重ね|THERMAL TANK TOP|INNAT 25SS|えん -en-

重ね

こんばんは。池田です。

退任が報じられた某ラグジュアリーブランドの後任の方々が早速就任しましたね。
既に憶測が巻き起こっていた2人が憶測通りに就任するとのこと。
これまで業界の先頭をいくと言っても過言ではないあの方が積み重ねてきたブランドともなると、かなりの難しさがあるような気がしてしまいます。
もはやそのブランドと言えばあの方、と認知されていそうですし。
個人的にはこれまでのクリエイティブを重ねるように引き継いでいくと予想しているものの、今後どうなっていくのか楽しみです。
全く新しい姿を見せてくれても面白いかな、なんて。
こちらでも今後の動向を楽しみに待ちましょうかね。

ラグジュアリーブランドの知識が希薄なくせして相変わらず勝手な意見を重ねてしまっているな、と学ぶ姿勢をまるで見せない中、東京コレクションと言いますか、楽天ファッションウィークと言いますか、も数日前に終わってしまいましたね。
基本的にはほとんどのブランド様のコレクションを拝見させていただいていましたが、これまでも東京での発表を重ねてきた常連組はもちろんのこと、新たに参加する新鮮なブランド様も見ることができたかと。
中にはランウェイで発表するのか、なんて思ってしまうようなこともあったり。
そこまで広げることはないのかな、と主観に主観を重ねるように思っていたのですが、見事に外れてしまいましたね。
当たろうが外れようがどちらでも良いのですけども。
何はともあれ、ひとまずコレクションサーキットは終了したので、自ら課す忙しなさは終わって何より。

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忙しなさを重ねたとしても見たいから仕方ない、と自分を納得させながら、本日はINNATのTHERMAL TANK TOPのご紹介を。
改めて重ねる楽しさを教えてくれる存在かと。

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こちらはアイテム名そのまま、サーマル生地によるタンクトップとなっています。
あまりにもそのまま過ぎてもはや説明が必要なのか疑ってしまいますが、そうはいかないのでしっかりとご説明を。
ちなみに着用している画像はこのタンクトップのインナーに私物のタンクトップも重ねてますので、その点はご理解ください。

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というわけで、こちらのタンクトップでは襟と袖部分をバインダー仕様とされています。
バインダー仕様がとりわけ珍しいものではないですが、だからこそただインナーとして重ねるだけの希薄な下着とは感じさせない存在と言えるのかもしれません。
とはいえ、正直なところ下着として重ねることが多くなるであろうことは言わなかったことにしておきます。

重ね|THERMAL TANK TOP|INNAT 25SS|えん -en-
 
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聞かなかったことにしていただいたところで、裾については断ち切りのラウンドカットをロック始末されており、加えて前後で差をつけられています。
個人的にはタンクトップをインナーとして重ねる際には、ラウンドカットの方が裾の見え方が好みだったりするので嬉しいな、なんて思ったり。
それと裾もバインダー仕様になっていたらどこか重い印象を重ねてしまったのかもな、とも思ったり。

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そこに採用されているのが空紡糸によるサーマル生地。
ただでさえサーマル生地のさらりとした凹凸ある生地感に重ねて空紡糸を使うことで、そのさらりとした生地感に拍車をかけてくれているかと思います。
コットンらしからぬしゃりっとした質感も感じられるかもしれません。

重ね|THERMAL TANK TOP|INNAT 25SS|えん -en-
 
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この生地に施されているのが製品染めによるボタニカルのハイブリッド染め。
Pinkは茜をベースとした染料で染め上げられており、ほんわか柔らかさを重ねたような表情でしょうか。
一方のInkは墨汁による染料で染め上げられているため、着倒すことを重ねたかのようなフェードした表情といったところ。
どちらもレイヤードとして重ねて、そこから覗かせる表情に小気味の良さを出してくれそうですね。

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というタンクトップ、INNATの抜けた雰囲気を重ねに重ねたと言っても過言ではないですよね。
明らかにやる気を感じさせません。
これを着てしまえば気が抜けること間違いないのではないかと。

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気が抜けてしまうタンクトップは、もちろんアウターやシャツなどのレイヤードとして重ねることが先に思い浮かびますが、夏には2色を重ねて着ても良さそうな気も。
1枚だけだと流石に味気なく感じてしまいそうですが、2色重ねることでそれを払拭することができそうですね。
ここでは実質3色なんですけども。
それは良しとして、この場合は日焼けすること待ったなしなので、焼けたくない方は日焼け止めを塗りたくっていただければ。

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重ね|THERMAL TANK TOP|INNAT 25SS|えん -en-
THERMAL TANK TOP ¥16,500 (in tax)

何がなんでも重ねたくなってしまうのは僕だけではないことを願うばかり。
ただインナーとして重ねるだけの下着には仕上がっていないものの、それでもレイヤードして重ねる楽しさを改めて実感させてくれるINNATのTHERMAL TANK TOPを是非。

池田

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    重ねに重ねて。

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