ひょっこり
こんばんは。池田です。
ひょっこりはんの面白さがいまいちわからないのですが、なんか嫌いじゃないんですよね。
面白すぎなくてしょうもないぐらいのほうが好みなのかもしれません。
ただひょっこりしてるだけで自分らしさを出してると考えると、大袈裟ですけど尊敬できます。
服装、髪型などの外見含めてブランディングしてるんだろうな、と書きながら偏屈な考え方になってしまいました。
そんな今日は午後には雨も止んで気分が晴れそうになりつつ、雷が鳴り始めて結局気分は曇りのままでしたが、INNATからデリバリーがあったので快晴に。
ひょっこりはんは着そうにないSWEAT CREWNECK P/Oのご紹介です。
一言で表すとリバースウィーブのINNAT verですが、しっかりとINNATのブランドらしさが加えられたスウェットです。
リバースウィーブをベースにしながらも、オーガニックコットンが使用されていたり、肌が直接触れる裏側には無撚糸を使用するなど、心遣いを感じられる1着です。
古着などのリバースウィーブでは感じられない着心地でしょうか。
ULTERIORのVINTAGE FADED TERRY RW SWEAT SHIRTは裾がカットオフになっていたり、ネックのリブが若干細めになっていましたが、こちらはネックと裾の両方が太めのリブになっている点が異なるディテールです。
感覚的には若干INNATの方が生地が厚めになっていますかね。
シルエットはゆったりとしていて、COLLECTION 01にあったSS TEEのように、肩線を後ろ側にして傾斜ができることで肩にのるようになっています。
サイズバランスも良いですし、地厚過ぎないのでインナーとしても重宝するのではないでしょうか。
色味はNatural、Yellow (えんじゅ)、Sumikuro (紀州備長炭)の3色。
Naturalは綿花そのままの色を採用しているため、綿花の節?殻?も見られ、ただ生成り単色ではない点も見ていただきたいポイントです。
生成りが使われている理由として、デザイナーの谷さんが”服作りには欠かせないトワルのような洋服を作ってみたい”という思いも、ひとつの要因としてあるそうです。
これまで書いていなかった気がしたので、念の為。
Yellowははっきりとした色味になっており、Blackはフェード感のある色味。
古着が好きな方はBlackが特に刺さりそうな印象です。
3色展開ではあるのですが、それぞれで硬さが異なっています。
体感的なことなので、感じ方はそれぞれ違うとは思うのですが、1番柔らかいのがNatural、2番目がYellow、3番目がSumikuroだと僕は感じました。
他のアイテムでも色味によって多少硬さが違うような気がしていましたが、SWEAT CREWNECK P/Oが1番違いがわかりやすいかなと。
この違いは是非触り比べていただきたいと思っています。
最後になりますが、画像の中で”ひょっこり”部分は見つけられたでしょうか。
左袖にINNATのブランドアイコンが”ひょっこり”してるんです。
さりげない遊び心に愛らしさを感じてしまいますね。
確かデザイナーの谷さんのお子さんが描いたと聞いたような、聞いてないような、妄想のような、といった感じです。
ここ最近は憂いている通り、雨ばかりでまだ残暑に油断できない状況ですが、恐らくすぐそこに来ているであろう、秋にぴったりのアイテムだと思います。
優しい色味に加えて、遊び心のある”ひょっこり”が愛らしい、INNATのSWEAT CREWNECK P/Oを是非”ひょっこり”見にいらしてください。
池田