過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-

過ぎない

こんばんは。池田です。

なんとも心地の良い天気。
暑過ぎない、寒過ぎない、非常に快適に過ごすことができますね。
こんな日が続いてほしいとは思いつつ、アウターも着たい気持ちがあるので、もう少し気温が下がっても良いかもしれません。
ニットやスウェットに厚過ぎないアウターを着て丁度良い程度の気温が良いですかね。
そんな甘い考えをしていると、冬本番に痛い目に遭いそうなので、準備は怠らないようにせねば、です。

このようにのほほんと毎日営業していますが、気付くと10月も残り1週間で終わってしまうんですね。
早過ぎないですかね。
いつにも増して早かった気がしてしまいます。
毎月書いているかもしれませんけど。
そう考えると今年もあと2ヶ月のみ。
そろそろ年末年始の営業も考えないとですね。

過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-

年末年始は休み過ぎない程度に連休をもらおうかな、なんて考えながら、本日はsatouのhalf zip sweatのご紹介です。
ご紹介が遅過ぎないか、と自分でも思いつつ。
とにかく何においても過ぎないことで良いバランスに仕上がった1着です。

過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-

アイテム名を読んで字の如く、ハーフジップのスウェットです。
なんだか今季はハーフジップのアイテムを多めにセレクトしている気がしますが、展示会の時に気分がハーフジップに偏っていたのでしょうか。
全く覚えてないですが、多過ぎない程度のアイテム数なので、良しとしましょうかね。

過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-

というわけで、ハーフジップと言うとハイネックやクルーネックのものをイメージするでしょうか。
僕はハイネックを1番にイメージしてしまいます。
しかし、こちらはそのどちらでもなく、クルーネックよりも衿をやや高くしたデザイン。
高めているとは言っても、ハイネックほど高過ぎない程度です。

過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-

衿があることで、カジュアル寄りのイメージのあるハーフジップアイテムが、程良いきちんと感が出ていますかね。
カジュアル過ぎないし、きちんとし過ぎない、絶妙な塩梅かと思います。

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そこに採用されているのは、ぽつんと佇んでいるかのようなジップ。
主張し過ぎない、あくまで引き立て役に徹しているかのような存在ですね。
名脇役といったところでしょうか。

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また、左袖には23SSで使用されていた押し花のプリントが施されています。
これまた主張し過ぎない演出。
名脇役が揃った作品になる予感がしてしまいますね。

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生地については吊り裏毛を使用。
仕上がった製品の状態でバイオウォッシュ加工が施されているため、度目が詰まった生地感です。
ただ、柔らかな吊り裏毛の生地感は残されており、決して硬過ぎない、むしろ柔らかさの方が勝る心地良さに仕上がっているかと。

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色味はkinariとaiの2色。
kinariは自然体のような雰囲気が漂っていますかね。
ここでもカジュアル過ぎない、きちんとして綺麗過ぎない、良い塩梅の仕上がりかと思います。

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一方のaiは、satouでは毎シーズン採用している、宮崎県の「じゅうじ染め」という藍染で製品染めされています。
さらに23SSでも展開のあったムラ染めにすることで特徴的な表情に。
ムラとは言っても、大胆過ぎない染め上がりになっているので、主張し過ぎない表情ではないでしょうか。

過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-

そしてシルエットに関しては、ややゆったりとはしているものの、丈が長過ぎない、ゆる過ぎない、程良いサイズ感です。
袖はやや長めの設計になっているので、溜まった部分で愛嬌を感じられるかと。
もちろん長過ぎないですよ。

過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-

satouのアイテムはどれもデザインし過ぎない心地良さがあるんですよね。
かといって、シンプル過ぎない。
その中に日本の伝統や文化、加えてちょっとしたいなたさがなんとも言えない魅力ですね。
佐藤さんの人柄が映し出されているな、なんて勝手に考えてしまいました。

過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-
half zip sweat kinari ¥30,800 (in tax)
 
過ぎない|half zip sweat|satou 23AW|えん -en-
half zip sweat ai ¥48,400 (in tax)

気を張り過ぎないことで見えてくるものもある、と優しい言葉をかけてくれそうですね。
デザイン、パターン、生地、染め、それぞれやり過ぎないけれど、satouらしさを感じる1着に仕上がったhalf zip sweatを是非。

