揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

揺れ

こんばんは。池田です。

ONE PIECEの最新話凄すぎませんかね。
これまで以上に展開が読めないほどのとてつもない情報量。
いやはや、面白すぎるな、と思う反面、脳が揺れるほどの情報量ですけど。
そろそろあの島の事件が描かれてしまうのか。
楽しみに待ちたいと思います。

自宅でONE PIECEを楽しみながら、自宅の外壁塗装が行われているため、作業次第で自宅が揺れたりするここ最近。
今月いっぱいはこの状況が続くとのことです。
さらに全体が養生されているため、室内が暗いんですよね。
どことなく雰囲気も暗くなっている気がしてしまいます。
そうは言いつつ、節電のために大抵ほとんどの電気は消してるので、いつもとあまり変わってないかもしれませんけど、陽が入らないだけでもかなり変わるのでね。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

節電した分で秋冬物買ってしまおうか、と物欲に揺れ動きながら、本日はYASHIKIのFuyuki Hoodieのご紹介を。
物欲が揺れること間違いなしの1着かと。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

まず全体のイメージとしては『冬木』。
単純な”冬の木”という意味で使われもしますが、こちらでは冬になって葉が落ち尽くした木としての意味になっています。
反対に冬に落葉しない常緑樹という意味でも使われるみたいですね。
日本語の難しさが如実に現れていて、思考が揺れてしまいそう。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

その『冬木』として、落葉して枝が目立ってきた木々や、わずかに残っている葉を落とそうと木々が揺れる情景を表現しています。
東京ではなかなか見ることのできない情景ですが、石川県や北日本の地域では来月あたりから見られるようになるのでしょうか。
そろそろ旅行にも行きたいな、と物欲と同時に旅欲にも揺れる次第。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

こちらは今季のアイテムの中でも全体的に編みの柄はシンプルに仕上げられていますね。
そう感じさせるのは、多くを占めた天竺編み。
この部分で落葉した木々の間に広がった空を表しています。
葉が落ちることによって、より空を広く見られるさまを表現していると考えると、シンプルではありつつ、情景がはっきり表現されている、そう感じさせる仕上がり。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

また、葉が揺れて落ちる要因の風を表しているのが、身頃脇の細かな斜線部分。
その横で縦に走った部分は、落葉した木々を思わせるでしょうか。
落葉すると儚げで素朴さのある姿になるので、そう感じさせるのかもしれません。
それが正しいかは自分次第ということで。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

シンプルではあるものの、安定安心のプレーティング編みとなっているので、深みのある色味に仕上げられています。
読み飽きられてしまった方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、プレーティング編みは表裏で異なる色味の糸を使って編む技法です。
念には念を、ということで。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

シルエットもYASHIKIらしくゆったりと仕上げられています。
フードもボリュームがあり、立体的な佇まいでいてくれていますね。
シンプルであるが故に、こういったディテールはありがたい。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

そして色味はPINKとOFF-BLACKの2色をセレクト。
PINKはややベージュに近いような落ち着いた色味で、まだこれから成長する木のような雰囲気でしょうか。
一方のOFF-BLACKは揺れることのない信念を持ち合わせた木を思い起こさせますかね。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-

シンプルなフーディだな、と侮るなかれ。
YASHIKIの手にかかると、スウェット地のフーディには到底出すことができない上品さがあるかと思います。
着てみるとスウェットフーディに戻れなくなる魅力に揺れ動いてしまうかと。

揺れ|Fuyuki Hoodie|YASHIKI 23AW|えん -en-
Fuyuki Hoodie PINK,OFF-BLACK ¥40,150 (in tax)

欲には揺れても、軸は揺らすことのないように、と戒めてくれそうです。
他のフーディに手が出なくなってしまう魅力に、物欲が揺れに揺れてしまう、YASHIKIのFuyuki Hoodieを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

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    それでも

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