比べ
こんばんは。池田です。
昨日は帰宅時にしっかり雨に降られてしまいました。
ちょうど帰宅時間に雨が降りそうだったので、普段と比べて少し早く営業を終えたものの、濡れ濡れで帰宅することに。
本当に雨での自転車には嫌気がさしてしまいますね。
それにしてもなんだか雨が降ったのは久しぶりな気がしたり。
冬はあまり雨が降らないとはいえ、ここ近年と比べると雨が少ないような、少なくないような。
僕個人としては雨は嫌で嫌で仕方ありませんが、水不足が叫ばれているともなると恵みの雨なのでしょうけども。
兎にも角にも、雨に降られて風邪をひかないようにせねば。
今年はいつもの梅雨と比べて雨が少なくならないかな、と少しの希望を抱いている中、急に新しいスニーカーを迎え入れたくなっています。
やはり洋服と比べるとスニーカーへの関心はそこまで高くはないのですが、1年に数回スニーカー熱が高まるんですよね。
今欲しいと思っているのは機能性が高めのものか、野暮ったくてださいようにも見えるもの。
僕が所有しているスニーカーを比べると、高機能なものはあまり持っていなかったり、古着に合うような野暮ったいものが欲しかったり。
なので、とにかく様々なブランドやらお店やらのonlineを徘徊しているのですが、なかなか最適なものが見つかっておらず。
様々なスニーカーを見比べていてむしろ迷走してしまっているんですよね。
どうにか良き出会いに巡り会いたいものです。


スニーカー好きと比べると所有数は少ないのだろうな、とスニーカー好きの収納法が気になりながら、本日はFujimotoのEngraved Linen JacketとEngraved Linen Trousersのご紹介を。
あえて比べてみても楽しみをもたらしてくれる仕上がりのアイテムたちかと。

こちらのアイテムたちはセットアップとされているので、まずは共通する生地について。
ここで採用されているのはリネン100%とされています。
リネンともなるとものによってはぶりんと厚みがあったりもしますが、こちらではそれと比べて薄手の生地感で非常に軽やかさを感じさせてくれるかと。
リネン100%ということもあり、清涼感を持ち合わせていることは言うまでもないでしょうかね。
やはりコットンなどの他の原料と比べると清涼感は段違いといったところ。
フルレングスのトラウザーズはもちろんのこと、ロングスリーブのジャケットもこれなら初夏あたりまで立ち回ってくれるはず。

というリネン100%の場合、ざっくりとした生地感で粗野な表情をしていたりもするものですが、こちらはそれと比べて細やかでほんのり光沢も感じられるかと思います。
そのおかげでどことなく品のある表情が見てとれますかね。
さらりとした生地感ですし、すんなりと寄り添ってくれるはず。
なるほど、ここまでだとFujimotoの他のアイテムと比べると狂気性が控えめに思えてきますかね。
いやいや、もちろん他のアイテムと比べても遜色のない狂気性を感じられますよ。
そんなことひと目見ればわかるかもしれませんけども。

そう感じさせるのはジャケットの胸ポケットやトラウザーズのサイドポケット。
これらに鎮座しているのがEngraved Cut Out Anorakと同様の編み込みレザー。
Engraved Cut Out Anorakと比べると面積は控えめではありますが、十二分に曲者であることを示してくれていますね。
ただそのままレザーを鎮座させるだけでも曲者になり得るとは思いつつ、それを編み込みにしてくるあたりが藤本さんの狂気性というもの。
何も施していないレザーと見比べなくとも、明らかな狂気性を感じてしまうでしょうか。
だからこそFujimotoに惹かれ続けてしまうんですよね。

さらにジャケットの第2ボタンにはたらりとレザーが垂れ下がっています。
わざわざ付けなくとも、なんて思ってしまうものですが、この一見すると無駄なようなあたりもたまらないですよね。
レザーが付かないデザインと比べてもあまり変わらないように思ってしまう方、いや、おそらくこのレザーが垂れ下がるだけでかなり印象は変わるはず。
個人的には編み込みレザーとリネンの仲を取り持ってくれているように感じてしまったり。

このリネンとレザーを見比べてみると、軽やかでほんのり品のあるリネン、重厚で狂気的なレザー、と両者の対比が楽しめるのではないでしょうか。
もしこれ以上にレザーの占有率が大きい場合、均衡をとることできずに破綻してしまっていたのかもしれません。
このレザーの占有率が最適だと捉えることができそうですね。
これは今季の着想源である西村賢太氏の『苦役列車』で感じられる二面性が表されているのかもな、と捉えていたりもします。
リネンとレザーそれぞれの占有率を比べるとするならば、多くを占めるリネンは偽りの仮面を被ったやや軽薄な面、レザーは内に秘めた力強い意志を持ち合わせた面、といったところでしょうか。
前者を表に出しつつ、後者を内に隠して時に表に出す、という二面性が表されている、というのが僕の勝手な捉え方です。
もちろんそんなことはまるで表されていないのかもしれませんので、ご共感いただけなかった方は聞き流していただければ。
そんなリネン地にレザーが鎮座したセットアップ。

まずはジャケットからということで、レザーが鎮座している以外では他のアイテムと比べるとシンプルと言えるかと。
確かにシンプルかもしれませんが、この編み込みレザーが鎮座しているので、これ以上何かデザインを加えるともなると騒がしくなり過ぎたかもしれません。
それほどに編み込みレザーの存在感をひしひしと感じさせてきますしね。
サイズ感としてはほんのりゆとりをもたせた設計とされています。
丈としては短めではあるものの、丈に比べてやや長めに設定されたアームはFujimotoらしい要素でしょうね。
とはいえ、手が全て隠れてしまうほどではないので、他のアイテムと比べると長すぎることはないはず。

一方のトラウザーズもジャケット同様に他のトラウザーズと比べるとシンプルでしょうか。
それでもやはり両サイドのポケットに鎮座する編み込みレザーが印象にしか残りませんよね。
フラップを備えたカーゴポケットと比べても遜色のない、いや、それ以上に存在感を感じるというもの。
そしてサイズ感はこれまたほんのりゆとりを持たせたストレートなシルエットとなっています。
僕の大好物な極太シルエットと比べるとやや細めかもしれませんが、ジャケットとのセットアップとして鑑みると最適としか言いようがありませんよね。
ジャケットに添い遂げるとも言える最適さといったところ。

もはやこの狂気性にはついつい歓喜してしまいますね。
他と比べても明らかな独自の世界観を映し出してくるあたりは流石のひと言。
この独自の世界観に浸り続けたいな、なんて本音が飛び出てしまうのは仕方ないというもの。
何かと比べても打ち負けない世界観を持ち合わせたいものですね。
他の原料と比べると清涼感が段違いなリネンが軽やかさとほのかな品を感じさせ、それと比べて重厚で狂気性を感じさせる編み込みレザーが鎮座することで、他と比べても明らかな独自の世界観を映し出してくるFujimotoのEngraved Linen JacketとEngraved Linen Trousersを是非。
池田

