密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

こんばんは。池田です。

なんだか今日ははっきりとしない天気ではありますが、予報を見る限り春らしい気温が増えてきそうですね。
レイヤード好きの僕としてもそろそろ冬はおさらばしたいと思ってしまっているので、春が待ち遠しい限り。
春でもレイヤードは楽しめますしね。
そんな春といえばな桜も開花してきそうでしょうか。
お花見は人が密集しているのがあまり好きではないので、開催することはなさそうですが、出勤時の桜並木は満開だと気持ち良いんですよね。
晴天だった時の気持ち良さたるや。
それでもすぐに散ってしまい儚い気持ちになってしまいますが、その儚さがむしろ良いのかもしれませんね。

早咲きの桜は何故開花に含まれないのかな、と疑問に思いながら、新年度が1週間後に控えていることに驚きです。
気持ちとしてはまだ新年が明けたばかりの感覚なのですが。
新年が明けてからというものの、展示会を奔走していた記憶しか残っていないかもしれません。
ここまで時が過ぎるのが早いということはいつものことではありますが、もしかしたら濃密な時間を過ごすことができていた、ということですかね。
そう捉えることにして、新たな年度を迎えようと思います。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

新年度を迎えるにあたって何か新たなことを始めないと、と書きつつ、それはまだ秘密にしてから、本日はYASHIKIのHidamari Skipper Vestのご紹介を。
これまでになかったデザインながら、YASHIKIらしさが密に詰まった仕上がりの1着。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

まず全体のイメージとしては、アイテム名を見てもわかる通り『陽だまり』。
書き始めたは良いものの、もう少し良い天気の日に書きたかったな、という本音が出てしまいましたが、致し方なし。
今日は天気が良かった、という錯覚をしながら秘密裏に進めます。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

というわけで、既に『新たな』で書いていますが、スキッパータイプはYASHIKIでは初の試み。
それでも全く初めましてという感覚にはならず、すんなりと受け入れられているからこれまた不思議な感覚です。
YASHIKIとはブランドスタートしてからこれまで濃密な関係を築いてきたからかもしれませんね。
濃密とは自分で勝手に思っているだけですし、そもそも自分でも何を言っているかわかりませんけども。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

気を取り直しまして。
こちらではコメツブツメクサが密集する群生がイメージされています。
密集することによって野原が黄色く色付いた情景を映し出しているわけですね。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

そのコメツブツメクサなど、小さな花や葉っぱが密集しているさまを鹿の子編みによって表されています。
YASHIKIはもちろん他のブランドでも鹿の子編みが採用されるのは珍しいことではないですが、その鹿の子をこんな表現ができるのはYASHIKIならでは、としか言いようがないですよね。
そう言われてしまうと、もうそれにしか見えなくなってしまいます。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

この秀逸な鹿の子は全体で大きさが統一されているわけではなく、身頃中央と脇部分で異なる仕様になっています。
そうすることで地面を覆うように密集している花と葉っぱを分けて見えるように。
農大卒にも関わらず植物には詳しくないので、表現が異なるかもしれませんが、粒の小さい身頃中央は花を、粒の大きい脇部分は葉っぱを表しているのかもしれません。
間違っていたら申し訳ないです。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

学歴は秘密にしていた方が良いのかと思いつつ、続けます。
大きさの異なる鹿の子は地続きにはなっておらず、その間に控えめな斜線の編み地を配置。
ここでは3密かの如く、成長していくさまを表しています。
3密なんてもう死語かもしれませんけども。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

また、CHARCOALのみにはなりますが、表裏で異なる色味の糸を使用するプレーティング編みが採用されています。
そこまで目立ったものではないので、秘密裏にと言わんばかりに心の奥底に留めておいても良いかもしれませんね。
自らこれはプレーティング編みなんだ、と宣言することはないでしょうし。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

サイズ感に関しては、ゆとりがもたらされていて、レイヤードが捗る設計。
アームもかなり広くとられているので、ゆったりとしたサイズのアイテムも嵩張ることなく差し込めるかと思います。
自由度が高い分、YASHIKIのベストはインナーやアウターの選び方次第で、通年着ることができて濃密な関係を築くことができるんですよね。
真夏は厳しいかもしれませんけども。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

