眩む
こんばんは。池田です。
昨日は兄側の甥っ子たちが夢の国に行っていました。
また現実世界に置いて行かれてしまう事態。
現実世界に置いていかれ過ぎてしまい、今度夢の国に行った時は眩し過ぎて目が眩むかもしれません。
現実世界も悪くありませんが、流石にそろそろ夢の国が羨ましくなってしまいますね。
ここ最近で夢の国ほど盛り上がっているのはバスケでしょうか。
バスケはSLAM DUNKを読んでいる程度の縁しか僕にはありませんが、いざ現実の試合を見てみると面白いものですね。
漫画の世界でしか見ていなかったので、なんだか新しい発見をした気分です。
それにしてもバスケの攻守の入れ替わりによるシャトルランのような展開は、目が眩むほど。
今の僕があれだけ走っていたら、目が眩むほどでは済まない事態に陥ってしまうでしょうね。
スポーツをやられている方々に尊敬の念を抱いてしまいます。
目が眩むほどお酒を飲むことが減って、少しは大人な飲み方ができているのかな、なんて考えつつ、本日はMAHITO MOTOYOSHIの曼荼羅プリントのアイテムたちのご紹介を。
目が眩むようで、魅力にのめり込んでいく、そんなアイテムたちかと。
僕は宗教関連にはあまり詳しくないので、曼荼羅について調べてみたところ、密教の教えをわかりやすく表現したのが曼荼羅と呼ばれているみたいですね。
さらに深掘ることもできそうですが、こちらでは簡単な意味だけに留めて進みます。
その曼荼羅に組み合わせているのがサイケデリック。
曼荼羅とサイケデリックが合わさった非常に独特な柄をじっと見ていると、なんだか目が眩むような、いや既に眩んでしまっているのか、という感覚に陥ってしまいます。
それでいて、どこか惹かれてしまう、そんな自分もいるんですよね。
目が眩むからここまでにしようかな、という冗談はさておき、この曼荼羅とサイケデリックを組み合わせた理由ももちろんあります。
チベットの「死者の書」という書物に書かれている臨死体験で見る幻、幻覚剤などのドラッグを使用した際の幻覚作用、その2つが非常に似ていることからこの柄を作ることに。
僕は両方とも未体験で前者のことは全く知らなかったので、またまた調べてみたところ、
肉体が機能を停止し最後の息がでたあとの49日間、死者は意識だけの状態(パルド)となり、その後新しい母胎に入って再生する、このような輪廻思想がチベットにはある。そして『チベット死者の書』には、このパルドの期間、死者がパニックを起こさず切り抜けられるように、導くための教え。
(引用:ジブリ学術ライブラリー)
とのこと。
こちらもここまでしか書きませんので、もっと知りたいという方は調べてみてください。
とにかくデザイナーの本吉さんが引き出す世界観の根源が特異なことが窺えますよね。
特異とは言っていますが、本吉さんご本人は全くそんな印象は受けませんので。
そんな柄をクラッシュベロアにプリントで表現されています。
独特な柄であることに加えて、光沢感のあるベロアがさらに異質な雰囲気を引き出しているでしょうか。
それ以外にもベロアにあることで、柄に深みや立体感が加わっているようにも感じてしまいますね。
展開されている曼荼羅プリントアイテムの中でセレクトしたのは3型。
まずは、コレクションの中でも存在感を放っていた中綿入りのポンチョコート。
プリントされた柄だけでも存在感がありますが、さらにボリュームのあるポンチョに採用することで、前面に主張してくる佇まい。
1枚着るだけで十分、と満足してしまいそうになる程ですね。
中綿の入ったベロアのため、布団のような着心地で、包まれたような感覚にもなれる1着かと。
サイズ感は言わずがな、見ていただければご理解いただける大ぶりさです。
存在感のある柄、存在感のあるシルエットのポンチョ、1度この世界観を体感していただきたいもの。
続いては裾に前後差がつけられたロングシャツ。
裾の前後の差はかなりつけられており、深めのスリットも入っています。
歩いている時にはらはらと靡いて、妖艶さを出してくれそう、なんて想像してしまいます。
身幅はややゆとりのある程度のリラックス感のあるシルエット。
ロング丈であることに加えて、すとんと落ちるようなシルエットのため、端正な雰囲気も感じられる気がします。
1枚はもちろん、ロング丈を活かしたレイヤードも楽しめそうですね。
最後はドルマンスリーブのカットソー。
形としてはシンプルなカットソーではあるので、3アイテムの中では柄を直球的に感じていただけるでしょうか。
直球的とは、と自分でも思ってしまいますが、柄以外に目がいってしまうことが他より少ないのでは、という意味で。
ドルマンスリーブらしくゆったりとしたシルエットで着やすいですし、無地のカットソーでは出すことのできない主張をしてくれますね。
1枚でしっかり主張してくれるカットソーは、いざ探してみても見つからないことが多い気がするので、1枚持っておくと良さそう。
それぞれの良さがあり、どれを着ようか目が眩むことになるかもしれません。
目が眩むほど独特な柄で、目が眩むような魅力を持ったMAHITO MOTOYOSHIの曼荼羅アイテムたちを是非。
池田