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なんと
こんばんは。池田です。
昨日今日と暖かいぽかぽか陽気が続いていますね。
ここまで暖かいとなんとも春らしさを感じてしまいます。
数日前までの予報では今日は気温が下がると言っていたような、いないような。
それでもこの暖かさは明日あたりまでらしく、それ以降はまた真冬に戻るみたいですね。
冬を感じられるのは良いものの、流石にもう極寒にはならないでいただきたい、というのが本音。
極寒にはならないようになんとか寒波の力を弱めていただきたい。
こんなことを言っていてもなんともならないんですけどね。
兎にも角にも、極寒になりませんように。
てるてる坊主になんとかしてもらおうかな、と他人任せにしようと考えている中、これから展示会の予定は増えないと思いきや、少しずつ増えていってしまっています。
これは憂いではなく、非常に喜ばしいことですのでね。
こんな弱小な存在にも関わらずお声がけいただけると、なんとか実現させたいとは思いつつもそれができない不甲斐なさも同時に感じてしまいます。
それぞれの洋服たちは間違いなく魅力に溢れているからこそ、なんとしても実現しようとは思ってはいるんですけども。
間違いなく僕の力不足であるが故ですし、それもまたご縁がなかったと自分を納得させるしかなさそうです。
不甲斐なし。
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この力不足はなんとかならないのか、と成長せねばならない現状を改めて感じながら、本日はBISOWNのCHECK G.I. SHIRTSのご紹介を。
なんとも言い難い表情が魅力の1着かと。
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こちらのデザインとしてはアイテム名にもある通り、G.I.シャツがベースになっています。
G.I.シャツとなるとなんとなく某馬ブランドのものを想起させるのですが、それとはまた異なった印象を受けるでしょうかね。
ミリタリーでも見られるG.I.シャツなので、同じ括りにはしない方が良いかもな、と思ったり。
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というのも、両胸のフラップポケットは踏襲しつつも、エポレットは省かれていたり、と無骨な雰囲気は感じさせないなんとも中出さんらしさが出た仕上がりではないかと。
個人的にはエポレットを好まないわけではないのですが、ことシャツで考えるとあまりエポレットは欲しないかもしれません。
デザインとして必要性を感じさせない、なんて言ってしまったら叱られてしまうでしょうかね。
もし叱られてしまったとしてもなんとか持ち堪えます。
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叱られないことを祈りつつ、続きましてここで採用されている生地について。
採用されているのは某メゾンブランドのデッドストック生地となっています。
メゾンブランドというだけあり、超長綿の中でも質が段違いの100%海島綿を使ったチェック生地。
流石メゾンブランド、なんとも贅沢。
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その贅を尽くした生地はぴんとしてはおらず、ぼこぼこと波打つかのような生地感に仕上がっています。
これは糸の撚りの加減の差によって生まれたもの。
生地自体の柔らかさも相まってなんとも心地良いんですよね。
ふわりと纏っているような感覚とでも言いましょうか。
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色味としてはBLUE CHECKが先に旅立たれてしまったので、なんとか持ち堪えているYELLOW CHECKのみ。
YELLOW CHECKとは言うものの、薄めの紫も入っており、なんとなく妖艶な表情も感じさせるかもしれません。
いや、なんとなくではないですね。
僕の中では妖艶さを感じた次第。
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なんて言っているのも束の間、それに反してこの色味のチェックとなるとなんともオタク的とも感じてしまうんですよね。
メゾンブランドの贅を尽くした生地だとしても、ただただ上品であるわけではなく、良い意味で少しのオタク的、少しの野暮ったさ、少しのいなたさが香るような。
なんとも言い難い仕上がりで全く伝わる気がしないことはここで告白しておきます。
稚拙さが丸見えですね。
致し方なし。
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そしてサイズ感はオーバーサイズとはいえ、過剰に大きいわけではなく、程良くゆとりをもたせた設計になっています。
柔らかな生地感も相まってリラックスした雰囲気を感じられますし、これなら少し暑い時期でも着ることができるかもしれません。
むしろなんとかしてでも着たくなってしまうでしょうね。
なんとかしましょう。
なんとも言えない不思議な雰囲気を纏う存在に惹かれてしまうのは僕だけですかね。
品を感じつつなんともオタク的でなんとも言い難い雰囲気を纏った贅を尽くしたチェック生地を採用し、G.I.シャツをベースとしつつもなんともBISOWNらしい優しさを感じるデザインに落とし込まれた、なんとしてでも手にしたいBISOWNのCHECK G.I. SHIRTSを是非。
池田