もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

もしかしたら

こんばんは。池田です。

遂に展示会シーズンに突入しました。
これから毎週のように展示会回りしていきますが、早速たまらないアイテムたちに巡り会えています。
既にInstagramなどでちらりと見ていたりはしていたのですが、やはり実際に見るのとは全く印象が異なりますね。
展示会回り1週目にも関わらず、既に悩みに悩んでしまっており、もしかしたら今月には頭が回らなくなってしまうかもな、なんて思ってしまいます。
そんな悩める展示会で見たアイテムの中には、これほど似た要素を持ったアイテムがあるのか、と感じてしまうものもありました。
こればかりはもしかしたら共通のソースがあるのかも、と考えてしまうほど。
流石にそんなことはないかと思いますけどね。

デザインは異なれどその着眼点はもしかしたらこれから流行になるのかも、と現実味のなさそうなことを考えている中、24AWのデリバリーも本格化してきました。
季節外れと言えど、やはり新しいアイテムたちを見ると高揚感を得られますね。
その中でもまだデリバリーが始まったばかりのため、薄手のアイテムも多く、もしかしたら今なら着られるのでは、なんてアイテムもあるんですよね。
近いうちに梅雨が明けてしまいそうなので、あと数日の間だけかもしれませんが、24AWのアイテムを先取りすることもできるかもしれません。
これからどなたの手元に旅立っていくのかを想像しておきましょうかね。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

24AWのアイテムをもしかしたら着られるかも、なんて淡い期待ができず悲しみながら、本日はINNATのGARMENT-DYED CHECKED SHIRTのご紹介を。
もしかしたら、もしかするかもしれない、そんな仕上がり。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

まず、こちらのは60年代のウールチェックシャツがデザインソースとなっています。
ウールでチェックのシャツ、となるともしかしたらあのブランドのシャツをイメージしているのか、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
それもそのはず、あの某ブランドのシャツが着想源ですので。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

それでも、そのままウールを採用しているわけではありません。
ここで採用されているのは、アセテートとコットン、レーヨンによるチェックの混紡生地。
そのため、某ブランドのやや重ためな印象は感じられず、むしろINNATらしく軽やかな佇まいを感じていただけるかと思います。
ここまで異なる生地を採用しているとなると、もしかしたらあの某ブランドがソースではないのでは、と疑いたくなってしまうかもしれませんね。
それはないか。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

そのチェック生地は、ボタニカルの製品染めが施されています。
ただ製品染めが施されているだけではなく、色味を染め分けされたもの。
そうすることで、もしかしたら浮かび上がっているのか、と錯覚するようなチェック柄に仕上がっていますよ。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

上述した生地が軽やかな佇まいを実現しているのはもちろんですが、それに加えて要所要所をカットオフにしている点もそう感じさせる要因かと思います。
カットオフされている部分は、裾、袖、襟、フラップ、です。
もしかしたらほとんどカットオフなのでは、なんて思ってしまいますが、その通りですね。
そのおかげもあって軽やかな佇まいに拍車をかけてくれているはず。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

ほとんどがカットオフにされているとはいえ、どこかいやらしい雰囲気は感じさせません。
場合によっては、わざとらしく見えてしまうこともありますが、そこは古着がお好きな谷さんのバランスが見て取れる気がしてしまいます。
このバランスには、もしかしたら新品と古着の中間を狙っているのかもな、と勝手ながらに考えている次第。
あくまで勝手な妄想ですけどね。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

また、色味はSumikuroではなく、Inkです。
Sumikuroでは備長炭から色味を抽出していますが、Inkでは墨から抽出し、ボタニカルのハイブリッド後染加工が施されたもの。
もしかしたら墨だからなのかもしれませんが、黒に限りなく近い茶色のようにも見えたりするんですよね。
こればかりは僕の目がおかしかったり、隣り合うグレーによる錯覚かもしれないので、お気になさらず。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-
 
もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-

そしてサイズ感については、だらんとゆとりのある設計です。
アームも長めの設定となっており、このような場合はどうしても袖のボタンを留めずにだらりとしたくなってしまいます。
そのほうがもしかしたらINNATらしいリラックスした雰囲気が出るのかな、なんて考えたりも。
ただ僕の好みなだけですけどね。
ちなみにトップボタンも留められるので、その時の気分に合わせていただければ。

ここまでお読みいただいた方は、もしかしたらあの某アーティストをイメージしているのかな、と読み取った方もいらっしゃるでしょうか。
そう読み取った方、はい、その通りです。

もしかしたら|GARMENT-DYED CHECKED SHIRT|INNAT 24AW|えん -en-
GARMENT-DYED CHECKED SHIRT ¥41,800 (in tax)

ひと目見てもしかしたらそうなのかな、とわかりやすいこともたまには良いのかもな、と思わされてしまいますね。
もしかしたらあの某ブランドのシャツを、もしかしたらあの某アーティストを、と感じ取る楽しさがあり、それでもINNATらしい軽やかな佇まいに仕上がったGARMENT-DYED CHECKED SHIRTを是非。

池田

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