相反する|Hatsushimo Knit Polo|YASHIKI 22AW|えん -en-

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こんばんは。池田です。

ここ最近のドッキングやらハイブリッドやらと呼ばれるアイテム、ブランドがインフレ状態になってないでしょうか。
テーラード、ミリタリー、ワーク、相反する文脈をミックスさせたアイテムはもちろん良いものもありますが、なんだか最近そういう作り方をしているブランドが増えすぎてる気がします。

なんだかんだ言って先駆け的な某日本ブランドが1番上手いな〜と感じてしまいます。
シーズンを経るごとに洗練されていってる感じでしょうか。
それ以外のブランドはどこか似通った雰囲気だったり、ブランドらしさが出せていなかったりする気がしてしまいます。

偉そうに言うなですよね。
それぞれの好みの問題ですし、ただの主観なのでお気になさらず。

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昨日の『そろそろ』でも少し書きましたが、本日から発売されるHatsushimo Knit Poloについてです。

自分のことばっかり言ってしまって申し訳ないのですが、ポロってなんか好きなんですよね。
いなたさ、おじさん感があるからでしょうか。
カジュアルっぽくもあるけど襟付きだし、ってことで割とちゃんとした場にでも着ていっちゃいます。

とは言っても、欲しいと思えるポロシャツがなかなか見つからないことが多い気がします。
新品だろうと古着だろうと。
サイズがぴったりしてるとゴルフ感とか完全なおじさん感が出てしまったりしますし。

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ただ、YASHIKIのポロシャツは毎シーズン買いたくなってしまうから不思議です。
割と玄人好みそうなポロシャツを作り続けるってすごいと思います。
新規の方というよりもしっかりファンがついてるからこそできることじゃないかと。ポロシャツに関しては。

僕のYASHIKIのポロシャツが好きな理由は、”いなたさ”と”上品さ”という一見相反する要素がしっかりと両立されているからだと思います。
半袖ならまだしも、長袖となると完全におじっぽい印象になりそうなものですが、そこを裏切ってくれるのがYASHIKIですね。

僕の意見なんて誰も得しないので、ご紹介を。

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今シーズンは冬の朝が表現されています。
よく晴れて冷え込んだ朝、畑の土を持ち上げる霜柱がイメージ。
霜柱を踏むのって音といい、感覚といい、なんだか気持ち良くて好きです。

冷えた空気と青空を身頃と袖の天竺編みで、霜柱は肩の細かな凹凸の編み地で表現されています。
Orangeだけはプレーティング編みになっているので、奥行きを感じる色味に。

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YASHIKIのアイテムに”上品さ”を感じる要因として、ボタン使いも大きいのではないかと思います。
カーディガンなどボタンを使うアイテムには、一貫して
天然素材の黒蝶貝を使用しています。
黒蝶貝の光沢感が”上品さ”を底上げしているのではないでしょうか。
ボタンのサイズも一般的なポロシャツよりも大きめなので、THEポロシャツではない雰囲気も感じさせます。

安心のコットン100%なので気軽に着られますし、厚い生地ではないので夏以外は着回すことができるかと思います。

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また、シルエットに関してはゆったりしていますが、大きすぎないサイズ感なのでだらしなさもなく、そういった点でも”いなたさ”と”上品さ”が両立しているのかなと。

色味は今シーズンらしいSmalt-blueに加え、Orange、Greigeの3色展開です。
Smalt-blueの爽やかな雰囲気も良いし、少しくすんだようなOrangeも渋柿感があって良いし、ちょっとおじ寄りのGreigeも良い。
悩みますね。

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Hatsushimo Knit Polo Orange,Smalt-blue,Grege ¥30,250 (in tax)

僕の思ったことに共感していただけるという方がいらっしゃるのであれば、間違いなく刺さるアイテムだと思います。
そんな贅沢言わずとも、素晴らしいアイテムなんですけどね。
僕の考えと相反する方もアイテム自体は非常に魅力的なので、是非見にいらしてください。

