あくまで
こんばんは。池田です。
『えん -en-』としてInstagramなどSNSの投稿や「はなし -diary-」には、基本的に僕のスタイルは載せないようにしています。
主はあくまでブランド、アイテムであって、そのアイテムをどんなスタイルに合わせるかは、それぞれだと思っているからです。
僕のスタイルなんて参考にならないでしょうしね。
とはいえ、スタイルではなく着ている写真は載せた方が良いかなと思い始めています。
スタイル云々ではなく、アイテムだけだとサイズ感が分かりづらいので、個人のInstagramで投稿しているスタイルから切り抜いて、それを載せようかなと考え中です。
模索しながらやっていくので、温かく見守っていただければ幸いです。
そしてやっと良い天気になってくれて、気分も晴れますね。
毎回の天気の話、運営方法なんてご興味ないと思いますので、本題に。
本日はBritt Boltonのリングを3つ。
何回かに分けてご紹介していたBriit Boltonも、一旦はこれでひと段落になります。
22AWではもう1度デリバリーがあるので、届き次第ご紹介していきます。
まずは14K Crucfix Oval W 2 Diamondsです。
Silverをベースに14Kの金で十字架がデザインされています。
キリストが磔にされている部分は非常に繊細さを感じさせるデザインになっています。
十字架磔デザインではありますが、リアルさはそこまでなくデフォルメされているので、主張が強すぎるわけではありません。
その十字架の左右に控える小さなダイヤモンドが2つ。
ダイヤモンドは自分が主役ではなく、あくまで14Kの十字架が主役、と言わんばかりの佇まいです。
半歩下がった立ち回り加減には是非見習いたいものです。
14Kを使った十字架デザインとはいえ、圧は感じない繊細さがあるので、他のリングとも合わせやすさが備わっているかと思います。
続いては14K Arrowhead oval W Diamond。
こちらもSilverをベースに14Kを使用し、トランプのスペードからインスパイアされた矢印?矢尻?デザインです。
スペードは剣がモチーフになっているので、剣なのか矢印なのか矢尻なのか。
こちらもかなりデフォルメされたデザインになっているので、ごりっと感はない印象です。
むしろこのぼてっとしたフォルムに愛らしさを感じてしまうのですが、僕だけでしょうか。
僕だけですかね。
そんなARROWHEADの脇に控えるのが、これまた小さいダイヤモンド。
こちらもあくまでARROWHEADを惹き立たせる役に徹しています。
目立っても良いはずなのに、この腰の低さには頭が上がりません。
最後が4 Stones Ring Toumaline。
こちらは14Kは使用しておらず、4つのトルマリンを使ったデザインです。
それぞれ色味の違う石を使っていますが、ごちゃっとはしておらず、まとまっている印象を受けます。
サイズの大きいものを4つ使用した場合はかなりのごちゃつきが出てしまうかと思いますが、小さい石を使っているのでごちゃつきは感じません。
小さいサイズとはいうものの、それぞれの色味、サイズ、形状は異なります。
となると、喧嘩が起こりそうなものですが、譲り合いの精神がしっかりと見受けられるかと。
誰かが主役ではなく、あくまで4人揃ってでチーム、とでも言いたげな顔つきです。
チームになってくれていないとおかしな話になってしまいますが、ちゃんとチームになれているのは、Brittのバランス感覚の良さがあってこそだと思います。
1つの石で一点突破するデザインではなく、それぞれの石の良さを感じられる、一指輪四石といった感じでしょうか。
一石二鳥のオマージュです。
お気になさらず。
3つご紹介させていただきましたが、それぞれ決して安いとは言えない金額です。
ただ、どれもしっかりとしたものづくりと良いバランス感を持ち合わせている、良いアイテムばかりだと思っています。
半歩下がってあくまで自分は主役ではないよ、という姿勢を感じられるリングたちを是非。
池田