では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

では

こんばんは。池田です。

今日の東京はまるで真冬とは思えない気温になっていますね。
こんな気温では桜が起きてしまいそう。
昨日は真冬だと感じられたものの、ここ最近は気温が高めな日も多いので桜を起こそうとしているのでしょうか。
これでは入学式に桜が咲くなんてまるで現実的ではないですよね。
もはや今では入学式と桜は仲違いかもしれませんけども。
いや、むしろ卒業式と桜の関係性が深まってしまっているのでは、なんて思ったり。
兎にも角にも、冬の寒さを楽しみたい気持ちもありつつ、25SSが始まっている中で暖かくなるのは願ったり叶ったりかもしれませんね。

あれ、つい先日も同じように桜の話を書いていたのでは、と気付かれた方はいらっしゃるのかな、と想いを馳せている中、デザイナー退任劇からの新任劇も取り沙汰されていますね。
個人的に好きだったブランドのクリエイティブディレクターにあの方が就任するのではないかと急浮上していることも見逃せません。
ブランドのその方の親和性が高いようにも思いつつ、これまでとは変わってしまいそうだとも思いつつ。
まだ就任が確定したわけではないのでなんとも言い難いんですけどね。
加えて、事業継承からすぐにデザイナー退任が報道されたと思いきや、すぐに次期デザイナー就任の報道もあったり。
当分はデザインチームで続けていくのかな、なんて素人の予想ではまるで的中しませんでした。
ここまで早い交代劇となると綿密に計画されていたのではないでしょうかね。
わからないですけどね。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

あれ、つい先日も去就の話を書いていたのでは、と書く話題が尽きそうなことを気付かれてしまいそうになりながら、本日はsatouのgrandad trousersのご紹介を。
これからの暖かな時期ならではの最適な仕上がりになっているかと。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

こちらはかなり太めなシルエットで仕上げられたトラウザーズとなっています。
ウエストは2タックが入れられているので、よりゆとりや立体感を感じていただけるのではないかと。
それにセンタークリースも入れられていますし、平坦な印象は皆無ではないでしょうか。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

あくまで個人的にですが、太めやワイドと謳うアイテムであれば、これほどの太さを有していないと満足できなくなっているかもしれません。
流石にそれは言い過ぎかもしれませんが、近しい感覚を抱いている方もいらっしゃるのではないかと。
おそらく。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

共感いただける方の少なさに危惧してしまいつつ、それはさておき、ウエストの後ろ身頃にはゴムが備わったイージー仕様となっています。
この仕様はもしかしたらお爺ちゃんでも楽に穿ける意図があるのではないか、なんて考えてしまいますが、これも流石に言い過ぎかもしれませんね。
実際に楽に穿けることは事実なのであながち間違ってはいないのかもしれませんけども。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

もちろんそれだけではなく、ベルトループも備えてありますので、人を選ばずに穿いていただけるはず。
ちなみにベルトループは二段構えの仕様になっているので、ナローベルトなど細めのベルトを締めたい時にご活用ください。
念の為注釈を付けさせていただくと、ドローコードはついていないのでお気をつけて。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

加えて、ヒップポケットはsatouならではの立体的なものとなっています。
立体的ではあるものの、生地が柔らかいだけに独立はしてもらえずに、へなへなな佇まいになってしまいます。
なんとか独立させて綺麗に見せようと努力はしたものの、全くその通りにはできませんでしたが、このへなへなな佇まいが愛らしく感じられますね。
このヒップポケットは右側にハンドステッチが鎮座しており、一方の左側はボタン付きでボタンホールは斜めの仕様となっています。
ヒップポケットと侮るなかれ、ここでもsatouならではのらしさを垣間見せてくれるもの。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

それでは続きまして生地について。
使用されているのはリネンと竹の混紡生地です。
リネンだけでなく竹が加わることによって、リネン特有のじゃりっとした生地感が抑えられているかと思います。
おそらく竹生地の防菌や消臭の性能もあるのではないか、とは思いつつ、定かではないので深く言及することはやめておきます。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

また、その生地を製品洗いすることによって柔らかな生地感が生み出されています。
清涼感があってこれほど柔らかいとなると、なんだか寝間着にしたくなってしまいそう。
そんな勿体無いことはしませんが、それほど心地良い生地感になっているかと。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-

上述した通り、リネンと竹ならではの清涼感のある生地感が実現しています。
これは暖かくなってくる時期には最適な生地と言えるでしょうね。
真夏でもショーツをあまり穿かない方に快適な日々を過ごさせてくれること間違いなし。
何度も言うようですが、かく言う僕もそのひとりなので快適な日々を過ごさせていただきたいです。
ではあるものの、快適に過ごさせてくれるか否かは皆さま次第なんですけどね。

では|grandad trousers|satou 25SS|えん -en-
grandad trousers ¥39,600 (in tax)

自分ならではの要素はどこにあるのだろうか、と考え込んでしまいそうです。
しっかり太さのある設計にsatouならではの要素も落とし込まれ、これからの暖かくなる時期には最適ではないかと思わせてくれる生地によって仕上げられたsatouのgrandad trousersを是非。

