ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW|えん -en-

ようやく

こんばんは。池田です。

ここ最近のONE PIECEは本当に内容が濃すぎたり、同時に多くのことが起きている状況で、なかなか把握しきれないですね。
面白いことに間違いはないですけど。
そんな中、ようやく五老星などの正体も明かされ始め、最後の展開がわからなくなってきました。
最後に戦うのは誰になるのか、難しいところ。
こんな内容をまとめあげていく尾田先生には尊敬の念しかありませんね。
あれだけ面白い内容が書けるようになりたい、と無謀な夢を見てしまいそう。

ものすごい展開になっているONE PIECEですが、23AWのデリバリーはようやく先が見えてきた気がします。
残すはアウター類の入荷が待ち受けているぐらいですかね。
入荷作業がなくなるのは良いとは思いつつ、半年前にオーダーしたアイテムたちにようやく再会できる喜びがなくなってしまうのはなんだか寂しいです。
再会できてもすぐに旅立ってしまう時も、嬉しさと寂しさが入り混じる複雑な感情。
嬉しいこともあれば、寂しくて悲しいこともある、人生そのものですかね。
良いこと言っているように装わせていただきました。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

気持ちが下がった時はONE PIECEでも読んで元気を出そう、とこれからの過ごし方を考えつつ、本日はINNATのHAND DYED BOMBER JACKETのご紹介です。
ようやく、そう言いたくなる待ちに待ったアイテム。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

こちらはCOLLECTION 02でも展開のあった60年代のL2-Bを採用したボンバージャケットと同様のデザインになります。
使用している生地は、表地にナイロン、裏地にオリジナルのファブリックであるキュプラレーヨンウール。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-
 
ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

そこに加工を加えることによって、表裏の縮絨に差が生じて、パッカリングが生み出されています。
このパッカリングが非常に良い表情を生み出してくれており、まっさらな状態とは異なるINNATらしい雰囲気を感じられるでしょうか。
何より、うねうねとしたジップがなんとも愛らしい。
個人的に1番の推し部分です。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

一方でCOLLECTION 02と異なる点が色味。
以前はWhiteのみの展開でしたが、今季はようやく染色された色味も登場です。
COLLECTION 02の展示会の時に、他の色味で展開はできないかを谷さんとお話したことを思い出してしまいました。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

染色できなかった要因としては様々な素材を使っていたため。
混紡生地に製品染めすると、望んでいた縮率や色の入り方を実現できずにいました。
ただ、今季は試行錯誤した結果、ようやく再現することができ、新たな色味での展開が可能に。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

そんなようやく再現することができた染色方法はベンガラ染め。
これは岡⼭県⾼梁市で銅の鉱⼭の副産物として使われている、⼟中の鉄が酸化した顔料を、⼿染めによって施されています。
手作業での染色のため、ムラのある色味が特徴的で、陰影があるかのような深みのある仕上がりですね。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

ちなみにこちらはリバーシブルなのですが、裏側のムラというよりシミのように染まってしまっている部分も、手作業ならでは。
INNATだからこれが愛嬌とも言えるのではないでしょうか。
そのおかげで汚れも気にならないかもしれないですしね。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-
 
ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

ということで、ようやく再現していただけた色味についてはPinkとGrayの2色をセレクト。
Pinkは赤だったものが褪せたかのような色味で、ピンクと言えど着づらいなんてことはないかと思います。
古着屋さんのストックの奥の奥からようやく出てきた、そんな雰囲気を感じさせるでしょうか。

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この謎スタイルは改めてInstagramに投稿予定です。

一方のGrayは洗練されているようでもあり、工事現場の方が着ているようにも見えなくもない、ぎりぎりのせめぎあいが起こっている、なんて勝手に思っています。
そのせめぎあいがむしろ魅力的に見えるんですよね。
全く異なる印象を持たれる方ばかりだとは思いますが、捉え方は自由ということで。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW |えん -en-

再現されるまでにどれだけの苦労があったかを考えると、セレクトしないなんて選択肢はないですよね。
むしろ販売しないで自分で着てしまおうか迷ってしまいます。
もちろん今は販売してますけど。
それだけ再現されるまでの谷さんの苦労があり、その背景を感じられる1着。
いやはや、良い。

ようやく|HAND DYED BOMBER JACKET|INNAT 23AW|えん -en-
HAND DYED BOMBER JACKET Pink,Gray ¥99,000 (in tax)

ようやく漕ぎ着けた、というところまで諦めずに挑んでいく姿を見せてくれていますね。
ようやく再現することができ、ようやく発売まで漕ぎ着けた、待ちに待ったINNATのHAND DYED BOMBER JACKETを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

  • のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

    のよう

    より洋服のように。

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    偏屈の偏見と偏愛。

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  • それでも|Akane mohair Cardigan|YASHIKI 24AW|えん -en-

    それでも

    それでも同様に。

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