大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

大胆

こんばんは。池田です。

昨日は予定通り、早めに営業を終了しようと、最後に煙草を吸っていると雨が降り始めていたので、急ぎ気味で支度をして帰宅しました。
小雨のうちに帰れるだろう、と思った矢先、自転車を走り始めてすぐに大胆どころではないほどの土砂降りに。
雨が降るとは聞いてはいたものの、これほど降られるとは思ってもみませんでした。
おかげで大胆にも程があるずぶ濡れ状態。
してやられましたね。
本当にここ最近の急な雷雨には憂いてばかりです。
今週はなんだか天気があまり良くなさそうですし、また雷雨に遭わないことを祈るのみ。

姪っ子甥っ子たちは明日からの夢の国で大胆に濡れるほど雨が降りませんように、とより大胆なほどに祈りつつ、昨日目に飛び込んできた大胆に破壊された自宅のカーテンレール。
姪っ子がカーテンを引っ張ったのか、ぶら下がったのかしたみたいで。
あれだけ朝から晩まで大胆に遊ぶほどの元気があれば、何かしらが破壊されることにはそこまで驚きませんけどね。
それにしてもカーテンレールはあんな破壊のされ方をするのか、とある意味感心してしまいました。
何はともあれ、怪我をしなかったことが何よりです。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

小学生の頃に学校のドアを大胆に破壊したこともあったな、と懐かしい記憶を辿りながら、本日はkontorの4 POCKET MILITARY PONCHOのご紹介です。
大胆さを楽しめる仕上がりではないかと。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

こちらでソースとなっているのは、見てわかる通りミリタリージャケット。
4ポケットということもあり、M-65なのか、M-51なのか、はたまたBDUなのか、と考えてしまいますがそこまでは言及されていません。
詳細が何であろうと特段問題はないですしね。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

というわけで、ミリタリージャケットのように大胆に配されたフロントの大ぶりなフラップポケット。
古着のものの場合はやはり着込まれているということもあり、アタリが出ていたり、くたりとしていたりもしますが、こちらは統制が取れたかのような直線的な表情になっていますね。
この構築的とも言えるかもしれない表情にはkontorらしさを感じていただけるのではないでしょうか。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

大胆な大ぶり加減を発揮しているフラップポケットはもちろん容量としては申し分なし。
ですが、それだけでなく、下2つのフラップポケットたちにはサイドからもアクセス可能なポケットも備わっているので、実質6ポケットと言えるかもしれません。
流石にその表現は大胆すぎるような、的を射ているような。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

また、これらのフラップポケットは、ボタンなどで留める仕様ではなく、マジックテープが用いられています。
そのため、ボタンよりも開閉がしやすいはず。
ちなみに袖のタブも同様にマジックテープ仕様です。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

左脇に鎮座しているのが大胆に長くとられたファスナー。
これはデザインとしてはもちろんのこと、プルオーバーの着づらさを解消してくれていたり、パンツのポケットにアクセスしやすくしてくれています。
自転車に乗る時なんかは、風に靡そうなので閉じていた方が良いかもしれませんけど。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

機能的な部分でも良さを発揮してくれつつ、せっかくここまで大胆に長くとられているので、大胆に全開にして着たくなるでしょうかね。
そうすればインナーを覗かせることもできますし。
大胆な人間に見られたくない時はそっと閉じていただければ。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

ポンチョという名のプルオーバーなだけあって、フロントは身頃中央あたりまでボタンで開閉することができます。
ここも大胆な長さ、とも言えるかもしれませんね。
大胆に開けて抜けた雰囲気を出すか、ぴしりと閉じて戦闘力を高めるか。
戦闘力は高まらないか。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-
 
大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

またまた大胆な表現はさておき、ここまでは開閉で変化できる部分だった一方で、絞り方で楽しめるのが裾部分。
裾にはドローコードが付けられているので、大胆にそのままばさっとした佇まいも良いですし、絞って大胆な丸みをつけた佇まいでも良さそうですね。
ただ、このドローコードは左脇がファスナー仕様になっているので、1本が裾を1周しているわけではありません。
そのため、絞り方によって左右のシルエットを大胆に変えて楽しんでも良いかと。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

ここで採用されているのはコットンツイル。
強撚の程良い厚みの生地感なので、秋口に丁度良いかと思います。
もちろんインナーに厚手のアイテムを持ってきていただければ、冬も問題なしではないかと。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-

そのコットンツイルにはガーメントウォッシュ加工が施されており、わずかながら着込んだような表情に仕上げられています。
それでも大胆に加工を施して着込みに着込んだような仕上がりではなく、ほのかに着込んだ表情を漂わせる程度。
この表情であれば、新品ぴかぴかのアイテムでも古着でも馴染んでくれそうですね。

https://en-setagaya.com/products/4-pocket-military-poncho

そしてサイズ感はたっぷりゆとりを持たせたもの。
このたっぷりさには、ばさっと大胆に着たくなってしまうでしょうか。
インナーなんて何も考えないぐらいの大胆な勢いでも良いかもしれませんね。
これまた大胆すぎるでしょうか。

大胆|4 POCKET MILITARY PONCHO|kontor 24AW|えん -en-
4 POCKET MILITARY PONCHO ¥53,900 (in tax)

大胆な行動を取るべき場面もあるだろうな、と苦手意識を取り払いたくなってしまいます。
随所に大胆さが感じられるデザインで仕上げられ、ばさっと大胆に着たくなってしまうkontorの4 POCKET MILITARY PONCHOを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

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    のよう

    より洋服のように。

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    偏屈の偏見と偏愛。

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    それでも

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