漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

漂う

こんばんは。池田です。

昨日は雨が降ってはいたものの、歓喜してしまうほどの涼しさでしたね。
ようやく秋が訪れる雰囲気が漂う陽気だな、と思った矢先、またほんの少し高い気温が舞い戻ってきてしまって肩を落とすしかありません。
それでも夏とは違ってからっと湿度が低いことは喜ばしいことではあるんですけども。
湿度が低いだけでも夏が過ぎた空気が漂うので秋冬ものへの想いも強まってきてしまいますね。
案の定僕は楽しむことができないので古着で楽しんでいく所存です。
秋冬ものとは言えないかもしれませんが、先月のyauranさんの周年イベントで交渉に成功し、お取り置きさせていただいた某代表的デニムはたまらなかったんですよね。
所謂あのデニムにはまるで魅力を感じないのですが、それは気持ち悪い雰囲気が漂う染色が施された黄色い佇まいに惹かれてしまい、ついつい手を出してしまいました。
その気持ち悪い雰囲気漂うデニムがいつかInstagramで露わになるのか、ならないのか、乞うご期待。

たまに漂う匂わせをどうにかできないものか、と言われてしまっても仕方ない中、そういえば先日の定休日には髪を切りに行ってきました。
今度こそは暑苦しさ漂う前に切りに行こうと意気込んでいたものの、なんだかんだで切りに行きことができず。
いつもよりは早めに行けた気はするので、いつもほどの暑苦しさは漂うことがなかったかもしれません。
後ろ髪がぼさっとしていたことは否めませんけれども。
次こそは爽やかさ漂う内に切りに行かねばなりませんね。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-
 
漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

爽やかさ漂うなんて誇張にも程があるだろう、とお叱りのお言葉を受け付けながら、本日はBISOWNのHEAVY WOOL 2B JACKETとHEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKSのご紹介を。
魅力が漂うことこの上ない仕上がりのアイテムたちかと。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

まずはセットアップということで共地の生地について。
こちらで採用されているのはイギリスのMOON社のデッドストック地です。
かなりの老舗のMOON社となると、伝統や温かみが漂うツイード地が代表的な生地と言えるでしょうか。

よくよく調べてみると創業から190年近くとのことで、そのデッドストックなんてもしかしたらとんでもない年代の生地かもしれないな、なんて思ったり。
そう考えると非常に夢見心地な気分になってしまいますね。
どうしても夢が漂うこと必至ではありますが、近年ものの可能性も十分ありますのでお気になさらず。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

そんなこんなでこのデッドストック地はイングランドウールとカシミヤをゴブラン織したものとなっています。
デッドストックという点とゴブラン織が掛け合わされることで、柄の存在感はありつつもどこか古き良き哀愁が漂うような雰囲気も感じられるのではないでしょうか。
だからと言って古臭い、野暮ったい雰囲気が漂うことのない唯一無二の表情になっているかと。

哀愁漂う雰囲気に通ずる部分でもあるかもしれませんが、温かみも漂う表情も感じられるかもしれません。
一見すると強面なのに、いざ話してみると物腰柔らかで優しい性格だった、といったところでしょうかね。
皆さまもそんな経験をしたことがあるのでは、なんて思ったり。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

この雰囲気や表情が漂うのはBISOWNだからこそな気がしてしまうんですよね。
おそらく仕立てられていない生地としてだけ見ると、古臭いタペストリーらしさが漂う印象を受けてしまいそうなところ、そうは感じさせないあたりが中出さんの凄み。
採用する生地選び、そこからデザインに至るまで全てをまとめあげてくるなんて、もう頭が上がりません。

というゴブラン織だけあって密度高めの生地感となっています。
密度が高めと聞くとどうしても硬い印象が漂うかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。
柔らかさや滑らかさを有した優しさが漂うような心地良さをもたらしてくれるはず。
一見すると強面なのに、いざ話してみると物腰柔らかで優しい性格だった、と無表情で同じことをもう一度言いたくなってしまったり。

既に口に出ていることはさておき、そんなゴブラン織のデッドストック地を採用したセットアップ。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

先にジャケットからということで、デザインとしては何か気を衒った要素が加えられてはいません。
それもそのはず、やはりこの存在感溢るる生地なので、要素が加われば加わるほど騒がしい雰囲気が漂うことになってしまいますし。
故に、この哀愁漂うゴブラン織のデッドストック地を存分に楽しめるというもの。