池田

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    こんばんは。池田です。 何やら西日本から梅雨が明け始めてきましたね。例年においてはもう少し長い気がしますし、実際もう少し長いはず。もちろん梅雨明けすることは喜ばしい限りではありますが、気温においてはまるで喜ばしくないですよね。もはや真夏の様相を呈してしまっているものの、さらに気温が高まるともなるともう危険でしかありません。ここ数年の春においても春ものを着る機会が少なかったところ、今年はさらに少ない、というよりもほとんどなかったですね。来年からはいよいよ二季が現実味を帯びてくることを予想しておきます。 二季が現実味を帯びてきようとも季節においては抗えないな、と肩を落としている中、先日の定休日には過酷な胃カメラと対峙してきました。もう辛さにおいては過去最も辛いと言っても過言ではないと思っている胃カメラ。案の定辛すぎましたし、案の定涙が溢れました。その辛さの後の検査結果も緊張してしまいましたが、結果においては健康体。ひと安心です。もし結果が悪くて営業できなくなってしまっては元も子もないですし、もしかしたらお酒が飲めなくなってしまうと考えると生き甲斐がなくなってしまうのでね。とはいえ、毎年お酒においては控えるように言われているのでほどほどにしておくことにします。   お酒を控えるという発言においてはまるで信憑性を感じさせない気もしながら、本日はBlanc YMのSILK COTTON SKIPPER SHIRTSのご紹介を。Blanc YMにおいては欠かせない存在の1着かと。 Blanc YMのアイテムは初めてのご紹介にはなりますが、Blanc YMのご紹介においては『始め』に書かせていただいているので気になる方はご覧いただければ。ご紹介とまでは言えない内容かもしれませんが悪しからず。 ということで、こちらのスキッパーシャツはBlanc YMにおいて定番アイテムとして展開されています。Blanc YMを既にご存知の方々からしたら、とやかく僕が書く必要がないほどの存在とも言えるかもしれませんね。それほど確立した存在ではないかと。 デザインにおいては至極シンプルと言えるでしょうか。もちろんシンプルであることは否定できませんが、それだけに留まることはもちろんありません。それだけに留まっていたらセレクトなんてしないので当たり前ですかね。 そんなこんなで見ていただければわかるかと思いますが、シンプルなだけに留まらないと感じさせるのがこのたっぷりとしたシルエット。ワイドシャツとアイテム説明にもある通り、ワイドシャツという名に偽りなしと言えるのではないでしょうか。ことスキッパーシャツにおいて抜けた雰囲気を欲してしまう僕としては、これぞ求めていたもの、と感じてしまいます。   と、ここで終わらないのがこのスキッパーシャツの魅力。通常においては前身頃と後ろ身頃の生地幅は同等程度もしくは後ろ身頃がやや幅広め、という設計が多いかと思います。ただ、このスキッパーシャツにおいては後ろ身頃の生地幅をたっぷりとることで、背面がふわりと膨らみのあるシルエットをもたらしてくれています。試しにポケットに手を突っ込んでみるとたっぷりさがわかりやすいでしょうか。   前後の身頃が同等程度のシャツにおいては背面のサイドタックの恩恵を感じづらいかもしれませんが、このたっぷりの後ろ身頃そもった設計においてはしっかりタックが入れられていることがわかる佇まいになっているかと思います。これも膨らみとともに独特なシルエットを描き出してくれるかもしれませんね。   他の設計部分においてはアームホールがぴんと直線的に走っている点も特徴的かと。身頃のふわりと膨らみあるシルエットとは打って変わっているとも言えそうです。ともなると、袖を捲らずに、むしろボタンを外してだらんとさせたくなってしまうかもしれません。なんて言いながら、僕はことシャツにおいてはボタンを留めずにだらんとさせるスタイルが好きなので、そうしたくなってしまうこと必至なんですけどね。 そこに採用されているのがシルクとコットンの混紡生地となっています。もしよくこの『はなし -diary-』をよくお読みいただいている方がいらっしゃったら、いや、いないか、というのはさておき、数ある生地において僕の最も好みであると言っても過言ではないのがシルクとコットンの混紡生地なんですよね。デザイナーの宮内さんにおいても好みの生地とのことで、案の定僕の好みに刺さりに刺さってしまったわけです。 この刺さりに刺さった生地のシルクについては生産時にどうしても出てしまう棉を使った短めなシルクノイル糸となっています。であるが故に、ネップやムラが生じる生地感に。これがとにかくたまりません。この生地感においては画像ではお伝えしづらいのですが、実物を見ていただければ間違いなく見てとれるネップ感のある表情に仕上がっているので是非実物をご覧いただければと。 それらのネップやムラのある生地感に加えて、ほわりとした空気を含んだような心地良さももたらしてくれています。シルエットに膨らみを感じさせるだけでなく、生地感においても膨らみを感じさせてくれ、より柔らかな存在に昇華した仕上がり。これはネップによる良い野暮感がありつつも軽やかな立ち振る舞いをしてくれており、もう文句なしですね。 シルク混ということもあり、秋冬ものにおいて欠かせない保温性があるだけでなく、通気性も持ち合わせているので真夏以外は着ていただけるかと思います。流石に真夏は厳しいようにも思いつつ、インナーにタンクトップなんかを差し込んでいただければ今の時期も着ていただけるような、厳しいような。薄手ではないのでもしかしたら今の時期も厳しいかもしれませんが、室内で過ごす時間が多い日であれば着ていただける、かなと。 上述したようにシルク混のほわりと膨らみある柔らかな生地が採用されていることに加え、実は設計においても生地の切り替えが少なくなっているため、綺麗な落ち感を映し出してくれているんですよね。シルエットに膨らみがあるとは言ったものの、この落ち感によって愛らし過ぎる印象は受けないはず。むしろ品さえ感じさせる佇まいになっているかと思います。...

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