池田

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    こんばんは。池田です。 何やら西日本から梅雨が明け始めてきましたね。例年においてはもう少し長い気がしますし、実際もう少し長いはず。もちろん梅雨明けすることは喜ばしい限りではありますが、気温においてはまるで喜ばしくないですよね。もはや真夏の様相を呈してしまっているものの、さらに気温が高まるともなるともう危険でしかありません。ここ数年の春においても春ものを着る機会が少なかったところ、今年はさらに少ない、というよりもほとんどなかったですね。来年からはいよいよ二季が現実味を帯びてくることを予想しておきます。 二季が現実味を帯びてきようとも季節においては抗えないな、と肩を落としている中、先日の定休日には過酷な胃カメラと対峙してきました。もう辛さにおいては過去最も辛いと言っても過言ではないと思っている胃カメラ。案の定辛すぎましたし、案の定涙が溢れました。その辛さの後の検査結果も緊張してしまいましたが、結果においては健康体。ひと安心です。もし結果が悪くて営業できなくなってしまっては元も子もないですし、もしかしたらお酒が飲めなくなってしまうと考えると生き甲斐がなくなってしまうのでね。とはいえ、毎年お酒においては控えるように言われているのでほどほどにしておくことにします。   お酒を控えるという発言においてはまるで信憑性を感じさせない気もしながら、本日はBlanc YMのSILK COTTON SKIPPER SHIRTSのご紹介を。Blanc YMにおいては欠かせない存在の1着かと。 Blanc YMのアイテムは初めてのご紹介にはなりますが、Blanc YMのご紹介においては『始め』に書かせていただいているので気になる方はご覧いただければ。ご紹介とまでは言えない内容かもしれませんが悪しからず。 ということで、こちらのスキッパーシャツはBlanc YMにおいて定番アイテムとして展開されています。Blanc YMを既にご存知の方々からしたら、とやかく僕が書く必要がないほどの存在とも言えるかもしれませんね。それほど確立した存在ではないかと。 デザインにおいては至極シンプルと言えるでしょうか。もちろんシンプルであることは否定できませんが、それだけに留まることはもちろんありません。それだけに留まっていたらセレクトなんてしないので当たり前ですかね。 そんなこんなで見ていただければわかるかと思いますが、シンプルなだけに留まらないと感じさせるのがこのたっぷりとしたシルエット。ワイドシャツとアイテム説明にもある通り、ワイドシャツという名に偽りなしと言えるのではないでしょうか。ことスキッパーシャツにおいて抜けた雰囲気を欲してしまう僕としては、これぞ求めていたもの、と感じてしまいます。   と、ここで終わらないのがこのスキッパーシャツの魅力。通常においては前身頃と後ろ身頃の生地幅は同等程度もしくは後ろ身頃がやや幅広め、という設計が多いかと思います。ただ、このスキッパーシャツにおいては後ろ身頃の生地幅をたっぷりとることで、背面がふわりと膨らみのあるシルエットをもたらしてくれています。試しにポケットに手を突っ込んでみるとたっぷりさがわかりやすいでしょうか。   前後の身頃が同等程度のシャツにおいては背面のサイドタックの恩恵を感じづらいかもしれませんが、このたっぷりの後ろ身頃そもった設計においてはしっかりタックが入れられていることがわかる佇まいになっているかと思います。これも膨らみとともに独特なシルエットを描き出してくれるかもしれませんね。   他の設計部分においてはアームホールがぴんと直線的に走っている点も特徴的かと。身頃のふわりと膨らみあるシルエットとは打って変わっているとも言えそうです。ともなると、袖を捲らずに、むしろボタンを外してだらんとさせたくなってしまうかもしれません。なんて言いながら、僕はことシャツにおいてはボタンを留めずにだらんとさせるスタイルが好きなので、そうしたくなってしまうこと必至なんですけどね。 そこに採用されているのがシルクとコットンの混紡生地となっています。もしよくこの『はなし -diary-』をよくお読みいただいている方がいらっしゃったら、いや、いないか、というのはさておき、数ある生地において僕の最も好みであると言っても過言ではないのがシルクとコットンの混紡生地なんですよね。デザイナーの宮内さんにおいても好みの生地とのことで、案の定僕の好みに刺さりに刺さってしまったわけです。 この刺さりに刺さった生地のシルクについては生産時にどうしても出てしまう棉を使った短めなシルクノイル糸となっています。であるが故に、ネップやムラが生じる生地感に。これがとにかくたまりません。この生地感においては画像ではお伝えしづらいのですが、実物を見ていただければ間違いなく見てとれるネップ感のある表情に仕上がっているので是非実物をご覧いただければと。 それらのネップやムラのある生地感に加えて、ほわりとした空気を含んだような心地良さももたらしてくれています。シルエットに膨らみを感じさせるだけでなく、生地感においても膨らみを感じさせてくれ、より柔らかな存在に昇華した仕上がり。これはネップによる良い野暮感がありつつも軽やかな立ち振る舞いをしてくれており、もう文句なしですね。 シルク混ということもあり、秋冬ものにおいて欠かせない保温性があるだけでなく、通気性も持ち合わせているので真夏以外は着ていただけるかと思います。流石に真夏は厳しいようにも思いつつ、インナーにタンクトップなんかを差し込んでいただければ今の時期も着ていただけるような、厳しいような。薄手ではないのでもしかしたら今の時期も厳しいかもしれませんが、室内で過ごす時間が多い日であれば着ていただける、かなと。 上述したようにシルク混のほわりと膨らみある柔らかな生地が採用されていることに加え、実は設計においても生地の切り替えが少なくなっているため、綺麗な落ち感を映し出してくれているんですよね。シルエットに膨らみがあるとは言ったものの、この落ち感によって愛らし過ぎる印象は受けないはず。むしろ品さえ感じさせる佇まいになっているかと思います。...

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