印
こんばんは。池田です。
GW真っ只中にこれほど暖かいなんて、お出かけしない手はないですね。
ボロ市通りも普段より多くの人が歩いているような印象です。
なんて言いながら、僕にとってGWは全くの無縁ぶりなんですけども。
都心のように混み合うわけでもありませんし。
GWを満喫している方を羨ましく思いつつ、羨んでいても仕方ないので、いつも通りのんびりと営業するしかないですね。
最適とも言えるほどのGWということもあり、ニュースで海外からの観光客の多さは凄まじいですね。
先日の定休日に渋谷に行きましたが、海外の方が多いこと多いこと。
GW中の平日だったことも相まって、もはや日本人の方が少ないのでは、なんて印象を抱いてしまいました。
これだけの円安状態であれば、それはそうか、と納得せざるを得なかったりもするのですが。
何も躊躇なくお買い物していそうですもんね。
GW同様に免税の売り上げとも無縁なので、何も恩恵を受けられない円安状態。
これまた致し方なし。
羨む気持ちと共に物欲も封印しておかないとな、と自戒をしながら、本日はFujimotoのIndia Fabric Overdyed Smock Shirtのご紹介です。
異国の印象を感じられる1着かと。
まず、特徴的な生地から。
アイテム名にもある通り、印度(インド)の生地が採用されています。
コットン100%の非常に薄手で、ひらりと軽やかな生地感。
何よりの特徴はこの格子柄でしょうかね。
こちらは裏側で縫い合わされていることによって、表側へ格子状に浮き出ています。
印度の生地、と聞くと不思議と腑に落ちるような、日本ではない異国の印象を個人的には感じてしまいます。
どこか宗教的と言いますか。
浮き出ている印象を受ける一方で、この格子柄は今季のテーマである”不条理”の心理を刻印しているのかもしれません。
温かな優しさ、というよりも、強い意志を刻んだかのような。
なんて言っていますが、全て僕が抱いた印象を綴っているだけなんですけどね。
というわけで、その印度の生地にはFujimotoらしく、製品染めが施されています。
特に今季らしさのあるCyanは、テーマのひとつでもある青写真を連想させるでしょうか。
格子柄が浮き出てくる点が青写真と通ずるものがあるかもしれませんね。
もうひとつ特徴的なのは両サイドのスリットにあしらわれたチャームと言いますか、ストラップと言いますか。
こちらはレザーやビーズを使った藤本さんお手製のもの。
非常に目立つ、とまでは言えないものの、こういった点は目印かの如くFujimotoらしさを底上げしてくれていますね。
こういった1点1点手作業をされていることを思うと、毎度書いてしまいますが、もっと金額を上げても良いと思ってしまいます。
そんな生地を使用したスモックシャツ。
スモックシャツとは言っても、ボタンなどは付かないプルオーバータイプで仕上げられています。
上述もしましたが、非常に軽い生地感のため、カットソーのような感覚で着ていただけるかと思います。
多少暑くても問題なく着られるほどかと。
サイズはフリーとなっており、着丈は長すぎず、一方で袖は長めの設計です。
この設計も実にFujimotoらしいですね。
着丈があまり長くない分、着丈が長めのカットソーをレイヤードするなどして楽しむことも良さそう。
僕のようにDouble Gauge flap Bagなどをを巻いても良いですが、そうするとチャームが見えづらくなってしまうのでお気をつけて。
個性を失って烙印を押されることがないように、と強い意志をもたらしてくれそうですね。
浮き出ているかのような、刻印しているかのような格子柄に、異国な印象を感じられるFujimotoのIndia Fabric Overdyed Smock Shirtを是非。
池田