
近く
こんばんは。池田です。
昨日は少し早めに営業を終えてお近くのお祭りに行ってきました。
昨日書いたようにまずは協賛金を立て替えていただいた方を探すべく、ふらふらしていたのですが、なかなか見つからないな、と思っていた矢先、まさかの自転車と停めた場所の近くにいて無駄足を踏んでしまい、ひとりで恥ずかしくなってしまいました。
そんなことはどうでも良いですが、お祭り自体は狭いながらも粒揃いの出店ということもあり、非常に賑やかな雰囲気が流れていましたね。
出店は商店街の近くのお店ばかりなので、地域密着型のお祭りといったところ。
やはり外注することなく近くのお店で完結させたお祭りの方が良いな、と感じた次第。
そういえばここ最近は自宅近くのお祭りに行けていないな、と今年は行ってみようか計画している中、毎度のことながら今週のONE PIECEの最新話も面白かったですね。
まさか人攫いした人物が近くにいるとは思わなかったのではないかと。
なんて思っていると、あの人物は奥さんらしき人物に手を出してしまっていますし、なんて思っていると、あの人物の本名が明らかになってしまいますし、とんでもない情報量。
何度か書いているような気がしますが、あの事件の全貌は近くに明らかになることを実感してしまいますね。
今月中には明らかになってほしいものです。


そうなると最終話も近くなってきているのか、と悲しみに明け暮れそうになりながら、本日はYASHIKIのFuyushigure Half Zip Knitのご紹介を。
近くなるからこそ感じられる情景が落とし込まれた1着かと。

まずは毎度のことながら全体のイメージから。
こちらでイメージされているのは『冬時雨』。
はい、もちろん初耳の単語ではありましたが、僕が考えてみた意味と調べた意味は近くも遠くもなく、なんとも言えない答え合わせになってしまいました。
少しだけ遠回りしてしまいましたが、調べてみると秋の終わりから冬の始まりに降ったり止んだりする一時的な雨のことのようです。
この雨によって冬が近くにやってくることを感じ始めるといったところでしょうか。
僕の記憶ではあまり感じたことのないものだったのですが、どうやら特に日本海側で見られるとのこと。
感じたことがないのがおかしくないことがわかってひと安心。

ひと安心したところで、この『冬時雨』として雪が降る時期が近くなっている中で降る冷たい雨をイメージしています。
現実ではまだ猛暑が続いていますが、YASHIKIの世界ではそろそろ冬に突入してしまいそうですね。
冬に突入するなんて現実ではいつになることやら。

話を戻しまして、その冷たい雨を表現しているのが肩部分の斜線柄やその近くに位置する小さめの凹凸の筋。
なるほど、斜線柄ともなると一時的に強く降っているのかもしれませんね。
横殴りとまではいかないものの、それに近くも遠からずな降り具合といったところでしょうか。

ただ、この部分で表現されているのは冷たい雨だけではありません。
それは一時的に強く降る雨という存在に近く関係している雷。
雷ともなると間違いなく斜線柄での表現でしょうね。
とはいえ、斜線柄は短めの設定とされているので、雷が鳴り続けているわけではなさそう。
一時的な雨ということなので、雷も少し鳴りつつ晴れ間が近くで待機しているのかもしれません。
いっときの雨宿りで済めば良いな、なんて想いを馳せてみたり。

それらの冷たい雨によって道路が黒く濡れているさまを表しているのが多くを占めているワッフル編み。
雨を降らせている厚い雲がかなりの暗さを映し出しているからこそ、より黒黒とした道路に見えているのでしょうか。
雨宿りできる場所が近くにあれば良いな、なんてここでもまた想いを馳せてみたり。
あれ、この黒黒しい道路が多くを占めている、ともなるともしかして雨宿りできる場所なんて近くにないのでは、と心配になってきてしまいました。
万が一田んぼ道でこの冷たい雨に打たれるなんて想像もしたくないですね。
田んぼ道であろうと雨宿りできる場所が近くにありますように。


祈りを捧げつつその黒黒しい道路を見てみるとプレーティング編みがそれを如実に感じさせてくれているでしょうか。
BLACKは黒黒しいことは言わずもがなですが、ORANGEは裏糸が黒とされることで黒黒しい道路に近くなっているかと。
こう感じるようにプレーティング編みによって奥行きのある表情も見てとれますね。
ちなみにプレーティング編みは表裏で異なる色味を使う編み方ですのでお見知りおきを。

そしてサイズ感としては24AWのものよりもアームホールや袖口が細めの設計とされています。
24AWではハーフジップニット自体の展開はなかったのですが、どちらかというと23AWのものと近く設定されているかもしれません。
実物が残っているわけありませんし、そもそも24AWと単純に比較ができないものの、何はともあれある程度ゆとりのあるアウターであればインナーとしての立ち回りも問題ないはず。
これには冬の訪れはまだしも秋の足音ぐらいは近くに感じたいと思ってしまう次第。
雪が降る時期が近くに感じられる冷たい雨が表現され、その冷たい雨によって濡れた黒黒しい道路に近く感じられる色味によって仕上げられることで、すぐにでも近くにすり寄りたくなってしまうYASHIKIのFuyushigure Half Zip Knitを是非。
池田