
残し
こんばんは。池田です。
台風の影響だからかなんだか雨が続きそうですね。
3連休はその前の台風の影響を残していても少し降る程度で済んだので良かったんですけども。
とはいえ、定休日が雨ともなるとどこにも行く気にならないのでどうしたものか。
行きたい展示などに行けずに残してしまっているので、そろそろ行っておかないと会期が終わってしまいますし。
会期をしっかり把握しているわけではないので、もう一度調べておかないといけなそうです。
予定のお残しはいけませんよ、と自戒を込めている中、今週末はご近所のお祭りに出店することになっています。
今年も私物の古着たちを出品しようと思っているのですが、どれぐらい出品しようか迷ってしまうんですよね。
正直なところ着る機会がそこまで多いとは言えないので、yauranさんで購入したものは残してそれ以外のものをほとんど出品してしまおうか考えていたり。
売れずに残してあったらまた着れば良いだけですしね。
ボロ市もありますし、ある程度残していただかないと困ってしまうのですが、お小遣いを生み出したいな、なんて私利私欲も出てきてしまいます。
兎にも角にも、お祭りとして楽しむことにしておきましょうかね。


そんな売れずに残してしまうこと間違いなし、という悲しい現実からは目を背けながら、本日はYASHIKIのYukiato Knit Coatのご紹介を。
どうしても残したくなる1着に仕上がっているかと。

毎度のことながらまずは全体のイメージからということで、こちらでイメージされているのが『雪跡』。
今回も無知な僕でも意味がわかるので、無知な姿を残しておかずに済みました。
なんだか今季は知らない単語のイメージが少ないような気がしてしまいますが、どうなのでしょうか。

どちらでも良いというお声は残してはいけませんよ、と注意喚起しつつ、その『雪跡』として何も跡がついていない雪に足跡を残して遊ぶ情景がイメージされています。
幼少期の僕もそうでしたが、まっさらな雪にはついつい自分の足跡で足跡(そくせき)を残したくなってしまうんですよね。
今となっては雪なんて見たくもないぐらいですが、幼少期は喜んではしゃいでいた記憶があります。
個人的な思い出としては足跡を残したいことはもちろんのこと、スキー板の跡を残したくてそれができる場所を探していました。
もちろん滑ってはいけない場所に入り込むことはしませんでしたけどね。
きちんと安全に滑っていたことを言い残しておきます。

その何かしらの跡を残したくなるまっさらな雪を表現しているのが多くを、というよりも全体に見られる丸い凹凸柄。
丸みがあるからこそふんわりしたような降り積もった雪のまっさらさを実感できるでしょうか。
あのふんわりさにはどうしても愛らしい印象を記憶に残してしまいますよね。
ロングコートということもあり、まっさらな雪がかなり広がっているのかもしれません。
これなら自分の足跡を残しても他の方も楽しんでいただけそうでしょうかね。
独り占めしないことが大切だと言い残しておきます。

独り占めしなかった愛らしいふんわり雪に残したくなる足跡を表しているのが肩部分の細かい凹凸柄。
なるほど、全体の丸い凹凸柄とは違い幾何学的に近い柄とされることで足跡が表されているわけですね。
長方形に近いように見えるので、もしかしたらスキーブーツで足跡を残しているのかな、なんて想像も膨らんだり。
細かな凹凸柄とされているからこそ、ちびっ子の足の小ささが表されているのでしょうか。
気持ちが高まってがしがしと足跡を残している情景が想起できそうです。
そしてはしゃぎすぎて尻もちをついてお尻跡も残しているのかもしれませんね。


この編み自体は変わらずのプレーティング編みとされており、表裏の糸の色味が異なるが故の奥行きを感じさせる表情かと。
なんて言いつつ、MIX-GRAYはそれに当てはまるものの、BLACKは単色であることは言い残しておかねばならないんですけどね。
何はともあれ、どちらも候補に書き残しておいた方が良い色味なはず。

ここに採用されているのがニュージーランド産のファインウールとオーストラリア産のメリノウール。
それらを混紡した防縮糸とされているので、滑らかさや光沢ある表情を感じていただけると思います。
以前も書いたかもしれませんが、ニットともなるとその光沢がわかりづらいかもしれませんので、ひとまず光沢があることを記憶に残していただければ。
という生地で編み柄を落とし込みつつ、デザインとしては和洋折衷なコートとされています。
フロントの合わせや袖のパターンに着物の要素を残しつつ、それをコートとして仕上げられた1着。
この和洋折衷の雰囲気がこれぞYASHIKIといったところでしょうか。
着物コートは2年前以来の展開なので、その記憶を残していた身としては待望なんですよね。
ロング丈のコートは自転車乗りとしては現実的ではないものの、やはり着たくなる時もあるので歓喜ものと言えるかと。
営業日は着ることができないので、出番は残しておいて定休日に楽しみたいな、なんて。


やはり秀逸な情景の落とし込みを印象に残してきますね。
だからこそ何着所有していたとしても毎シーズン手を出したくなってしまうというもの。
皆さまには是非手を出していただきたいとは思いつつ、もちろん残していただいても問題ございませんのでね。
今後も記憶に残していただくための表現を模索していくしかありませんね。
まっさらな雪に足跡を残して遊ぶ情景が落とし込まれ、防縮糸の良さを残した滑らかさや光沢を感じられる生地が採用されつつ、着物の良さを残しつつ和洋折衷なデザインとされることで、是非残しておいていただきたくなるYASHIKIのYukiato Knit Coatを是非。
池田