訪れ
こんばんは。池田です。
今週から姪っ子と甥っ子が帰省してきているため、非常に賑やかな毎日を過ごしています。
子供の有り余るパワーに圧倒されてしまいますね。
朝から晩まであれだけ遊んでいたら、僕の場合は翌日動けなくなっていそうです。
あれだけの体力が欲しい。
そして帰省では恒例の夢の国にも行ってくるみたいです。
本音は僕も行きたいところですが、1周年を迎えてすぐに数日間休むのもな、あのブランドの別注を発売するしな、ということで行けず。
ここ最近は置いてけぼりになってしまっているので、そろそろ夢を見たくなってしまいますね。
お盆期間を避けて帰省してくるため、お盆が終わったんだな、と実感してしまっています。
もちろんお盆も通常運転だったので、特別なことは何もせず。
とはいえ、お盆が終わったとなると、秋の訪れにも期待を抱いてしまいます。
もちろん猛暑日が続くことはわかっているのですが。
それでもあと少しで9月に入りますし、秋の訪れを楽しみに待ちたいと思います。
二季になってしまったら、秋の訪れがなくなってすぐに冬の訪れになってしまうのか、と寂しさを覚えつつ、本日はYASHIKIのAkigumo Cardiganのご紹介を。
秋と冬の訪れが楽しみになる1着かと。
YASHIKIの23AWアイテムのご紹介は初めてになるので、まずはシーズン全体のテーマから。
今季は『通学路』がテーマになっています。
『通学路』というと思いのほか、多くの思い出があるような気がしますが、皆さまはどうなのでしょうか。
という話はさておき、『通学路』をテーマに、季節と共に風が見せる景色をニットで表現したシーズンとなります。
『通学路』というテーマから、YASHIKI定番のカーディガンでは『秋雲』が表現されています。
その『秋雲』は具体的にはひつじ雲。
夜が訪れる直前の空で青と赤に染まったひつじ雲がイメージされています。
もしかしたらひつじ雲を見ると、秋の訪れを感じてしまう、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、ひつじ雲だけでなく、日が沈んだ田んぼで稲刈りが終わったひっそりとした情景も表現。
僕は田んぼにあまり縁がないので、想像の域を出ないですが、思っている以上に静かな田んぼ道な気がしつつ、どうなのでしょうか。
夕方あたりの通学路ということは、学校終わりに遊んでいたのか、学童に行っていたのか、部活終わりなのか、居残りさせられていたのか、秘密なことをしていたのか、なんて思いを馳せてしまいますね。
そのひつじ雲を表しているのは身頃脇部分。
ここはケーブル編みになっており、その立体感でもこもことした雲が表現されています。
安定の秀逸さ。
印象としては、いつにも増して立体感が強い気がしてしまっていますが、これはイメージに引っ張られすぎていますかね。
一方の身頃中央と袖はワッフル編みで、稲刈りが終わった秋の田んぼを表しています。
刈られた稲が等間隔で佇んでいる、そんな情景でしょうか。
どこか儚くもあり、無事収穫を迎えることができた安心感も感じられますかね。
ついつい想いを馳せてしまうのも楽しみのひとつ。
ひつじ雲を表したケーブル編みと、田んぼを表したあワッフル編み、その間に走った縦ラインがもしかしたら通学路であり田んぼ道なのかもしれません。
あくまで僕の想像ですけどね。
想いを馳せられるのと同様に、想像するのも楽しみのひとつ。
そしてYASHIKIでは安定のプレーティング編みで表裏異なる色味の糸を使用することで、より深みを感じられる色味に仕上げられています。
使用している生地も安心のコットン100%なので、手洗いなどでお手入れ可能です。
サイズ感もYASHIKIらしいゆったり加減で、メインはもちろん、インナーとしても着膨れしすぎない良いバランス。
これに慣れてしまうと抜け出せなくなってしまうんですよね。
共感いただける方も多いはず。
セレクトしている色味はGREEN、BURGUNDY、NAVYの3色。
ややくすんだGREENはひっそりとした田んぼのような雰囲気を漂わせますかね。
BURGUNDYは夜の訪れを待つ夕日、NAVYは夜が訪れた空、といったところでしょうか。
情景を想像しながら色味を悩むのも楽しいですね。
秋の訪れの前に少しお休みをいただいて、金沢に訪れたい、なんて計画を立てたくなってしまいます。
まだまだ猛暑が続いてはいますが、秋の訪れを楽しみに一緒に待ちたい、と思わせてくれるYASHIKIのAkigumo Cardiganを是非。
池田