そして色味はKELLY-GREEN、CHARCOAL、BLACKの3色をセレクト。
コメツブツメクサがあたり一面に密集しているかのようなKELLY-GREEN。
秘密ごとは一切持ち合わせないかのような中間的立場とも感じられるCHARCOAL。
密度が高いことが伺えて、まず間違いのないBLACK。
どれも捨てがたい色味で、どの色味と濃密な時間を過ごそうか悩んでしまいますね。

密|Hidamari Skipper Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-
Hidamari Skipper Vest KELLY-GREEN,CHARCOAL,BLACK ¥28,050 (in tax)

いついかなる時も密集した空間は避けたいけども、密な関係性を持つことは大切なんだよな、と改めて思い知らされますね。
新たな顔ぶれだとしても、YASHIKIらしさが密に詰まって、これから濃密な時間を過ごしていきたいと思わせるHidamari Skipper Vestを是非。

池田

online

Instagram

ブログに戻る
  • まず|T SHIRT B|POLYPLOID 25AW|えん -en-

    まず

    まずはこれから。

    まず

    まずはこれから。

  • において

    において

    こんばんは。池田です。 何やら西日本から梅雨が明け始めてきましたね。例年においてはもう少し長い気がしますし、実際もう少し長いはず。もちろん梅雨明けすることは喜ばしい限りではありますが、気温においてはまるで喜ばしくないですよね。もはや真夏の様相を呈してしまっているものの、さらに気温が高まるともなるともう危険でしかありません。ここ数年の春においても春ものを着る機会が少なかったところ、今年はさらに少ない、というよりもほとんどなかったですね。来年からはいよいよ二季が現実味を帯びてくることを予想しておきます。 二季が現実味を帯びてきようとも季節においては抗えないな、と肩を落としている中、先日の定休日には過酷な胃カメラと対峙してきました。もう辛さにおいては過去最も辛いと言っても過言ではないと思っている胃カメラ。案の定辛すぎましたし、案の定涙が溢れました。その辛さの後の検査結果も緊張してしまいましたが、結果においては健康体。ひと安心です。もし結果が悪くて営業できなくなってしまっては元も子もないですし、もしかしたらお酒が飲めなくなってしまうと考えると生き甲斐がなくなってしまうのでね。とはいえ、毎年お酒においては控えるように言われているのでほどほどにしておくことにします。   お酒を控えるという発言においてはまるで信憑性を感じさせない気もしながら、本日はBlanc YMのSILK COTTON SKIPPER SHIRTSのご紹介を。Blanc YMにおいては欠かせない存在の1着かと。 Blanc YMのアイテムは初めてのご紹介にはなりますが、Blanc YMのご紹介においては『始め』に書かせていただいているので気になる方はご覧いただければ。ご紹介とまでは言えない内容かもしれませんが悪しからず。 ということで、こちらのスキッパーシャツはBlanc YMにおいて定番アイテムとして展開されています。Blanc YMを既にご存知の方々からしたら、とやかく僕が書く必要がないほどの存在とも言えるかもしれませんね。それほど確立した存在ではないかと。 デザインにおいては至極シンプルと言えるでしょうか。もちろんシンプルであることは否定できませんが、それだけに留まることはもちろんありません。それだけに留まっていたらセレクトなんてしないので当たり前ですかね。 