靡く
こんばんは。池田です。
ここ最近は風が割と強く吹くことが多く、もしかして季節の変わり目に差し掛かっているのかな、なんて淡い期待を抱いてしまっています。
ただ、そんな淡い期待とは裏腹に、自転車乗りとしては無駄に疲れますよね。
漕ぐのが大変なだけでなく、歩道の草が剪定されていない場所では、草が風で靡くため避けなくてはいけない次第。
そうすると車の怖さも付き纏ってくるので、良いことなしです。
しっかり剪定してほしいですね。
季節の変わり目、と感じてしまうと、どうしても物欲が出てきてしまいますよね。
とはいえ、オンシーズンになってから買うと自制しているので、なんとか我慢せねば。
それでも欲しいものは欲しいですし、買ってしまう方向に靡くことになってしまったら申し訳ないです。
もちろん我慢しますけども。
他の意見に靡くことがない人生にしたいな、なんて偉そうなことを考えながら、本日はYASHIKIのHonami Knitのご紹介を。
靡く様が描かれて、靡くことになりそうな1着。
まず全体のイメージとしては『穂波』です。
田んぼ一面に実った稲穂に風がそよぐことで靡くさま。
収穫前の田んぼはなんだか風情を感じられる気がしますよね。
TVで見ているだけの僕が言うことではないかもしれませんが。
田んぼ一面に実っているということで、こちらでは収穫前の頭が垂れ始めた稲穂を表現しています。
表現されているのは身頃の中央と袖。
ここは丸みのあるケーブル編みとなっており、しっかり実った稲穂を表しています。
このケーブル編みがぽつぽつとした立体感があり、非常に愛らしい表情に仕上がっているかと思います。
個人的な体感にはなるのですが、いつにも増して立体感が強い印象です。
立体感が強いことから、しっかり実り、五穀豊穣だったんだな、と安心できるでしょうかね。
稲穂が実り、黄金色の絨毯となった田んぼ。
その黄金色の絨毯に風がそよぐ、そんな様子は身頃脇で表現されています。
こちらでは縦に数種類の編み地を採用し、田んぼにそよぐ風をイメージ。
もちろん編みなので立体的ではあるのですが、身頃中央や袖ほどではなく、風らしいシャープな印象を受けるでしょうか。
とはいえ、強風というわけではなく、そよぐ、という表現が合うような優しい風ですかね。
優しい風で黄金色の稲穂が靡く、聞いただけで頭に情景が浮かんでしまいます。
そこに使用されている生地は安心安定のコットン100%。
秋冬のアイテムのため、春夏アイテムと比較するとやや厚めとなっており、秋はもちろん冬でもしっかり温めてくれるかと思います。
春入りたてぐらいまでは着れそうな程良い厚みかなと。
こちらも安心安定の、表裏で異なる色味の糸を使用したプレーティング編みが採用されています。
編み地の立体感が強いため、よりプレーティング編みが際立っている印象を受けるでしょうか。
そして色味はMUSTARDとGREENの2色をセレクトしています。
実った稲穂で黄金色の絨毯となった情景を感じられるMUSTARD。
実ってはいるけど、黄金色の絨毯まではあと少し、と成長を見守りたいGREEN。
どちらの情景に魅力を感じるかで選ぶ、なんてことも良さそうですね。
何にせよ、どちらにするか靡くことになるであろう2色かと。
他の意見に靡くことはなくても、物欲に靡くことになってしまうのはどうかと、と意見してくれそうですかね。
風に靡く稲穂を表現した、物欲に靡くことになるであろうYASHIKIのHonami Knitを是非。
池田