一息
こんばんは。池田です。
先週で展示会は最後になりました。
約3ヶ月間ほどはほとんど毎週のように展示会に行っていた気がします。
お取り扱いさせていただいているブランドだけでなく、新たにお取り扱いさせていただくブランドもいくつか回り、既に23AWが楽しみになってしまっています。
23AWからお取り扱いさせていただくブランドについては、シーズンが始まりそうなタイミングでご報告させていただきますので、お楽しみに。
とはいえ、楽しみな気持ちは抑えつつ、今は23SSを全力で楽しみます。
展示会を駆け回ってようやく一息つけるかと思いきや、GWに突入。
一息つく、というよりも、もう一息、といったところでしょうか。
なんて言いつつも、GWだろうがのんびりとした営業になることは間違いないんですけどね。
GW最終日の7日は甥姪孝行のため、夢の国に行ってくるので探さないようにお願いいたします。
翌日8日はアポイントメント制とさせていただきますので、ご希望の方はお気軽にメール、お電話などでご連絡ください。
もしかしたら夢の国から何かが届いているかもしれません。
わからないですけど。
夢の国も一息つける場所ではない気もするな、なんて口に出しそうになりつつ、本日はsatouのengawa skipper shirtのご紹介を。
ほっと一息つきたい、そう思わせる1着かと。
アイテムのイメージソースになっているのは、畑仕事が終わり、縁側で麦茶を飲みながら一息ついている情景。
文字だけでも想像できてしまう、どこかほっこりとした情景ですね。
個人的には緑茶ではなく麦茶という点がなんだか良いなと感じてしまいました。
特段理由があるわけではないのですが。
そのほっこりとしたイメージソースに落とし込まれているのが、今季のテーマの「押し花」に通ずる花柄。
この花柄はマンガン絣という染色方法が用いれらています。
マンガン絣は現在では新潟の1社でしか作ることのできない染色とのこと。
調べてみると、マンガン絣はその日の気温などによって色味が変わってしまうみたいです。
このような繊細な技術は、効率が求められる現在では非効率、と言葉が変わってしまうのですかね。
需要が減って技術が衰退していってしまうことは、国としての財産が減ることを意味するので、なくなってしまわないことを祈るばかり。
このような伝統技術を取り入れるのもsatouらしさがあり、satouの心意気を感じられますね。
そんな花柄は一筆書きで描いたかのような抽象的な印象を受けるでしょうか。
同時に和の雰囲気を漂わせているかな、なんて感じてしまいました。
花柄と言われなければわからない程の雰囲気が、より取り入れやすくなっているはず。
また、大ぶりなボタンも特徴のひとつになっていますね。
ただ大ぶりなだけではなく、クラシックな雰囲気を感じさせるでしょうか。
ちなみにボタンホールはsatouらしく斜め仕様です。
上述したマンガン絣が用いられた生地はリネン100%。
リネン100%は言わずもがなですが、非常に軽やかな仕上がりです。
これぞ夏に着たい、と感じていただけるかと思います。
ゆとりのあるボックスシルエットとなっており、空気を纏ったような感覚を持っていただけるかもしれません。
リネンの生地感も相まってリラックス感がありますね。
裾は前後差がつけられており、サイドにはスリットが入れられています。
色味はご紹介前にoffが完売してしまったこともあり、blackのみ。
単色のアイテムとは違い、暗さを感じさせない程良い柄加減で、重さも感じさせないと思います。
アロハと単色シンプルの中間ぐらいの感覚でしょうかね。
blackのみですが、迷うことがない、というポジティブな解釈をしていただけると大変助かります。
これを書き終わったら煙草で一息つこうかなと考えていたら、このスキッパーはなんだか煙草も似合いそうだな、なんて妄想してしまいました。
一息つく時に飲むのは麦茶、緑茶、烏龍茶、コーヒー、紅茶、ジュース、どんな方でも、一緒に一息ついてくれるsatouのengawa skipper shirtを是非。
池田