箱
こんばんは。池田です。
今季のアイテムをまだ買わずに我慢しているせいか、最近はスニーカーなどへ物欲が向いてしまっています。
スニーカーマニアではないので、そこまでの量を持っているわけではないのですが、似たようなものを既に持っているしな、でも欲しいしな、と心の中でせめぎ合い。
撮影で幅が広がるから、と甘やかしてしまいそうなので、なんとか制御しなければです。
そんな靴事情ですが、皆さんは靴を買った後に箱はどうしているのでしょうか。
僕は収納にも使えるからという理由で捨てられずにいるのですが、何も入れていない空箱が増えていく一方なんですよね。
取っておきたい気持ちが強いのが正直なところですけど。
思い切って箱は捨てた方が良いのかを、年末に向けて決心しようと思います。
特に何も考えずに年末に向けて、と書いていましたが、あと1ヶ月と少しで今年も終わってしまうんですね。
早い。
来る年末といえばのおせちはなんだかんだ楽しみなんですよね。
特別感のあるものはもちろんですが、普段も食べるようなものが重箱に入っているだけで何故美味しく感じてしまうのでしょう。
思い込みと言うのか、錯覚と言うのか、自分の脳は信用ならないですね。
自分の脳に重箱の隅を突きつつ、本日はkontorのSQ AH BAND COLLAR SHIRTのご紹介です。
まさに箱のような、そんな1着。
kontorをご存知の方はおわかりかと思いますが、こちらはkontorでは定番として展開しているアイテムです。
kontorといえばこれ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
それだけに安定感のある存在かと思います。
定番らしく箱のように四角いスクエアカットで仕立てられたバンドカラーシャツ。
このシルエットはまさにkontorらしいと感じさせる要素ですね。
和服の雰囲気も感じさせるような平面的な印象も受けるでしょうか。
平面的とは言っても、切り替えが施されているため、のっぺりとした印象はないかと思います。
ここもkontorらしさに繋がっていますね。
どこか建築的と言いますか、構築的と言いますか、幾何学的で統制が取られているような雰囲気を感じてしまいます。
また、アームも箱のように四角いフロントアームホールを採用しています。
そのため可動域が広く、特徴的なシルエットを出してくれるかと。
左胸に配されたシングルポケットも、これまた箱型と言えるようなスクエア型。
大きめの設計となっており、やや低めに配されているため、抜けているかのような雰囲気も感じますかね。
こののほほんとしたかのようなポケットが個人的には好きなんですよね。
スクエアカットと上述したように、裾は一直線に走ったストレート仕様。
言うまでもなく、ゆったりとしたボックスシルエットです。
箱型シルエットと名付けてしまいそうですが、何も魅力を感じないのでやめておきましょう。
そして色味はWHITEとBEIGEの2色。
WHITEはより統制されているかのような凛とした佇まい。
一方のBEIGEは落ち着きがあり、趣すら感じてしまいそうな表情でしょうか。
どちらも通年着ることができる色味なので、なかなか悩ましいところ。
白のアイテムが増えてきているからBEIGEにしようかな、なんて妄想中。
物欲は発散し過ぎずに、一部は箱にしまっておこう、そう忠告してくれているかもしれません。
箱のように四角いスクエアカットやアームホールがkontorらしく、重箱の隅を突くことができない仕上がりのSQ AH BAND COLLAR SHIRTを是非。
池田