用と景
こんばんは。池田です。
どうやら僕の母校である農大の収穫祭が開催されているようです。
収穫祭にはほとんど参加した記憶がないので、もはや母校と言っても良いものかと考えてしまいますね。
3年になって研究室に入ったものの、全く行くことはなく辞めてしまいました。
辞めはしたものの、卒論はもちろん書かないといけなかったので、卒論だけはかなり真面目にやりましたね。
テーマとしては「国産デニム」で、衰退した綿花産業を復活させて国産デニムに国産綿花を使用することで付加価値をつけることに加えて、綿花畑の景観を形成していく、という内容でした。
僕が割と好きだった”用と景”というものがありますが、どちらかと言うと卒論の内容は”用の美”に当てはまりそうです。
卒論は自己評価的には満足だったので、流暢に話してしまいましたが、本日はご紹介していなかったYASHIKIの小物たちを。
帽子の2型でYagasuri Knit CapとYukitsuri Knit Beretです。
どちらもCA4LAとのコラボレーションアイテムになります。
忘れていたわけではないのですが、何故か時間が経ってしまい、どちらも1色1点ずつという事態。
嘆いても仕方ないですが、早く書いておくべきでしたね。
そんなこんなでまずはYagasuri Knit Capから。
22SSでも同じ型で展開されていましたが、今季はしっかりとした編み地にアップデートされています。
アイテム名の通り、YASHIKIのブランドアイコンである矢絣柄を折り返し部分に入っています。
YASHIKIのアイテムには基本的に矢絣柄が入っていますが、袖などでの控えめな主張が多い中、こちらではしっかりと矢絣柄が主張してくれていますね。
折り返しは浅めな仕様になっていますが、ボリュームは程よくついているので、被りずらさはないかと思います。
また、畦編みがベースになっているため、伸縮性もあり、非常に被りやすいです。
程良いホールド感ですかね。
色味はGreigeのみになってしまいましたが、Blackのニットキャップだと少し重い印象が出かねないですし、合わせやすさも兼ね備えているかと思います。
続いてYukitsuri Knit Beret。
こちらも22SSと同型になりますが、しっかりとした編み地にアップデート。
イメージされているのは石川県の冬の風物詩、雪吊り。
兼六園には行ったことがありますが、夏に行ったので雪吊りは実際に見たことないんですよね。
見たい気持ちと冬の雪にためらう気持ちが葛藤してしまいます。
話が逸れましたが、雪吊りはご存知の方も多いかとは思いつつ、念の為。
雪吊りは樹木の枝を雪の重みから守るために、樹木の先端から放射状に縄を張ることです。
冬になるとテレビの中継でよく見ますよね。
こちらははたまたBlackのみ。
ニットキャップほど重さは感じづらいかな、と勝手に僕は思っているのですが、どうでしょうか。
ベレー帽に抵抗感のある方もいらっしゃるような気もしますが、The ベレー帽とまではいかないと思うので、一度被っていただきたいですね。
ニットということも相まって、ニットキャップとベレー帽の中間ぐらいの立ち位置ではないでしょうか。
抵抗感のある方は、これはニットキャップだ、と一度断定して被ってみてください。
意外とすんなりとはまってくれると思います。
そんなYagasuri Knit CapとYukitsuri Knit Beretは、”用と景”のどちらかと考えると僕は”景”だと思っています。
もちろん暖かさという機能性もありますが、印象を変えるためのアクセサリーという方がしっくりこないでしょうかね。
と書きながら、”用と景”の両方を持ち合わせてる、で良いのかと勝手に腑に落ちてしまいました。
何を言ってるのかわからなかったら申し訳ないです。
右往左往しましたが、雰囲気、印象を変えてくれて、暖かさも感じさせてくれる、”用と景”を兼ね備えたYASHIKIのアイテムたちを是非。
池田