映
こんばんは。池田です。
所謂映え写真に何も魅力を感じられないのは僕だけでしょうか。
”映える”という単語が出てきてからというものの、今やそこかしこで映えを狙った画像が散乱していますね。
様々な媒体などでそういった単語や画像が取り上げられてしまったため、わざわざお金をかけてまで映えを求めることには違和感を感じてしまいます。
でか盛りのメニューを食べきれない、といった迷惑行為にならなければ、それぞれの自由なので反対とかではないんですけどね。
その楽しみ方に共感できない僕は時代遅れ感が否めませんが、そうだとしても全く気にしません。
そんな映えが苦手な僕はそもそも写真に映ること自体が苦手です。
小さい頃からずっと苦手なんですよね。
今となってはInstagram用で撮影して投稿するようになりましたが、それまではほとんど見る専門でした。
何せ写真映りが悪い。
なので、Instagramの投稿の多くが下もしくは横を向いて撮影しています。
どうしたら映りが良くなるのか教えていただきたい。
むしろ映りが良く改善されることがあるのでしょうか。
困ったものですね。
困り顔で映り込むことは避けねば、と気を引き締めながら、本日はYASHIKIのSakurakage Knitのご紹介です。
”映える”ではなく、”映る”アイテム。
こちらは英表記でもわかりやすいですが、全体のイメージソースとなっているのは『桜影』。
既に現実で桜は青々と葉で覆われてしまっているので、現実ではなくYASHIKIの世界に入り込んだほうが良いかもしれませんね。
変な人だと思われそうですが、あくまでイメージなので悪しからず。
『桜影』とは言っても普通の地面に映る情景がイメージされているわけではありません。
ここでは金沢城公園の内堀に満開の桜並木の桜影が映っている情景をイメージしています。
もしかしたら画像が内堀ではない可能性もありますが、そうだった場合は申し訳ないです。
その桜影が映った内堀を表現している部分は身頃脇。
小さめの四角と斜線が編みによって表現されています。
四角の部分で桜の花びらを、斜線で花びらのついた枝を、斜線に続く点で影らしい曖昧な雰囲気を、といったところでしょうか。
これは個人的なイメージのため真偽は定かで貼りませんが、僕はそう感じてしまいました。
そうだとしても、そうではないとしても相変わらずの秀逸さ。
そして左右の内堀に挟まれた身頃中央は、斜めの四角が交互に細かく敷き詰められています。
表現されているのは石垣です。
この部分はイメージしやすいかもしれませんね。
桜影部分と石垣部分の間にある部分は桜並木が表されているのでしょうか。
もしかしたら違うかもしれませんが、想像する余白が残っているというのも、なんだか愛着が湧いてくる気がします。
使用されている生地はコットン100%。
厚みはなく、薄手で軽い生地感になっているので、暑い時期にも着やすいかと思います。
もちろんTシャツと比較すると厚手にはなりますが、そんなこと言ってしまうのは野暮でしょうかね。
サイズ感に関しては、程よくゆったりとしたシルエットに、5分もしくは6分丈ほどになっています。
生地感も薄手で、大きすぎないサイズ感になっているので、インナーとしても着やすいかなと。
そして色味はCitron-yellow、Smoky-blue、Navyの3色をセレクト。
3色ともにプレーティング編みが採用されているので、どこか深みを感じられる色味で仕上がっています。
張り切りすぎない程良い色味のCitron-yellow、燻んだ色味が良いSmoky-blue、なんと言っても合わせやすいNavy。
正直なところ、どれを選んでも失敗はなさそう。
元も子もないことを言ってしまっていますね。
もしかして着たら写真映りが良くなるかも、なんて淡い期待をしてしまう自分がいます。
写真映りの良し悪し関係なく、着たら良い印象に映るであろうYASHIKIのSakurakage Knitを是非。
池田