そんなこんなで見ていただければわかるかと思いますが、シンプルなだけに留まらないと感じさせるのがこのたっぷりとしたシルエット。ワイドシャツとアイテム説明にもある通り、ワイドシャツという名に偽りなしと言えるのではないでしょうか。ことスキッパーシャツにおいて抜けた雰囲気を欲してしまう僕としては、これぞ求めていたもの、と感じてしまいます。   と、ここで終わらないのがこのスキッパーシャツの魅力。通常においては前身頃と後ろ身頃の生地幅は同等程度もしくは後ろ身頃がやや幅広め、という設計が多いかと思います。ただ、このスキッパーシャツにおいては後ろ身頃の生地幅をたっぷりとることで、背面がふわりと膨らみのあるシルエットをもたらしてくれています。試しにポケットに手を突っ込んでみるとたっぷりさがわかりやすいでしょうか。   前後の身頃が同等程度のシャツにおいては背面のサイドタックの恩恵を感じづらいかもしれませんが、このたっぷりの後ろ身頃そもった設計においてはしっかりタックが入れられていることがわかる佇まいになっているかと思います。これも膨らみとともに独特なシルエットを描き出してくれるかもしれませんね。   他の設計部分においてはアームホールがぴんと直線的に走っている点も特徴的かと。身頃のふわりと膨らみあるシルエットとは打って変わっているとも言えそうです。ともなると、袖を捲らずに、むしろボタンを外してだらんとさせたくなってしまうかもしれません。なんて言いながら、僕はことシャツにおいてはボタンを留めずにだらんとさせるスタイルが好きなので、そうしたくなってしまうこと必至なんですけどね。 そこに採用されているのがシルクとコットンの混紡生地となっています。もしよくこの『はなし -diary-』をよくお読みいただいている方がいらっしゃったら、いや、いないか、というのはさておき、数ある生地において僕の最も好みであると言っても過言ではないのがシルクとコットンの混紡生地なんですよね。デザイナーの宮内さんにおいても好みの生地とのことで、案の定僕の好みに刺さりに刺さってしまったわけです。 この刺さりに刺さった生地のシルクについては生産時にどうしても出てしまう棉を使った短めなシルクノイル糸となっています。であるが故に、ネップやムラが生じる生地感に。これがとにかくたまりません。この生地感においては画像ではお伝えしづらいのですが、実物を見ていただければ間違いなく見てとれるネップ感のある表情に仕上がっているので是非実物をご覧いただければと。 それらのネップやムラのある生地感に加えて、ほわりとした空気を含んだような心地良さももたらしてくれています。シルエットに膨らみを感じさせるだけでなく、生地感においても膨らみを感じさせてくれ、より柔らかな存在に昇華した仕上がり。これはネップによる良い野暮感がありつつも軽やかな立ち振る舞いをしてくれており、もう文句なしですね。 シルク混ということもあり、秋冬ものにおいて欠かせない保温性があるだけでなく、通気性も持ち合わせているので真夏以外は着ていただけるかと思います。流石に真夏は厳しいようにも思いつつ、インナーにタンクトップなんかを差し込んでいただければ今の時期も着ていただけるような、厳しいような。薄手ではないのでもしかしたら今の時期も厳しいかもしれませんが、室内で過ごす時間が多い日であれば着ていただける、かなと。 上述したようにシルク混のほわりと膨らみある柔らかな生地が採用されていることに加え、実は設計においても生地の切り替えが少なくなっているため、綺麗な落ち感を映し出してくれているんですよね。シルエットに膨らみがあるとは言ったものの、この落ち感によって愛らし過ぎる印象は受けないはず。むしろ品さえ感じさせる佇まいになっているかと思います。...

