目
こんばんは。池田です。
梅雨が近付いているような天気の中、思い返すと今年は花粉症の症状がなかったんですよね。
なんて言いながらも、花粉が飛散する時期は終わっているはずなのですが、若干目のしぱしぱを感じる今日この頃。
今更花粉症になっているのか、ただの寝不足なのか。
何が原因なのかはわかりませんが、重症なわけではないので、すぐに治ることでしょう、とひとりで完結。
目がしぱしぱしている中、最近少し悩んでいることがコンタクトを作るか否か。
目が悪いので、基本的に眼鏡を掛けているのですが、コンタクトを付けた方が楽なのかがわからず、まだ作ったことがありません。
作ったことがないくせに、毎日付けたり洗ったりするのが億劫そうだな、と思ってしまっています。
それでも眼鏡を掛けなくても良くなったり、度が入っていない眼鏡を掛けられたり、良いこともあるんでしょうね。
これから目が良くなることはないでしょうし、そろそろコンタクトを作ることを視野に入れても良いかもしれませんね。
以上私事でした。
私事は毎回書いているだろう、と冷ややかな目で自分を見つめながら、本日は山内の塩縮加工リネンニットTシャツのご紹介です。
目を疑いたくなるほどの仕上がりかと。
以前ご紹介した同名のアイテムもありますが、そちらは完売し、全く異なる表情に仕上がったカットソー。
同名の有松絞りが施されたカットソーはどちらかと言うと、有松絞りによる柄を楽しむような仕上がりだったかな、と個人的には思っています。
一方のこちらのカットソーは、よりリネンの生地感を楽しむような仕上がりといったところでしょうか。
そんな楽しみたいリネンによる生地は、本当にリネンなのか、と目を疑いたくなるほどの目の詰まり具合。
それもそのはずで、このリネンは超高濃度の塩縮加工が施され、約40%も縦に縮絨しています。
リネンと言うと、光に当てると透けるほどの薄手を想像するかと思いますが、それとは一線を画すほどの目の詰まり具合。
その超高濃度塩縮加工は、苛性ソーダ(⽔酸化ナトリウム)を使⽤しており、シワ感や凹凸が生まれる加⼯となっています。
これまた非常に手間がかかるとのことで、全て手作業で施されているそうです。
このこだわりように山内らしさを感じてしまうとともに、このような手作業による技術に多くの方に目を向けていただいて、しっかりと継承されていくことを願うばかりですね。
上述したようにリネンとは思えない目の詰まりを誇ってはいるものの、それでもリネン特有のぶりんとした生地感は感じていただけるかと思います。
さらにリネンならではの清涼感も感じていただけるかと。
リネンの独特なじゃりっとした生地感は病みつきになってしまいますよね。
なんて言いながらも、目の詰まり具合が半端でないため、着ていると本当にリネン100%なのかな、と疑いの目を向けたくなってしまうのも事実。
リネンらしい軽快さは半減してしまっているかもしれませんが、それでもリネンの清涼感とどっしりとした存在感が同居した1着になっているのではないかと。
ここまでの生地へのこだわり具合には、本当に目を見張るものがありますね。
サイズ感に関しては、同名の有松絞りカットソーと比べると、コンパクトな設計になっています。
それでも程良くゆとりが取られた良いバランスになっているかと。
生地自体に存在感があるので、これぐらいのサイズ感でも全くか弱さは感じられないですね。
そして色味については、whiteが完売してしまっているため、sand beigeのみ。
また単色のみのご紹介となってしまい申し訳ないです。
それでも個人的にはsand beigeの方がリネンの表情をより楽しめる気がしているので良しとしましょうかね。
言い訳にしか聞こえなくて目も当てられない状況であることは百も承知ですが、こればかりは本音ですので。
ここまで目が詰まっているように濃い人生を歩んでいきたいものです。
ただならぬ目の詰まり具合に、本当にリネン100%なのか、と目を疑いたくなるほどに仕上がった山内の塩縮加工リネンニットTシャツを是非。
池田