
脱
こんばんは。池田です。
ONE PIECEのチョイ見せを書いたばかりですが、今日の最新話も面白いのなんの。
あの絵のような生物たちの正体が明かされることはありませんでしたけども。
それにしてもあの女性の能力の汎用性には脱帽ものではないでしょうか。
まさか矢印でそんなことまでできるなんて。
もはや能力の範疇を逸脱しているようにも考えてしまいますね。
さらに拘束から脱してしまいそうなあの人物の謎の行動も凄まじかったですし。
やはりこの島ではとんでもないことが起きていきそうな気配がしているので動向が楽しみでなりませんね。
あの勢力がここでは脱落することはなく最終章まで続くのだろうな、と勝手に予想している中、通勤途中の道路がようやく綺麗に舗装されました。
ここ最近は工事なのか補修なのかでがたがた状態でしたが、その状態を脱して走りやすい道路になって何より。
がたがた状態の道路は何せ走りづらいのでね。
それにしても道路繋がりでいうと、ここ最近は道路の陥没が発生することが増えている現状。
長い年数が経っていて老朽化が多くの場所で進んでしまっているのでしょうね。
そんな危険な状態にはいち早く脱却していただいて安心させてほしいものです。
生活に支障が出ることは目に見えていますし。
祈るのみ。


道路繋がりなんて言いつつも話が脱線しているだけでは、なんて疑惑も浮上しながら、本日はBISOWNのSHEER WOOL UNCON JACKETとSHEER WOOL PLEATSTUCK SLACKSのご紹介を。
他とは逸脱するような仕上がりのセットアップかと。

セットアップということでまずは共通する生地について。
一見するとウールトロピカル100%に見えなくもないですが、ウールとポリエステルの混紡生地となっています。
ウールによるふっくらとした生地感がありつつ、そこにウールだけの生地感から脱却するようにポリエステルの軽やかさや落ち感が加わったような生地感かと。

ポリエステルを加えることで脱毛したかの如く毛羽がない点も良さのひとつではないでしょうか。
脱毛という表現は見なかったことにしていただくとして、それ故にさらりとした生地感となり、軽やかさと落ち感に拍車をかけてくれています。
これなら気温が高くなっても心地良く着ることができるでしょうね。


さらに速乾性やシワになりにくい特性を持ち合わせていることも嬉しい限り。
ただ落ち感が綺麗なだけでなくシワになりづらいなんて至れり尽くせりですね。
そのおかげでLOOKのようにジャケットをタックインしたりも。
たとえタックインしてもシワになりづらいのでアイロンの煩わしさから脱することができそうです。

この生地の目付の軽さがまた驚き。
まさかの100g以下。
一般的なサマーウールであれば、おそらくその半分以下ではないでしょうか。
いやいや、この軽さには脱帽ものですね。

とはいえ、それは縫製が難しいことも意味するものですが、しっかりと技術力が高い国内のテーラード工場で縫製されているので、綺麗さが失われてはいません。
ここで綺麗さが失われていては軽い目付の良さから脱線してしまいますしね。
そこはご安心を。
そんな生地を使用したセットアップ。

まずはジャケットから。
こちらのジャケットはアンコン仕様にて仕上げられています。
生地の軽やかさや綺麗な落ち感も相まって、リラックス感が他と比べても逸脱しているほど高く感じられるでしょうか。

もちろんリラックス感があることは間違いないのですが、それでいて凜とした佇まいをしていますよね。
そのリラックス感一辺倒から脱してくれているのは、袖部分だけ共生地で2枚仕立てにされていることが最大の要因ではないかと。
おかげでへたれることなく、しっかりと立体感を持ち合わせたシルエットを描いてくれています。
こういった部分でも中出さんのこだわりを窺えてしまいますね。

一方のスラックスは深めのタックが非常に印象的でしょうかね。
このタックはウールではなくポリエステルの良さを引き出している点が見逃せません。
それは綺麗なプリーツを描き出してくれるポリエステルの良さが活かされ、さらにそのタックを裾まで走らせています。
となると、通常の裾よりもボリュームが加わるため、はらりとした動きをもたらしてくれるんですよね。
脱出するように動きが出る、と書こうかと思いましたが、流石によくわからなすぎて不採用にしたと正直に申し上げておきます。

それだけでなく、通常よりも外側に位置している点も特徴と言えるでしょうね。
もはやフロントから脱出するかのように。
ここでは採用するのか、と突っ込みを待ちつつ、外側に配されることで、大きすぎるウエストをぎゅっと絞って両サイドに寄せたような見え方をしているでしょうかね。
そうは見えないかもしれませんが、わずかな違和感を感じる小気味の良さは感じていただけるかと。
ウール100%から逸脱したポリエステル混の脱帽ものの軽さを誇る生地を採用し、その良さから脱線することなく凜とした端正さを映し出してくれているBISOWNのSHEER WOOL UNCON JACKETとSHEER WOOL PLEATSTUCK SLACKSを是非。
池田