沿う
こんばんは。池田です。
これまで同時並行していた前職のお手伝いが終わりを迎えることになりました。
僕がいただいていた要望に沿うことができなくなってしまったことが原因なんですけども。
とやかく言っても仕方ないので潔く離れさせていただくことに。
やはり接客を伴う運営をしていると急なご依頼などには沿うことができませんし、作業時間が固定されてしまうとそれにも沿うことができないので、そういったお仕事は向いていないのかもしれませんね。
もう少し作業時間が自由でいて、ご提出なども急ぎではないお仕事の方が良いのかな、なんて思ったり。
別のお仕事が必須なわけではないので、また何かご縁があったら始めてみることにします。
両者の希望に沿うことができるなんてなかなかないよな、と人間同士の関係性の難しさを感じている中、どうやらこの月末からやたらと猛暑が続くみたいですね。
今さら今年の夏で最も暑い時期に差し掛かっているのか、と通常の季節の移り変わりに沿う気のなさに肩を落としてしまいそう。
もう9月になりますし、多少なりとも秋の風を感じさせていただきたいのですが。
むしろ本当にこれから二季への道に沿うことを感じてしまう事態。
二季、嫌ですね。
春と秋が生き残る希望に沿う未来を望むのみ。
自らの希望に沿う未来のために自分でできることを模索しながら、本日はULTERIORのSUPER FINE WOOL COTTON TURTLE-NECK TOPのご紹介を。
あらゆるわがままな要望にも沿うであろう存在かと。
先シーズン展開されていたタートルネックのプルオーバーが今季も継続しての展開となりました。
それでも先シーズンに沿うことはなく調整がなされたもの。
全く同じものではなく、たとえ微細であろうと見直しに見直して調整をしてくるあたりは流石ULTERIORといったところでしょうか。
まず調整された部分として挙げられるのはサイズ感。
先シーズン同様に体にぴたりと沿うわけではない程良いゆとりはもたせてあるものの、先シーズンよりもやや細めに仕上げられています。
細めとはいえ、あくまで程良いゆとりは担保されたバランスの良さですのでね。
ともなると、インナーとしての立ち回りへの期待にも沿うことができることは間違いなし。
先シーズンも煩わしさを感じることなんて一切ありませんでしたが、さらに期待に沿う結果を得られるでしょうね。
どれだけ期待したとしても裏切られることはないはず。
バランスの良さを感じさせるのはネックにおいても言えること。
高すぎず、低すぎず、などう着たいかの要望にも沿う設定とされています。
特に手を加えることなく溜めても良し、折って低めにするも良し、その時々に応じて異なる立ち回りをさせてあげてください。
また、アームの接ぎが脇に沿うことなく背面に配されている点にはULTERIORらしい違和感を感じさせてくれます。
色味が暗いのでひと目見てもわかりづらい点ではありますが、わかった瞬間には、何故、と声が漏れてしまうかもしれませんね。
漏れないかもしれませんが、特徴であることは間違いないかと。
ここに採用されている生地については先シーズン同様の天竺編み。
天竺編みといえど、そこはULTERIOR、生地に求めるこだわりに沿うことは疑う余地なしでしょうね。
むしろULTERIORで普通の天竺だと心配になってしまう自分もいたり。
という天竺生地は表裏で異なる糸となっており、表ではウォッシャブル加⼯を施したスーパー120'sのメリノウール、裏ではコットンを使⽤しています。
さらにそれを特殊な編機で編み⽴てたることで、”裏⽑の裏⽷なし” という変形編みに。
こんななんともそそられる”裏⽑の裏⽷なし”なんて期待に沿うどころではないですよね。
生地感としては打ち返すようなキックバックや、程良い厚みがありつつふっくらとしていることを感じていただけるかと。
天竺生地にここまで求めることなんてないとは思いますが、それを超えた求めにも沿うなんて、たまらないのなんの。
さらに自宅での洗濯ができるなんて誰だろうと文句のつけようがないはず。
洗濯は中性洗剤で、手洗いがおすすめではありますが、洗濯機の場合はネットに入れて、手洗い機能などが良いかと思います。
そして先シーズンは単色のみの展開でしたが、今季はボーダーが追加されたので、迷うことなくボーダーをセレクト。
ボーダーといえどただのボーダーではなく、変形の編み地と逆撚りの原料を利⽤することによって、直線的に沿うことのないボーダーに仕上がっています。
整列しすぎることなくぬらぬらと整いすぎないあたりがこれまたULTERIORらしい曖昧な表情ではないでしょうか。
このボーダーの色味としてはCHARCOAL×BLACKとNAVY×BLACKの2色。
CHARCOAL×BLACKは柄ものなら無彩色に限りたい方の願望に沿うことは言うまでもありませんね。
一方のNAVY×BLACKはどことなく崇高さを携えたい気持ちに沿う存在でしょうか。
どちらもインナーにするにしても、インナーインナーしたくない希望に沿うこと間違いなしかと。
どんな希望にも沿うためにできることを深く考え込んでしまいそうです。
先シーズンに沿うことなく細めの設計とされることで立ち回りの期待に沿うことになり、どう着たいかの要望に沿うバランスの良いネックの高さに設定されつつ、変形の編み地と逆撚りの原料による直線的に沿うことのないボーダー天竺生地が採用されたULTERIORのSUPER FINE WOOL COTTON TURTLE-NECK TOPを是非。
池田