池田

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    まずはこれから。

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    こんばんは。池田です。 何やら西日本から梅雨が明け始めてきましたね。例年においてはもう少し長い気がしますし、実際もう少し長いはず。もちろん梅雨明けすることは喜ばしい限りではありますが、気温においてはまるで喜ばしくないですよね。もはや真夏の様相を呈してしまっているものの、さらに気温が高まるともなるともう危険でしかありません。ここ数年の春においても春ものを着る機会が少なかったところ、今年はさらに少ない、というよりもほとんどなかったですね。来年からはいよいよ二季が現実味を帯びてくることを予想しておきます。 二季が現実味を帯びてきようとも季節においては抗えないな、と肩を落としている中、先日の定休日には過酷な胃カメラと対峙してきました。もう辛さにおいては過去最も辛いと言っても過言ではないと思っている胃カメラ。案の定辛すぎましたし、案の定涙が溢れました。その辛さの後の検査結果も緊張してしまいましたが、結果においては健康体。ひと安心です。もし結果が悪くて営業できなくなってしまっては元も子もないですし、もしかしたらお酒が飲めなくなってしまうと考えると生き甲斐がなくなってしまうのでね。とはいえ、毎年お酒においては控えるように言われているのでほどほどにしておくことにします。   お酒を控えるという発言においてはまるで信憑性を感じさせない気もしながら、本日はBlanc YMのSILK COTTON SKIPPER SHIRTSのご紹介を。Blanc YMにおいては欠かせない存在の1着かと。 Blanc YMのアイテムは初めてのご紹介にはなりますが、Blanc YMのご紹介においては『始め』に書かせていただいているので気になる方はご覧いただければ。ご紹介とまでは言えない内容かもしれませんが悪しからず。 ということで、こちらのスキッパーシャツはBlanc YMにおいて定番アイテムとして展開されています。Blanc YMを既にご存知の方々からしたら、とやかく僕が書く必要がないほどの存在とも言えるかもしれませんね。それほど確立した存在ではないかと。 デザインにおいては至極シンプルと言えるでしょうか。もちろんシンプルであることは否定できませんが、それだけに留まることはもちろんありません。それだけに留まっていたらセレクトなんてしないので当たり前ですかね。 そんなこんなで見ていただければわかるかと思いますが、シンプルなだけに留まらないと感じさせるのがこのたっぷりとしたシルエット。ワイドシャツとアイテム説明にもある通り、ワイドシャツという名に偽りなしと言えるのではないでしょうか。ことスキッパーシャツにおいて抜けた雰囲気を欲してしまう僕としては、これぞ求めていたもの、と感じてしまいます。   と、ここで終わらないのがこのスキッパーシャツの魅力。通常においては前身頃と後ろ身頃の生地幅は同等程度もしくは後ろ身頃がやや幅広め、という設計が多いかと思います。ただ、このスキッパーシャツにおいては後ろ身頃の生地幅をたっぷりとることで、背面がふわりと膨らみのあるシルエットをもたらしてくれています。試しにポケットに手を突っ込んでみるとたっぷりさがわかりやすいでしょうか。   前後の身頃が同等程度のシャツにおいては背面のサイドタックの恩恵を感じづらいかもしれませんが、このたっぷりの後ろ身頃そもった設計においてはしっかりタックが入れられていることがわかる佇まいになっているかと思います。これも膨らみとともに独特なシルエットを描き出してくれるかもしれませんね。   他の設計部分においてはアームホールがぴんと直線的に走っている点も特徴的かと。身頃のふわりと膨らみあるシルエットとは打って変わっているとも言えそうです。ともなると、袖を捲らずに、むしろボタンを外してだらんとさせたくなってしまうかもしれません。なんて言いながら、僕はことシャツにおいてはボタンを留めずにだらんとさせるスタイルが好きなので、そうしたくなってしまうこと必至なんですけどね。 そこに採用されているのがシルクとコットンの混紡生地となっています。もしよくこの『はなし -diary-』をよくお読みいただいている方がいらっしゃったら、いや、いないか、というのはさておき、数ある生地において僕の最も好みであると言っても過言ではないのがシルクとコットンの混紡生地なんですよね。デザイナーの宮内さんにおいても好みの生地とのことで、案の定僕の好みに刺さりに刺さってしまったわけです。 この刺さりに刺さった生地のシルクについては生産時にどうしても出てしまう棉を使った短めなシルクノイル糸となっています。であるが故に、ネップやムラが生じる生地感に。これがとにかくたまりません。この生地感においては画像ではお伝えしづらいのですが、実物を見ていただければ間違いなく見てとれるネップ感のある表情に仕上がっているので是非実物をご覧いただければと。 それらのネップやムラのある生地感に加えて、ほわりとした空気を含んだような心地良さももたらしてくれています。シルエットに膨らみを感じさせるだけでなく、生地感においても膨らみを感じさせてくれ、より柔らかな存在に昇華した仕上がり。これはネップによる良い野暮感がありつつも軽やかな立ち振る舞いをしてくれており、もう文句なしですね。 シルク混ということもあり、秋冬ものにおいて欠かせない保温性があるだけでなく、通気性も持ち合わせているので真夏以外は着ていただけるかと思います。流石に真夏は厳しいようにも思いつつ、インナーにタンクトップなんかを差し込んでいただければ今の時期も着ていただけるような、厳しいような。薄手ではないのでもしかしたら今の時期も厳しいかもしれませんが、室内で過ごす時間が多い日であれば着ていただける、かなと。 上述したようにシルク混のほわりと膨らみある柔らかな生地が採用されていることに加え、実は設計においても生地の切り替えが少なくなっているため、綺麗な落ち感を映し出してくれているんですよね。シルエットに膨らみがあるとは言ったものの、この落ち感によって愛らし過ぎる印象は受けないはず。むしろ品さえ感じさせる佇まいになっているかと思います。...

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