陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

陰影

こんばんは。池田です。

今日は遂に甥っ子の入学式。
桜は少し散り始めてしまっていますが、なんとか持ち堪えてくれていそうなのでひと安心です。
少し葉が出始めていたとしても、ここまで桜が満開なことはなかなかないので、良しとするしかなさそうですし。
せっかくの良い天気で桜も咲いているということで、桜の陰影の下で晴れ着姿の甥っ子が写った写真を楽しみにしましょうかね。
混んでいそうなので撮影するか怪しいですけども。

そんなおめでたい日に、商店街には桜が少なくて残念、とふと感じてしまいました。
桜並木とまではいかずとも、もう少し春を感じられるようになったら良いな、なんて。
なんと言っても、通勤途中に桜並木を自転車で駆け抜けるのが気持ち良いので。
上を見上げれば桜の花々、その下には桜が落とす陰影のある道、なんだか趣があって好きなんですよね。
商店街にそんな情景があったらな、と希望を抱いてしまいます。
僕が何を言おうとも仕方ないですが、個人的な願望として。

陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

やはり晴れた日の陰影のある情景は良いよな、とほのぼのしつつ、本日は山内のコットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツのご紹介を。
陰影があるかのような表情の1着。

陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

一見すると一般的なオープンカラーのシャツに見えるでしょうかね。
もちろんオープンカラーではあるのですが、トップボタンは付かない仕様になっています。
そのためテーラードカラーのような見え方に。
所謂オープンカラーシャツよりも、どこか品のある表情に感じられますね。

陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

その襟はやや大ぶりな設計となっているため、しっかりとした存在感を感じられるもの。
特徴的な襟元だからこそ、ここでの主張が冴えますね。
オープンカラーのような、テーラードカラーのような、形容しがたいですが、各要素が陰影に富んだデザインかと。

陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

もうひとつ特徴的な部分としては裾のフリンジ。
これは後述する生地の耳部分をそのままの状態で取り入れられています。
山内のアイテムはそれぞれ端正な表情を感じられますが、こういった要素はそこから少し抜けているかのような印象に感じられますかね。
テーラードカラーのような作りに対して裾はフリンジ、光と陰影のようななんとも良い対比関係。

陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

また、パターンとしては、後ろ身頃から袖にかけて1枚仕立てとなっています。
フロントはラグランスリーブとなっており、ゆとりのあるシルエットも相まって、体型に関わらず多くの方に寄り添ってくれる優しい設計。
加えて、前後で見え方が変わってくるちょっとした違和感も感じられるかもしれません。

陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

そして採用されている生地はコットンやキュプラ、リネン、ラミーの混紡生地。
リネンとコットンリネンの混紡糸を複雑に配置することで、陰影が映し出されているかのような凹凸感のある生地感に仕上がっています。
ストライプではあるものの、同系色でのストライプのため、奥行きのある表情を感じられるでしょうか。

陰影|コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ|山内 24SS|えん -en-

そこに洗いもかけられているため、リネンらしいシワの入った生地感に。
ここでも端正な表情に良い抜けをもたらしてくれているかと思います。
やはり暑い時期にはこのようにリネンの表情を欲してしまいますしね。
リネンを存分に楽しめるのはもう少し先かもしれませんけども。
ちなみに裏側にはキュプラが多く出た生地感のため、非常肌当たりの良い心地良さを感じていただけるかと。

https://www.instagram.com/en_setagaya/
コットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツ ¥41,800 (in tax)

晴れた日の陰影かの如く、落ち着きがあり深みを感じられる存在になりたくなってしまいますね。
奥ゆかしい陰影を映し出しているような表情や生地感が魅力の山内のコットンキュプラ・ランダムシャドーストライプショートスリーブシャツを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

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    のよう

    より洋服のように。

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    それでも

    それでも同様に。

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