添えて
こんばんは。池田です。
昨日の定休日に好きなアーティストさんの展示を見に行って来ました。
2つの展示を見に行ったのですが、1つはまさかの会期前で見ることができず。
もう始まっているかと勝手に思い込んでおり、行く前に会期を確認しなかったことが仇となってしまいました。
それに会場が遠いほうだったため、心を挫かれましたね。
挫かれつつも、ここで帰宅してしまっては負けだと思い、もうひとつの展示へ。
こちらはしっかり見ることができました。
元々好きなガラス作家さんだったのですが、やはりどの作品も素晴らしかったです。
派手さはないけど優しさを感じさせ、日常に彩りを添えてくれるような立ち振る舞い。
自宅に連れて帰って使い始めても、これまでも寄り添ってくれていたような感覚に陥りそうなほど、落ち着きを感じてしまいました。
さらに使われているガラスは、廃棄予定だった車窓やビール瓶とのことで、背景も素晴らしいですよね。
作家さんにお会いすることができなかったことが悔やまれますが、次回の展示でお話させていただきたいものです。
日常に彩りを添えてくれるようなものも集めたいな、と夢を抱きつつ、洋服だけで精一杯な僕が本日ご紹介するのはsatouの小物アイテムたちです。
この子たちも日常やスタイルに何かしらを添えてくれるはず。
まずは、今季から新たに仲間入りしたtouki brooch。
こちらは飛騨高山の伝統工芸である渋草焼の窯元、渋草柳造窯さんとともに製作されています。
もちろん無知な僕は知らなかったのですが、どうやらこちらの渋草柳造窯さんは様々なコラボアイテムも製作されているみたいです。
「伝承は衰退、伝統は革新の連続」という家訓だそう。
深い。
ちなみにタグで使用されている陶器も渋草焼ですよ。
陶器にはsatouのブランドロゴが彫られており、そこにシルバーの釉薬が塗られています。
ただ、均等にならして塗ることはせず、あえてランダムに塗ることで、陶器の地色も顔を出すデザインに。
一見すると使っていくうちに、釉薬が擦れて地の部分が露わになったようにも見えるでしょうか。
また、takeシリーズと同様に1点1点ハンドメイドで作られているため、それぞれ釉薬の塗られ方が異なってきます。
手作業による仕上がりはぴかぴかのシルバーには出せない、非常に趣のある表情を作り出しているかと。
ぴかぴかのシルバーはsatouの雰囲気には合わなそうですが、陶器によるこの仕上がりはsatouらしさを感じさせますね。
アイテム名にはbroochと入っていますが、ブローチよりもピンバッジと言ったほうが良い気がします。
なんとなくブローチだと付けるハードルが高くなりそうなので、ピンバッジと同様に気軽につけていただきたいですしね。
LOOKなどのようにsatouのアイテムと合わせても良いですし、他のブランドやお持ちのバッグなどに付けても良いかと。
単調なスタイルになってしまっても、そっと添えてあげれば、スタイルに彩りを添えてくれそうでしょうか。
続いては元々展開はあったものの、セレクトはしていなかったtake objet。
金額が金額なもので初回ではオーダーする勇気がなかったのですが、サイズも調整可能とのことで今季はオーダーさせていただきました。
takeシリーズのためお馴染みかもしれませんが、大分県別府市の伝統工芸の竹細工によって製作されています。
上述したようにこちらも1点1点ハンドメイド。
サイズに関しては直径25cm。
というのも、展示会ではその倍の50cmほどのものがサンプルとして出ていたのですが、流石にそのサイズだとディスプレイするのが難しかったので、半分のサイズでオーダーしました。
ディスプレイしているものもご購入いただくことは可能ですし、基本は完全受注生産にはなるので、お好みのサイズをお選びいただければと思います。
23AWの展示会では佐藤さんも同様のサイズで製作されて、サンプルとして出していたのを見て、なんだか嬉しかったですね。
皆さんにはあまり関係ないことで申し訳ないです。
また、後述するtake key ringなどとは違い、染色していない状態でオーダーしています。
オーダー時に染色ありでご依頼することも可能ではあるのですが、反対に無染色状態がどういったものなのかがわからなくなってしまうかな、と思っての無染色。
染色ありの状態は他のtakeシリーズで見ていただけるので。
ということも考えてのことではあるものの、染色すると金額が上がってしまう、という理由も無染色にした正直な理由のひとつなんですけどね。
個人的には無染色で結果的に良かったのかな、と感じています。
染色した趣のある表情ももちろん良いのですが、無染色による新鮮味と軽さを感じる自然な色味が内装には合っている気がしているので。
染色は金額と雰囲気を鑑みてご検討いただければと思います。
色味はbrown以外でも製作できるかもしれないので、ご相談いただければ。
僕は下に置いてスタンドライトのシェードのように置いていますが、天井からコードや紐などで吊ることもできますよ。
ただ、ランプシェードとして使用して、竹が燃えてしまう可能性もあるので、ディスプレイ方法は慎重にご検討ください。
ランプシェードでなくとも、しっかりした存在感を発揮してくれて、自宅に彩りを添えてくれる、いや、添えてくれるどころか主役に大抜擢かもしれませんね。
最後は継続展開しているtake key ring。
22AWでもセレクトしているので、簡単にで。
こちらも上述した大分県別府市の伝統工芸である竹細工で製作されています。
take objetとは違い染色されており、趣のある雰囲気が漂っていますね。
一方で、その横に添えてあるブランドロゴを配した切り出された竹は染色されていない、竹本来の色味となっています。
どちらも染色されたbrownの場合、重厚感を感じさせ過ぎてしまう気がするので、良いバランスになっているでしょうか。
身につけ方としては、ベルトループに付けるのが王道でしょうかね。
王道で攻めようと思いつつ、何故かセレクトしているブランドのパンツはイージー仕様のものが多く、僕が穿いているパンツだとあまりベルトループがないんですよね。
なので、僕はバッグのショルダー部分などに付けています。
あまりタックインしないという方はバッグなどに付ける方が現実的かもしれませんね。
こちらはスタイルに彩りというよりも、趣ある雰囲気を添えてくれる、といったところでしょうか。
ちなみにtake necklaceは早々に完売しているので、ご了承ください。
手紙も一緒に添えてプレゼントされたら大喜びだな、なんて妄想膨らんでしまいますね。
もちろん自分へのご褒美でも大喜び。
そんな彩りや趣ある雰囲気を添えてくれ、いつも隣で寄り添ってくれるであろうsatouの小物アイテムたちを是非。
池田