中と外
こんばんは。池田です。
ワン缶という単語が一般的なのかという疑問が急に湧いてきました。
僕は大学時代にアルバイトでアパレル業界に入ってから知ったのですが、アパレル以外の友人、知人からワン缶という単語をあまり聞いたことがないような気がします。
アパレル以外よりもアパレル業界の方が、外で缶のお酒を飲む文化が強いのかもしれませんね。
アルバイト時代には真冬だろうとなんだろうと、お店の中では飲まずにずっと外でワン缶していたのが良い思い出です。
あんな極寒の中、外でワン缶なんて今となっては無理でしょうね。
家やお店の中でぬくぬくと飲むことしかできない年齢になってしまったのでしょうか。
冬以外は今でも外でワン缶するので、そこまでではないと信じたいところ。
中だろうと外だろうとそろそろお酒を控えることも覚えないとな、と思ってもいないことを考えつつ、本日はCOLLECTION 03がスタートしたINNATからデニムのセットアップのご紹介です。
COLLECTION 03もINNATらしいアイテムが揃っているので、待望のスタートといったところでしょうか。
COLLECTION 02ではコーデュロイを使用したPAJAMA JACKETとPAJAMA PANTSでしたが、今季はデニムを使用しています。
このデニム生地については、INNATのオリジナル生地になっているので、気合も感じてしまいますね。
そんなデニム生地には、経糸にビンテージデニムで使用されるリング糸を、緯糸にシルクを打ち込んでいます。
11ozと薄めで柔らかい生地感になっているので、暑い時期でも着やすそう。
オンス高めのデニムほど暑い時期に着たくないものはないですもんね。
緯糸のシルクによって出ているネップ感が非常に良い表情を出してくれています。
何より僕がこのアイテムで良いなと思った部分がここです。
わざとらしいネップ感ではなく、自然でささやかな主張をしてくれている印象ですかね。
控えめだけど魅力的、良いです。
PAJAMA JACKETはブルガリア軍のパジャマシャツをイタリア軍のスノーカモパーカーの紐ディテールを取り入れたデザイン、と継続しています。
紐はインディゴではなく、白が使われているので、ちょっとしたアクセントももたらしてくれています。
一方のPAJAMA PANTSはCOLLECTION 02とは異なるデザインにアップデート。
2インタックやパッチポケット、裾のボタン仕様などは継続していますが、ウエストの仕様が変わっています。
ウエスト部分のソースはアウトドアのクライミングパンツで、バックルとテープによって調整できる仕様に。
良い意味で少しチープさがあり、抜けた良い雰囲気を出してると感じさせます。
両アイテムともポケットは見返し部分や脇線に挟み込んで、すっきりとした見た目となっていたり、容量が多めになっていたり、といった部分も継続された仕様です。
すっきりとは言いつつ、大きめのポケットは特徴のひとつになっているかと思います。
PAJAMA JACKETの紐と同様にステッチが白になっているので、アクセントになりつつ、どこか優しさのある雰囲気を纏っていますね。
家の中で着るパジャマに、外で着るミリタリーやアウトドアの要素が掛け合わさったINNATらしいデザイン。
家の中でだらだらしすぎてしまいがちでも、外に出掛けたくなるINNATのSILK DENIM PAJAMA JACKETとSILK DENIM PAJAMA PANTSを是非。
池田