なるほど、平凡な2ボタンのジャケットなのか、と感じられてしまう雰囲気が漂うことになりそうですが、その勘違いは頭から取り除いていただければ。
もちろんシンプルなデザインであることに変わりはありませんが、ふと目を向けてみると紺ブレのようにも見えたり、見えなかったり。
あくまでシンプルな佇まいが漂う域を脱することはないかもしれませんが、クラシカルな雰囲気が漂う佇まいと見てとれるのではないかと。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-
 
漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

加えて、細かな部分ではありますが、採用しているボタンは水牛ボタンとされています。
飴色の水牛ボタンとなっているので、これまた哀愁漂う表情を感じられるのではないでしょうか。
それぞれの個体で異なる色味も楽しめ、細部まで抜かりのない仕上がりには感嘆としてしまいますね。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

飴色水牛2ボタンのそこまで開きが広くないフロントの設定とされ、採用されている生地から遠ざかることはしないクラシカルなデザインとすることで調和された仕上がり、もうどう文句をつけようか、いや、つけようがありません。
特出すべくデザインがなされていないにも関わらず、これほどの魅力が漂う仕上がりなんて。
僕が言うことはないでしょうね。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-
 
漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

一方の組下スラックスはS120 WOOL GABA 1TUCK EASY SLACKSと同型となっていますが、同型といえどその漂う雰囲気がまるで異なりますよね。
漂う雰囲気が異なるだけでなく、佇まいとしてもS120 WOOL GABA 1TUCK EASY SLACKSは落ち感のあるすっとした佇まいなところ、ゴブラン織の密度の高さによってくっきりとした佇まいになっているかと思います。
この佇まいからはなかなかの硬派な性格が漂うと感じられるかもしれません。
もちろんがちがちに凝り固まった性格ではありませんのでご安心を。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-
 
漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

ウエストに目を向けてみると1タックが入りつつ、そこからセンタークリースが走っています。
センタークリースが走っているが故にくっきりとした佇まいに拍車がかかっているかと。
硬派でありながら端正さも漂う何があろうと対応できる柔軟さを持ち合わせているのかな、と思ったり。

くっきりとした硬派な性格が漂うからなのかはわかりませんが、どことなくこれまたクラシカルな雰囲気も漂うんですよね。
ゴブラン織が採用されていることからそう感じられることに異論はありませんが、くっきりとしているからこそツイードにも通ずるようなクラシカルさが出ている気がしてしまうもの。
あくまで古臭さや野暮ったさが漂うことはありませんのでね。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

それにしてもラストデリバリーにふさわしいと言いたくなってしまう雰囲気が漂うセットアップに仕上がりではないでしょうか。
こんなに存在感ある生地であるにも関わらず、凝り固まることなく馴染んでくれる不思議な雰囲気も漂う存在なんですよね。
なかなか捉え難いかもしれませんが、そこに惹かれてしまうこと間違いなし。

漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-
HEAVY WOOL 2B JACKET ¥121,000 (in tax)
 
漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-
HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS ¥88,000 (in tax)
※onlineでの販売は明日の10/13(金)からとなります。

そろそろ自分でも漂う雰囲気を理解した方が良いのかもしれませんね。
古き良き哀愁が漂うデッドストックのゴブラン織が採用され、どことなくクラシカルさ漂うデザインのセットアップともなると、ついつい欲深さが漂うことになってしまうBISOWNのHEAVY WOOL 2B JACKETとHEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKSを是非。

池田

online

Instagram

ブログに戻る
  • 漂う|HEAVY WOOL 2B JACKET,HEAVYWOOL 1TUCK EASY SLACKS|BISOWN 25AW|えん -en-

    漂う

    何かと漂うもの。

    漂う

    何かと漂うもの。

  • 脱する|Mac Coat Wool|OPPOSE DUALITY 25AW|えん -en-

    脱する

    脱するにしても脱することはなし。

    脱する

    脱するにしても脱することはなし。

  • 付く|tabi melton coat|satou 25AW|えん -en-

    付く

    付くからこそ。

    付く

    付くからこそ。

  • たとえ|MELANGE HERRINGBONE STRIPE TUCKED TROUSERS|ULTERIOR 25AW|えん -en-

    たとえ

    たとえそうだとしても。

    たとえ

    たとえそうだとしても。

1 4