、どんな仕上がりか楽しみにしていましたが、いざ到着しても、正直なところ半年前のサンプルの記憶なんて曖昧でしかなかったので、違和感を感じなかったことは正直にお伝えしておきます。
ふわっとは覚えてましたよ、もちろん。
そんなこんなで改めてサンプル画像を見て比較してみると、確かにまるで異なっていると言っても良いかもしれませんね。
とはいえ、この個体による仕上がりの差を込めて楽しめることが有松絞りの魅力のひとつでもあるので全く問題なし。
むしろ染色方法は変えていないであろうに、何故これほどの差が生じるのか、という考察を巡らせる楽しみ方もできますので。
曖昧な記憶でもサンプルの色味に魅力を感じたことは事実ですが、量産の仕上がりと見てみると個人的な好みを込めて比較すると、こちらの方が好みかも、と思ったり。
そう思った理由を上手く言語化できるわけではないのですが、どこか古着のオンブレチェックのシャツに通ずる雰囲気がある気がするんですよね、サンプルと比べると。
とはいえ、野暮ったさがあるわけではもちろんなく、むしろ山内のつくりなので凛としつつ、はっきりしないぼやっとした曖昧さのある表情も相まった唯一無二な仕上がりになっているのではないでしょうか。
早々に旅立ってしまったarimatsu stripeの方が初見での印象値は高いかもしれませんが、それを込めても、いやいや、こちらのarimatsu checkも見逃せませんよ。
印象値が低いわけではもちろんありませんし、唯一無二の仕上がりであることは間違いありませんし。
このつくりと有松絞りを込めてこの金額、大丈夫かな、と心配になってしまいます。
迎え入れたい僕の願望を込めても間違いなく迎え入れるべき1着でしょうね。
どれだけの想いを込めて伝えていく大切さを再実感させてくれますね。
どんな着方をしたいかという我儘な気持ちを込めても受け入れてくるデザインとされ、信頼を込めて仕上げられたほんのり品のあるツイル生地に、有松絞りへの想いを込めて唯一無二の表情に仕上がった山内のウールカシミア・テーラードカラーシャツを是非。
池田
