似て非なる
こんばんは。池田です。
本来であれば明日はお休みをいただき、甥姪孝行のために夢の国に行く予定だったのですが、雨が強くなる予報とのことで行けなくなってしまいました。
そのため明日は現実世界で雨の中、営業します。
ということで、甥姪は今日夢の国に行っています。
雨が降らないことを祈るばかり。
雨での夢の国も晴れた日とは似て非なる楽しみ方ができるので、それもまた良いんですけどね。
強風だった場合は嫌ですけど。
入場制限をまだかけているのか、比較的空いているみたいなので、さらに雨で空いた夢の国でのんびり周りながらビールも飲んだりしたら良い夢を見られそうです。
行った経験と似て非なるとも言えない妄想しかできない本日は、INNATのUS NIGHT SHIRTのご紹介を。
あのアイテムと似ていたり、似ていなかったり。
まず、全体のイメージソースは、40-50年代のアメリカ軍で採⽤されていたスリーピングシャツ。
スリーピングシャツと言葉だけ聞くと、定番のSLEEPING SHIRTと似たものを想像してしまいますが、ソースが全く異なる似て非なるデザインです。
見れば誰でもわかることですけどね。
ミリタリーのスリーピングシャツの場合、スタンドカラーやノーカラー、ボタンやリボン、プルオーバーか否か、など国や年代によってデザインや仕様が異なりますよね。
US NIGHT SHIRTではノーカラー、ボタン仕様。
個人的にはミリタリーのスリーピングシャツの中でも1番着やすいのでは、と思っています。
ただ、当時のスリーピングシャツを単純にトレースしたわけではなく、しっかり現代に寄り添った仕様にされているのがINNATらしさ。
まず嬉しいポイントが腰のポケット。
ここは定番のSLEEPING SHIRTと似ているというよりも同様の両⽟縁仕様です。
ポケットがあるだけでちょっとした外出時に便利ですしね。
正しくなかったら申し訳ないのですが、40-50年代のスリーピングシャツはヨークがない仕様だったかと。
しかし、こちらではヨーク仕様が採用されています。
ヨーク仕様になることで、後ろから見た時に平面的な見た目から、しっかりシャツだと認識できるようになる点も良いですね。
この部分もSLEEPING SHIRTと同様の仕様。
そこに使用されている生地はオーガニックコットンを使用したコットンリップストップのタイプライター。
これまたSLEEPING SHIRTと同じもの。
FATIGUE JACKETのリップストップよりも細かい格子になっているため、無骨な印象は受けない程度の生地感かと思います。
生地はインナーが若干透ける程度の薄めになっています。
色味は後述しますが、特にWhiteは透ける度合いが高め。
その次にLime green、Light Purpleといった順番になっているかと思います。
上述してしまいましたが、色味はWhite、Lime green、Light purpleの3色をセレクト。
Whiteはかなり透けると書きましたが、恐れずにボーダーを着て、透けるならとことん透けてやる、という気概を見せても良いと思います。
Whiteは新たな定番として1着持っておくと良さそうですし、Lime geenとLight Purpleも色味のあるアイテムを着たい時には重宝しそうですかね。
SLEEPING SHIRTと同じ仕様が多いとは言っても、似て非なるというよりも全く異なる仕上がりの魅力ある1着ですね。
どうしても似たことしかできなくても、自分らしさが出た似て非なることをしようと意識させてくれそうなINNATのUS NIGHT SHIRTを是非。
池田