
活かす
こんばんは。池田です。
3連休最終日、実は今日はとあるお祝いの日なんですよね。
あえてここでの名言は避けますが、その良い言い訳を活かすべく早めに営業を切り上げようかと思います。
せっかくの年に1度のお祝いですし、それならお許しいただけるかな、なんて。
早めに営業終了するのは祝福日を活かす時だけではない事実は見なかったことにしていただければ。
明日からは今日の早上がりを活かす、ではなく禊としてしっかり通常営業を続けようと思います。
言い訳を活かすなんて怠惰にもほどがある、なんて言われてしまいそうですが年に1度のお祝いなのでお許しを、と許しを乞う中、今週こそはONE PIECEの最新話が面白かったですね。
あの人物は無事に助かったので、この好機を活かすことができたからこそ今があるのでしょう。
と安心していると、いやいや、あの島の戦況が混沌としすぎではないですかね。
ひと息つく場面を活かすなんてことをまるでしないような怒涛の内容。
かなり詰め込まれた1話ともなるとたまりませんでした。
あの人物たちの因縁のある関係に繋がるように活かす描写も描かれていましたし、そろそろ過去編も終わりを迎えるかもしれませんね。
楽しみ楽しみ。

来週は恒例のONE PIECE話を活かすことができないのか、と肩を落としながら、本日はULTERIORのWOOL SILK KERSEY DB COATのご紹介を。
どこもかしこも活かすことによる魅力を感じていただけるかと。
こちらはオーバーコートをソースとしたダブルブレステッドコートに仕上げられています。
多くのオーバーコートがダブル仕様とされている気がするので、それを活かすデザインと言えそうでしょうか。
もちろんシングルのものも存在するので明言できるわけではないんですけども。
ソースのオーバーコートを活かすということもあり、ゆとりのあるシルエットは健在といったところ。
ただ、ものによっては明らかにゆとりをつけすぎたようなシルエットとされることもありますが、こちらは程良いゆとりに抑えつつ、ほんのりすっきりなバランスを活かす設計とされています。
あくまでほんのり程度のすっきりさではありますが、それを活かすことで野暮ったさなんて感じさせない佇まいに仕上がっているかと。

さらに襟から袖にかけて収まりの良い設計とされています。
だからこそオーバーコートながら落ち着きを感じさせる佇まいを感じさせてくれていますね。
相変わらずのバランスの高さを活かす設計にしてくるあたりが憎いところ。
襟の収まりが良いとはいっても、面積としては大ぶりにとられているので存在感も感じていただけるはず。
それは後述もしますが、襟とラペル部分が裏面とされていることも要因のひとつ。
この裏面は色味の違いを活かすこともさることながら、起毛させた生地感も活かすことで差が生まれた表情を感じられますね。


ちなみに襟にはチンタブが備わっており、スタンドカラーとしても立ち回ってくれます。
大ぶりな襟のチンタブを活かすと首元をすっぽり覆ってくれるので、本格的に寒い日、強風吹き荒れる日、マフラーを忘れた日、なんかには首元を守っていただきましょう。
もちろん機能性だけでなく、チンタブを活かすスタイルも楽しんであげてください。

そこに採用されているのがウールとシルクの杢糸によるカルゼ(カージー)生地。
これらの原料はミュール紡績の特徴を活かすことによって、ふっくら軽やかさを如実に感じていただけるかと思います。
一見すると重みを感じさせる佇まいかもしれませんが、まるでそんなことはなく、いや、むしろ軽すぎる感覚に陥ってしまうこと間違いなし。

加えて、この生地感をさらに活かすべくこだわり抜いた加工が施されています。
特に上述した裏起毛させていることによる心地良さがたまりません。
裏起毛させた生地感を活かす手はない、ということで全身全霊で心地良さを実感していただければ。

色味としてはBLACK IVORYのみをセレクト。
このちらちらとした色味を活かすとなるとBLACK IVORYの方が良いかなと思いまして。
ニットでいうところのプレーティング編みのような表情がなんとも奥ゆかしい魅力溢れる色味になっているかと。

ソースのデザインを活かす、原料を活かす、生地感を活かす、加工を活かす、それら全てを掛け合わせて活かす、この仕上がりには流石としか言いようがありませんよね。
よくこれほどまでにまとめ上げられるなと思わざるを得ません。
この機会を活かすほかないので、いや、もちろん僕は活かすことができませんので、皆さまは活かしていただければ。

※onlineでの発売は10/18(土)の12時からとなります。
何事も自分以外を活かすことができるように学びを得ていかねばですね。
オーバーコートを活かすシルエットでありつつもほんのりすっきりした設計に、裏起毛した生地を活かす襟元で差が生まれた佇まいとなり、ミュール紡績の特徴を活かすウールシルクのカルゼ(カージー)生地が心地良すぎるULTERIORのWOOL SILK KERSEY DB COATを是非。
池田