ずどん
こんばんは。池田です。
少年漫画の擬音の使い方って上手いですよね。
ONE PIECEであれば、やはり”ドン”が圧倒的に多いと思います。
シーンへの入れ方とか本当に天才的です。
ワノ国の”べべん”も非常に秀逸でした。
これから明かされていくであろう”ドンドットット”も見逃せません。
こういった擬音は誰が考え出したんだろうと考えながら、本日ご紹介するのは”ずどん”としたシルエットのOVER PANTSです。
COLLECTION 01で展開されていたSNOWCAMO PANTSからAW仕様にアップデート。
プレオープン期間にも非常に好評だったことを記憶しています。
僕は古着のスノーカモパンツを履いていて、”ずどん”とした極太シルエットが非常に好きです。
ただ、デッドストックで何もリメイク等がされていないものを購入したため、ポケットは貫通仕様であったり、生地が薄く透け気味になるなど若干の着づらさがありました。
右の裾は自転車のチェーン汚れがしっかりついてますしね。
そんな古着の不便さを解消させつつ、ブランドらしさが光るOVER PANTSに仕上がっているかと思います。
COLLECTION 01ではナイロン100%でしたが、COLLECTION 02ではコットン100%の二重織を採用することで、寒い時期にも対応できるようになっています。
スノーカモパンツといえばのナイロン100%ももちろん良いのですが、コットン100%にすることで、機能性だけではなく雰囲気も温かみを感じられないでしょうか。
古着であれば貫通ポケットになっているか、袋布などでリメイクされているかのどちらかだと思いますが、INNATではさらに機能面が高められています。
ウエストポケットは2段ポケット仕様に。
COLLECTION 01のSNOWCAMO PANTSから継続した仕様ですが、これが穿いていて本当に便利。
フラップはなんだか惹かれる要素ではあるのですが、開けるひと手間がマイナスポイントに感じてしまいます。
デザインとしてフラップの良さを残しつつ、ポケットを加えて機能面を担保されている点は嬉しすぎます。
フラップポケットには落とすことが許されない鍵などを入れておけばセキュリティ面でも安心ですね。
古着だと後ろ身頃のポケットは1つですが(両サイドにあるものもあったらすみません)、両サイドにパッチポケットがついています。
これまた嬉しいポイント追加で。
”ずどん”としたシルエットではありますが、野暮ったい雰囲気にはならないように調整されているので、古着などで抵抗があった方も穿きやすくなっているかと思います。
撮影の際は手を加えていますが、ダーツの入った膝部分は非常に立体感のあるスノーカモパンツの特徴はしっかり残されています。
裾にはドローコードが付いているので、絞るか否かでシルエットを変える、いつもよりサイズを上げて太めに穿く、などそれぞれのお好みで。
色味はNatural,Beige,Sumikuroの3色展開です。
Beigeはざくろ、Sumikuroは紀州備長炭から抽出して染め上げられています。
また、COLLECTION 02のコットンを使用したアイテムのNaturalは綿花そのままの色味を採用。
どれも温かみのある色味で悩ませますね。
”ずどん”としたシルエット好きな方、ミリタリー好きな方はもちろんですが、古着などのスノーカモパンツを敬遠していた方にもお試しいただきたいアイテムですので、是非。
池田