反して
こんばんは。池田です。
今日のONE PIECEの最新話は凄まじい内容ではありませんでしたが、今後の展開がどう進んでいくのかが気になってしまいました。
何よりあの人物が組織に反していくような発言もありましたし。
どっちつかずだからこそ、あのような発言になったのでしょうが、それ故に今後はどちら側で動いていくのかが気になるところ。
そして最後に登場した謎の人物の影も気になってしまいますね。
普通に考えると火の傷の男のような気もしつつ、そんな予想に反して全くの新しい人物かもしれませんし、これまた非常に気になってしまいます。
この最終章は寄り道せずに突き進んでいきそうな気がするので、もしかしたら再来週の最新話で早々にこれらが明かされるかもしれませんね。
寄り道せずに突き進むという僕の予想には反していただきたいな、と望みを唱えている中、古着から秋冬始めをしてしまいました。
流石に24AWのアイテムに手を出すことはできませんしね。
そんなことをしたら運営に反しているとも言えてしまいますし。
とはいえ、個人用のオーダーをしていれば済む話ではあるんですけども。
そこまでの余裕はないので致し方なし。
というわけで、古着のニットを営業前にyauranさんにて購入してきました。
YASHIKIだけでも相当な数のニットを所有しているので、古着のニットは出来るだけ買わない方針を取っていたのですが、見事にその方針に反してしまう結果に。
それだけ欲しいと思えるデザインだったので抗うことができませんでした。
購入してしまったものはこれまた致し方なしなので、今季のアイテムでニットは出来るだけ控えるしかないですね。
今は運営に反してしまうだけでなく、季節にも反しているので、なんとか我慢せねば、です。
季節に反していても欲しいものは欲しいですよね、と共感をいただきたいな、と思いつつ、本日は山内の極重ヘビーメルトン・サイドシームレスワンタックパンツのご紹介です。
反しているからこその魅力が詰まった仕上がりかと。
まずなんと言ってもこの採用されている生地。
これが本当にとんでもない。
アイテム名からも垣間見えますが、極めて重いです。
まさに極重。
ここまでの重さは近年作られている洋服ではなかなか出会えないのではないでしょうか。
近年ではテックものだけに限らず、どんなアイテムだろうと軽いことが正義、とでも言えるかもしれませんよね。
そんな近年の流れに反しているかのような、この重み。
凄まじい限り。
それでは、そんな凄まじい生地の詳細を。
ここで採用されている生地を大まかに括ってしまうとヘビーメルトンではあるのですが、従来のヘビーメルトンの定義から反していると思えるほどになっているかと思います。
なんと言っても、目付が1,000g/㎡を超えていますので。
僕も生地の知識が豊富とまでは言えないものの、この数字は凄まじいことはわかります。
どれだけ凄まじいのかご理解いただくために、それぞれのアイテムの目安の数字を下記に羅列しておきますね。
シャツ:100〜150g/㎡
パンツ:250〜300g/㎡
ジャケット・コート:250〜350g/㎡
いやいや、桁がそもそも違いますね。
アウター類の倍以上ですからね。
それは凄まじいわけだ、と納得せざるを得ません。
こればかりは近年使用されている生地からは反している、と言っても良さそうでしょうか。
その恐ろしいほどの生地は、タテ⽷の梳⽑とヨコ⽷の紡⽑によるキャバリーツイルによって実現されています。
これによって、この重厚という言葉では片付けられないほどの重みになっているというわけですね。
”男”ではなく”漢”と表現したくなるような感覚とでも言いましょうか。
この例えはよくわからないかもしれませんが、兎にも角にも圧倒的な存在感を放っているかと。
これだけ重い重いと書いてしまっていますが、いざ穿いてみると、不思議とそこまでの重さは感じさせません。
思わず手刀を繰り出してしまいたくなるほど。
なんて冗談は置いておいて、もちろん他のパンツと比較した暁には重いと感じてしまいますけどね。
ただ、持ってみた時と比較すると、それとは反して穿いた時の方が断然重さは感じないかと。
むしろ今や古着でしか感じられないようなこの重みに心地良さすら感じていただけるかもしれません。
これは僕だけかもしれませんけども。
という、凄まじいヘビーメルトンを使用したテーパードパンツ。
デザインとしてはサイドシームを排除されているなど、凄まじい存在感を放つ生地に反して潔さを感じられる仕上がりになっているでしょうかね。
山内のアイテムでは総じて言えることですが、潔いデザインにすることによって、生地感を存分に味わっていただけるかと。
こちらのパンツは特にですね。
その中でも持ち出しのように曲線を描くウエストは、タックインした時には小気味の良い表情を映し出してくれそうです。
また、フロントは深くとられたタックにセンタークリースが入れられています。
そのため、自立してしまうのでは、とも思えてしまうほどの重厚な生地も相まって、どこか凛とした佇まいになっている気も。
この重厚な生地とセンタークリースのおかげで、何をしようとも綺麗なシルエットを生み出してくれますよ。
意見やら考えやら、何かと反してしまうことは良くはないものの、時には反してぶつかることも大切だったりするよな、と考えさせられますね。
近年の洋服に対する考えやヘビーメルトンの定義に反していることで、唯一無二の魅力を放つ山内の極重ヘビーメルトン・サイドシームレスワンタックパンツを是非。
池田