    において

    こんばんは。池田です。 何やら西日本から梅雨が明け始めてきましたね。例年においてはもう少し長い気がしますし、実際もう少し長いはず。もちろん梅雨明けすることは喜ばしい限りではありますが、気温においてはまるで喜ばしくないですよね。もはや真夏の様相を呈してしまっているものの、さらに気温が高まるともなるともう危険でしかありません。ここ数年の春においても春ものを着る機会が少なかったところ、今年はさらに少ない、というよりもほとんどなかったですね。来年からはいよいよ二季が現実味を帯びてくることを予想しておきます。 二季が現実味を帯びてきようとも季節においては抗えないな、と肩を落としている中、先日の定休日には過酷な胃カメラと対峙してきました。もう辛さにおいては過去最も辛いと言っても過言ではないと思っている胃カメラ。案の定辛すぎましたし、案の定涙が溢れました。その辛さの後の検査結果も緊張してしまいましたが、結果においては健康体。ひと安心です。もし結果が悪くて営業できなくなってしまっては元も子もないですし、もしかしたらお酒が飲めなくなってしまうと考えると生き甲斐がなくなってしまうのでね。とはいえ、毎年お酒においては控えるように言われているのでほどほどにしておくことにします。   お酒を控えるという発言においてはまるで信憑性を感じさせない気もしながら、本日はBlanc YMのSILK COTTON SKIPPER SHIRTSのご紹介を。Blanc YMにおいては欠かせない存在の1着かと。 Blanc YMのアイテムは初めてのご紹介にはなりますが、Blanc YMのご紹介においては『始め』に書かせていただいているので気になる方はご覧いただければ。ご紹介とまでは言えない内容かもしれませんが悪しからず。 ということで、こちらのスキッパーシャツはBlanc YMにおいて定番アイテムとして展開されています。Blanc YMを既にご存知の方々からしたら、とやかく僕が書く必要がないほどの存在とも言えるかもしれませんね。それほど確立した存在ではないかと。 デザインにおいては至極シンプルと言えるでしょうか。もちろんシンプルであることは否定できませんが、それだけに留まることはもちろんありません。それだけに留まっていたらセレクトなんてしないので当たり前ですかね。 そんなこんなで見ていただければわかるかと思いますが、シンプルなだけに留まらないと感じさせるのがこのたっぷりとしたシルエット。ワイドシャツとアイテム説明にもある通り、ワイドシャツという名に偽りなしと言えるのではないでしょうか。ことスキッパーシャツにおいて抜けた雰囲気を欲してしまう僕としては、これぞ求めていたもの、と感じてしまいます。   と、ここで終わらないのがこのスキッパーシャツの魅力。通常においては前身頃と後ろ身頃の生地幅は同等程度もしくは後ろ身頃がやや幅広め、という設計が多いかと思います。ただ、このスキッパーシャツにおいては後ろ身頃の生地幅をたっぷりとることで、背面がふわりと膨らみのあるシルエットをもたらしてくれています。試しにポケットに手を突っ込んでみるとたっぷりさがわかりやすいでしょうか。   前後の身頃が同等程度のシャツにおいては背面のサイドタックの恩恵を感じづらいかもしれませんが、このたっぷりの後ろ身頃そもった設計においてはしっかりタックが入れられていることがわかる佇まいになっているかと思います。これも膨らみとともに独特なシルエットを描き出してくれるかもしれませんね。   他の設計部分においてはアームホールがぴんと直線的に走っている点も特徴的かと。身頃のふわりと膨らみあるシルエットとは打って変わっているとも言えそうです。ともなると、袖を捲らずに、むしろボタンを外してだらんとさせたくなってしまうかもしれません。なんて言いながら、僕はことシャツにおいてはボタンを留めずにだらんとさせるスタイルが好きなので、そうしたくなってしまうこと必至なんですけどね。 そこに採用されているのがシルクとコットンの混紡生地となっています。もしよくこの『はなし -diary-』をよくお読みいただいている方がいらっしゃったら、いや、いないか、というのはさておき、数ある生地において僕の最も好みであると言っても過言ではないのがシルクとコットンの混紡生地なんですよね。デザイナーの宮内さんにおいても好みの生地とのことで、案の定僕の好みに刺さりに刺さってしまったわけです。 この刺さりに刺さった生地のシルクについては生産時にどうしても出てしまう棉を使った短めなシルクノイル糸となっています。であるが故に、ネップやムラが生じる生地感に。これがとにかくたまりません。この生地感においては画像ではお伝えしづらいのですが、実物を見ていただければ間違いなく見てとれるネップ感のある表情に仕上がっているので是非実物をご覧いただければと。 それらのネップやムラのある生地感に加えて、ほわりとした空気を含んだような心地良さももたらしてくれています。シルエットに膨らみを感じさせるだけでなく、生地感においても膨らみを感じさせてくれ、より柔らかな存在に昇華した仕上がり。これはネップによる良い野暮感がありつつも軽やかな立ち振る舞いをしてくれており、もう文句なしですね。 シルク混ということもあり、秋冬ものにおいて欠かせない保温性があるだけでなく、通気性も持ち合わせているので真夏以外は着ていただけるかと思います。流石に真夏は厳しいようにも思いつつ、インナーにタンクトップなんかを差し込んでいただければ今の時期も着ていただけるような、厳しいような。薄手ではないのでもしかしたら今の時期も厳しいかもしれませんが、室内で過ごす時間が多い日であれば着ていただける、かなと。 上述したようにシルク混のほわりと膨らみある柔らかな生地が採用されていることに加え、実は設計においても生地の切り替えが少なくなっているため、綺麗な落ち感を映し出してくれているんですよね。シルエットに膨らみがあるとは言ったものの、この落ち感によって愛らし過ぎる印象は受けないはず。むしろ品さえ感じさせる佇まいになっているかと思います。...

  • 始め|Blanc YM|えん -en-

    始め

    お取り扱い始めます。

    始め

    お取り扱い始めます。

  • 刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

    刻む

    刻むに刻んだもの。

    刻む

    刻むに刻んだもの。

1 4