揺れ
こんばんは。池田です。
ONE PIECEの最新話凄すぎませんかね。
これまで以上に展開が読めないほどのとてつもない情報量。
いやはや、面白すぎるな、と思う反面、脳が揺れるほどの情報量ですけど。
そろそろあの島の事件が描かれてしまうのか。
楽しみに待ちたいと思います。
自宅でONE PIECEを楽しみながら、自宅の外壁塗装が行われているため、作業次第で自宅が揺れたりするここ最近。
今月いっぱいはこの状況が続くとのことです。
さらに全体が養生されているため、室内が暗いんですよね。
どことなく雰囲気も暗くなっている気がしてしまいます。
そうは言いつつ、節電のために大抵ほとんどの電気は消してるので、いつもとあまり変わってないかもしれませんけど、陽が入らないだけでもかなり変わるのでね。
節電した分で秋冬物買ってしまおうか、と物欲に揺れ動きながら、本日はYASHIKIのFuyuki Hoodieのご紹介を。
物欲が揺れること間違いなしの1着かと。
まず全体のイメージとしては『冬木』。
単純な”冬の木”という意味で使われもしますが、こちらでは冬になって葉が落ち尽くした木としての意味になっています。
反対に冬に落葉しない常緑樹という意味でも使われるみたいですね。
日本語の難しさが如実に現れていて、思考が揺れてしまいそう。
その『冬木』として、落葉して枝が目立ってきた木々や、わずかに残っている葉を落とそうと木々が揺れる情景を表現しています。
東京ではなかなか見ることのできない情景ですが、石川県や北日本の地域では来月あたりから見られるようになるのでしょうか。
そろそろ旅行にも行きたいな、と物欲と同時に旅欲にも揺れる次第。
こちらは今季のアイテムの中でも全体的に編みの柄はシンプルに仕上げられていますね。
そう感じさせるのは、多くを占めた天竺編み。
この部分で落葉した木々の間に広がった空を表しています。
葉が落ちることによって、より空を広く見られるさまを表現していると考えると、シンプルではありつつ、情景がはっきり表現されている、そう感じさせる仕上がり。
また、葉が揺れて落ちる要因の風を表しているのが、身頃脇の細かな斜線部分。
その横で縦に走った部分は、落葉した木々を思わせるでしょうか。
落葉すると儚げで素朴さのある姿になるので、そう感じさせるのかもしれません。
それが正しいかは自分次第ということで。
シンプルではあるものの、安定安心のプレーティング編みとなっているので、深みのある色味に仕上げられています。
読み飽きられてしまった方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、プレーティング編みは表裏で異なる色味の糸を使って編む技法です。
念には念を、ということで。
シルエットもYASHIKIらしくゆったりと仕上げられています。
フードもボリュームがあり、立体的な佇まいでいてくれていますね。
シンプルであるが故に、こういったディテールはありがたい。
そして色味はPINKとOFF-BLACKの2色をセレクト。
PINKはややベージュに近いような落ち着いた色味で、まだこれから成長する木のような雰囲気でしょうか。
一方のOFF-BLACKは揺れることのない信念を持ち合わせた木を思い起こさせますかね。
シンプルなフーディだな、と侮るなかれ。
YASHIKIの手にかかると、スウェット地のフーディには到底出すことができない上品さがあるかと思います。
着てみるとスウェットフーディに戻れなくなる魅力に揺れ動いてしまうかと。
欲には揺れても、軸は揺らすことのないように、と戒めてくれそうです。
他のフーディに手が出なくなってしまう魅力に、物欲が揺れに揺れてしまう、YASHIKIのFuyuki Hoodieを是非。
池田