気楽
こんばんは。池田です。
『えん -en-』の場所を選定する上で、のんびりしてて気楽な雰囲気という点は抑えておきたかった要素です。
人通りが多くて慌ただしい場所は候補外。
ここは心配になるぐらいのんびりしてて気楽な場所ですが、僕は気に入ってます。
僕自身としてもできるだけ気楽に生きたいと思っていますが、なんだか日本人は気楽に考えることが苦手な印象があります。
真面目すぎるんでしょうか。
もう少し心に余裕持てば良いのに、なんて思っちゃいます。
もちろんそんな人ばかりではないですけど。
ネタ切れと言いながらどうしようかな〜と気楽に考えていた僕でしたが、運良く昨日からYASHIKIの発売があり、またまた運良く本日INNATのCOLLECTION 02が納品されました。
『そろそろ』で触れたアイテムは少し外れましたが。
開店直前に到着したので、撮影が間に合わないかなと思いましたが、開店すぐは誰も来ないだろうということで、online用の全アイテムとPAJAMA JACKETの『はなし -diary-』用は無事撮影できました。
先にお伝えしておくのですが、INNATのアイテムについてはシワが残った状態です。
さっとスチームアイロンで伸ばしてはいますが。
決してサボっているわけではなく、INNATはシワが少しあるぐらいの方が良い気がするからです。
そもそも私物はほとんどアイロンをかけないのですが、そのぐらいの方が気楽な感じで好きなので。
INNATもそれに似た感覚があるのでそうしています。
プレオープンの時、デザイナーの谷さんにいらっしゃっていただいた際に、「うちのアイテムはシワっぽくて、隣にあるブランドさんに悪いな」というようなことをおっしゃっていましたが、僕はINNATのその気楽さと他のブランドとのごちゃまぜ感が良いと思っています。
記憶違いでニュアンスが違ったかもしれませんが。
そんな気楽な考えでこうしてるので、適当に扱っているわけではないです、ということでご了承いただければと思います。
シワ論争で終わってしまいそうですが、PAJAMA JACKETのご紹介を。
COLLECTION 01で展開していたPAJAMA SHIRT JACKETの継続モデルとして、COLLECTION 02ではコーデュロイ仕様になっています。
古着でよく見かけるブルガリア軍のパジャマシャツが全体のデザインソースとして、そこにイタリア軍のスノーカモパーカのリボンディテールに変更。
細かい部分ではありますが、このリボン止めによって一般的なパジャマシャツから印象がかなり変わっているのではないでしょうか。
結ぶも垂らすも自由ですが、僕は気楽な感じで垂らして着たいです。
そんなの知ったこっちゃないですよね。
また、大きめのポケットになっているので、機能性のある寄り沿った作りになっています。
普段荷物が少ない方ならバッグを持たなくても大丈夫なぐらいかと。
色味はYellowとSumikuroの2色展開です。
なぜKhaki Beigeをセレクトしていないのか、その時の僕に聞いてみたいです。
COLLECTION 02では、Yellowがえんじゅ、Khaki Beigeがざくろ、Sumikuroは引き続き紀州備長炭から色を抽出して染め上げられています。
COLLECTION 01よりもどこか温かみのある、色味に仕上がっていますかね。
Yellowはぱきっとしてはおらず、深みのある色味になっているので、落ち着いた雰囲気。
Sumikuroはフェードしたような色味で、古着にも通ずる印象があります。
Yellowは展示会で見た時にこれはオーダーしなそうと思っていましたが、着てみると普段黄色なんて着ない僕でも”めちゃくちゃ良いじゃん”と考えが一変してしまいました。
見た目だけで判断するべきではないという典型的な例ですね。
着ず嫌いは良くないです、本当に。
サイズ感はややゆったりとしていて、COLLECTION 01と同様にリラックス感がありますね。
夜はかなり気温が下がってきているので、今からでもカットソーの上から羽織れちゃうかもしれません。
肉厚コーデュロイではないので、近いうちにスタメンとして召集できるかと思います。
気楽な雰囲気漂うPAJAMA JACKETを、気楽にお試しいただければ嬉しいです。
気楽に皆さまのお越しをお待ちしております。
池田