控え|縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバー|山内 24AW|えん -en-

控え

こんばんは。池田です。

先日の定休日は遂に髪を切ってきました。
毛量がいつにも増して凄まじかったこともあり、体感的には非常に軽く感じられています。
これは控えめに言っても1kgは減ったのではないかと。
流石にそれは言い過ぎですね。
ただ、軽くなったことには変わりありませんので。
とは言うものの、伸ばし途中で長さはほとんど変わっていないので、側から見ても変化は控えめかもしれません。
控えめどころか変化なしに見えてもおかしくないかもなのですが。
変わったことを気付いて欲しいなんて欲求はないのでそれで良いんですけどね。
まずは毛量が軽くなったことが何より。

もう少し毛量の増え方が控えさせられないか、とできもしないことを模索しつつ、ようやく店内は24AWのアイテムで埋めることができました。
実際は24SSも控えめに5点だけは出ているんですけども。
それでもほとんどが24AWのアイテム。
見渡しているとやはり新しいシーズンは楽しいものです。
残暑という事実は放り投げておくしかないんですけどね。
24AWは既に完売しているアイテムもあるからかもしれませんが、現状並んでいる数自体はそこまで多くない気がします。
というのも、今季は以前よりも単価が高めのアイテムが多いこともあり、そのような控えめ状況に。
そして今季は単価は高めながら、重めなアウターはそこまでセレクトしていないため、ブランドによっては完納してしまっているんですよね。
正直なところ昨年の暖冬傾向を鑑みて控えてしまいました。
今となってはセレクトしているべきだったかな、と反省しています。
今更だな、とは思いつつ、既に入荷しているアイテムたちも控えめに言っても魅力溢れるものばかりですのでね。

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書いていると物欲がふつふつと沸いてきてしまうけど、それは控えないとな、と自制心を保ちつつ、本日は山内の縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバーのご紹介を。
控えめでありながらも、控えめに言ってもたまらない仕上がりです。

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以前の縮絨カシミヤニットジャケットをご紹介した『至』では珍しくデザインから書き始めたので、今回は生地からにしましょうかね。
というわけで、こちらで採用されているのはベビーアルパカの糸を使用した縮絨ニット。
このベビーアルパカは1887年に創業した老舗の深喜⽑織さんが厳選したもの。
カシミヤを長年扱っている深喜⽑織さんともなると、控えめに言っても信頼感が段違いですね。

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そのベビーアルパカを縮絨加工しているわけですが、繊細な繊維のカシミヤとは異なり、アルパカは繊維が太いため繊維が折れやすく、シワになりやすい欠点があります。
欠点を払拭するために職人さんたちが縮絨の加工方法や加工する時間を熟考し、実現されたもの。

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そんな実現したベビーアルパカの縮絨ニット、控えめに言ってたまりません。
シャギー素材かのような毛足が残るふわりと柔らかく軽い生地感。
実際に触れてみると、その感触が心地良いのなんの。

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いざ着てみると、空気を纏っているかのような感覚にも陥ってしまうかもしれません。
着心地も控えめに言ってたまりません。
こればかりはインナーを半袖で突き通したいな、なんて思ってしまいます。
カシミヤの縮絨ニットも至高でしたが、こちらも表現を控えることなく至高と言えるのではないでしょうか。

控え|縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバー|山内 24AW|えん -en-

こんなにもたまらないアルパカ縮絨ニットを使い、ニットポロとして仕上げられています。
いやいや、ニットポロ好きの僕としては垂涎ものですよ。
ニットポロにこれほど贅沢な生地が採用されるなんて、もうそれだけでお腹一杯です。

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控え|縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバー|山内 24AW|えん -en-

お腹一杯になったからといってここで終わることは控えるとして、このニットポロはインコードロック仕様が採用されています。
インコードロックとは通常のミシンを使いながらも、シームレスを実現した縫製方法。
シームがないことにより、控えめな表情を映し出してくれたり、着た時の煩わしさを控えさせてくれたり、とこれまでにはない仕上がりに。

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控えめな表情を映し出してくれているのはインコードロック仕様だけにあらず、羽襟が1枚の生地で仕立てられていることもひとつの要因かと思います。
誇張するように立ち上がるわけではなく、あくまで一歩下がって控えているような佇まい。
そのためインナーとしての立ち振る舞いも一枚上手かもしれませんね。

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そして色味はbrownとcharcoal navyの2色。
brownはニットポロらしい野暮ったさを全く控える様子はない表情。
一方のcharcoal navyは野暮ったさは控えめに、品のある凛とした表情といったところでしょうか。
どちらも控えとして起用しないのは勿体無いですね。
悩ましい。

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縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバー brown,charcoal navy ¥59,400 (in tax)

全面に押し出し続けるよりも、時には控えることで良さが引き立つ、ということを学べそうですね。
心地良いふわりと柔らかな控えめに言ってたまらないアルパカ縮絨ニットを使用し、インコードロックや羽襟の仕様が控えめな表情を映し出した山内の縮絨アルパカニット・衿つきプルオーバーを是非。

池田

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