まさに
こんばんは。池田です。
昨日はパリコレについて書きましたが、パリコレ期間が終了すると始まるのが国内の展示会。
かく言う僕も2月から続々と展示会の予定が埋まってきています。
24SSが始まったばかりではありますが、24AWも既に楽しみで仕方ありません。
展示会を楽しむことができるのは、まさにバイヤーならでは、といったところでしょうかね。
バイヤーも何も1人で運営しているので役割なんてものは存在しないようなものですけど。
何はともあれ、期待しながら楽しもうと思います。
わくわくと楽しみとは言いながらも、定休日という休日が無くなってしまうのも毎シーズンのこと。
これが2ヶ月ほど続くので、なかなかの疲労度になるんですよね。
楽しいという感情とともに、これぞまさに疲労困憊、という状態に陥ってしまいます。
楽しいから良いんですけどね。
そんな2月を過ごそうとしている中、甥っ子が来年度で小学生になるため、なかなか夢の国に行けなくなるとのことで、また夢の国に行くみたいです。
もちろん僕は行くことができず。
まさに置いてけぼり。
1月の平日だったら行けてたのにな、なんて悲しみが込み上げてきます。
現実で行けないなら夢の中で一緒に行けたらまさに夢の国だ、と良い大人が無駄なことを考えながら、本日はKUONの9oz Denim Kimono Collar Shirtのご紹介を。
まさに、と言いたくなるような仕上がりかと思います。
デザインは定番のキモノカラーで仕上げたデニムシャツです。
初手からまさにKUONらしい1着、と言わざるを得ませんね。
KUONと言えば、この着物の衿の仕様を想起される方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
とはいえ、第1はボロあたりでしょうか。
話が脱線しそうなので戻しますが、今季のキモノカラーは前回と比較して、第1ボタンの位置が上げられています。
なんて言っていますが、僕は現物を見たわけではないですし、もちろん比較していないので、どこまで印象が変わっているかはご説明できません。
白状しないとまさにほら吹き呼ばわりされてしまいそうなので念の為。
というわけで、位置を上げることによってコンパクトなつくりになっているとのことです。
このキモノカラーは折り返すことで、ショールカラーのようにも着ることができます。
これはYASHIKIのアイテムにも通ずるところかもしれませんね。
こういったディテールはまさに着物の仕様を採用する楽しみ方、と言えるのではないでしょうか。
また、こちらで採用された生地はブリーチ加工を施した9ozのデニムです。
このデニムには、経糸にムラのある形状の糸にロープ染色を施した芯白を。
一方の緯糸には柔らかな空紡糸にチーズ染色することで、芯まで染められています。
そのため、着て洗ってを繰り返していくと、表情がだんだんと経年変化していくわけですね。
やはりこういった経年変化はまさにデニムの醍醐味、と言えるでしょうね。
がしがし着ていただきたいなと。
サイズ感は程良くゆったりしたシルエット。
キモノカラーという要素も相まって、シャツと言えど、カーディガンのようにも着ていただけるかと思います。
個人的にはシャツというよりもカーディガンとして着たいなと。
もちろんシャツとしての着方を否定しているわけではないですからね。
まさに自分らしい人生だった、と何十年先に感じることができるかな、なんて想いを馳せてしまいますね。
ブランドの定番たらしめる仕上がりに、これぞまさにKUONらしい1着、と言わざるを得ない9oz Denim Kimono Collar Shirtを是非。
池田