なんだか
こんばんは。池田です。
台風の時期に本格的に入ってしまいましたかね。
そんな一気に作らなくても良くないですか、なんて憂いてしまいます。
ただ、幸いにも東京にはあまり影響はなく。
良かったと思う反面、なんだか嫌な予感がしてなりません。
もっと大きな災害に見舞われるのではないかと心配になってしまいます。
しっかり備えておかないといけませんね。
台風が来た時は毎回営業するか否か、迷ってしまうのですが、台風でも出掛ける方はどれ程いらっしゃるのでしょうか。
もしその日しか行けないという方がいらっしゃったら、と思うと営業した方が良いのかな、と考えてしまっています。
とはいえ、交通機関が止まってしまって帰宅できなくなるのは嫌ですし。
なんだか難しい問題ですが、アポイントメント営業にするのが最も現実的ですかね。
とにかく台風の影響が少ないことを祈るばかり。
営業方針の悩みをつらつら書いたところで、本日はkontorのBIG POCKET GD SHIRTのご紹介を。
なんだか、と心の声が出てしまいそうな1着です。
kontorのアイテム紹介は初めてなので、先にブランドの簡単なご紹介を。
コンセプトはこんな感じ。
パターンとディテールを考察し、
既存の制約や概念に囚われない服を作る。
さまざまな加工や染色方法を試み、
新しいテクスチャーのファブリックを模索する。
建築的な構造の形状を用いて、
私たちの身体と衣服の関係性を考える。
今を生きるための革新的な衣服。
コンセプトにもある通り、パターンが非常に特徴的かな、と個人的には思っています。
なんだか和服のような雰囲気もありつつ、そうではないようにも感じられるような独特なシルエットが多い気がします。
それ以外にもポケットなどの細かい部分のデザインや、生地の色味や加工へのこだわりなども非常に感じられるブランドかと。
そんなkotorからファーストデリバリーで到着したのが、このBIG POCKET GD SHIRT。
まさにブランドらしさが反映された、と言えるのではないかな、なんて。
見ただけで独特な生地感だろうな、と思ってしまいますよね。
生地はコットンナイロンが使われており、そこにガーメントダイが施されています。
ガーメントダイによるシワ感やムラのある色味が非常に特徴的です。
色味はなんだかはっきりしないような、少し曖昧めいた雰囲気も感じられるでしょうか。
また、硬めでばりっとしてじゃりっとした生地感もこれまた独特。
形状記憶とまではいきませんが、落ち感というよりも張りのある生地感です。
初めて着た時は違和感を感じてしまいそうですが、着ていくうちになんだか馴染んでいきそうな、そんな生地かと。
デザインとしては、フロントについた大ぶりなパッチポケットが目を引きますね。
ただポケットのサイズが大きい、というだけでは終わりません。
パッチの内側部分がフロントボタンの前立てに引きずり込まれるように一体と化しています。
そうすることにより、パッチポケットではあるものの、なんだかパッチポケットらしからぬな、なんて感じてしまうでしょうか。
大きめなサイズだとしても、マチのある物を入れてしまうと、膨らみが目立ってしまうと思うのでお気をつけて。
少し細かい部分にはなってしまいますが、剣ボロも特徴のひとつかと。
やや太めの四角い形状になっており、なんだか違和感を覚えるような、覚えないような。
そんなことないですかね。
サイズ感は程よくゆったりとしたシルエットに仕上げられています。
この生地感でぴったりとしていると着心地があまり良くならなそうですし、反対にゆったりしすぎているとインナーとして着づらくなってしまいそうなので、良いバランスではないでしょうか。
インナーを選ばなそうなサイズ感なので、羽織のような着方も良さそうですね。
そして色味はECRUとRUSTの2色をセレクト。
白ではなくECRUにするのはなんだか憎くて良いですね。
RUSTは柿渋の色味がシワ感のある生地をより引き立たせてくれています。
なんだか嫌な予感がする、なんて悲観的になってはいけない、そう励ましてくれそうです。
なんだか曖昧さや違和感を感じる、それでもなんだか着たくなってしまうkontorのBIG POCKET GD SHIRTを是非。
池田